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もしもOumaが書家だったら、ART SHODO TOKYOにどう応募するかを真剣に考えてみた。

みじんこアート, みじん講義

もしもOumaが書家だったら、ART SHODO TOKYOにどう応募するかを真剣に考えてみた。

別に好評でもないOumaがもしも書家だったらシリーズ。ずいぶん美味しいコンペができて、本当に今現在、書をやっている人たちはうらやましいばかり。最速で駆け上がろうとする私は、「あーあ、私も書家だったらなぁ」と本気で残念に思いますよ。そんなわけで、もしも私が書家だったら、この展覧会をきっかけにおっきなバックがついて、現代アート界を席巻しちゃうんだろうな、というのを夢想してみました。

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ART SHODO TOKYOとは

ART SHODO TOKYOは書家であり現代美術家の山本尚志さんの声かけによって2018年春頃をめどに予定される現代アート書道の祭典。次の現代アート書家の発掘も目的としています。下記の告知の後、ART SHODO TOKYOという名前で進めることになりました。(呼称提案が私です!笑)

今回の審査の特徴

  • 何度でも応募可能
  • 応募費用、審査費用がかからない
  • 作品レビューがある(みたい)
  • 企画展扱いなので、選ばれても出展料がかからない→(追記)変更あり。
  • 出展できれば図録を作ってもらえるかもしれない(次のチャンスがある)

こんなノーリスクのおいしいコンペ、この世にないwwwwww
知ってる人がやってるのでなければ、「作品寄贈の義務がないか(ちゃんと返却されるか)」などを事前にしっかり確認しますね。作品を持ち逃げされないようにです。あとは、主催が信頼できるのか事前に調べます。
(今回は大和プレスやギャラリーが絡むので問題ありません。)
最速でアート界を駆け上がることを目指している自分は、この利点を使い倒します。

応募の前に考えること

これだけ条件が良くても、「ひゃっほう!」でいきなり応募しないのが最速Oumaです。
応募前に考えるポイントは「万が一落ちても、それまでつくったもの、アイデア、かけた時間が無駄にならない」か。自分が一切損をしないかを考える(笑)
既存の作品をぽいぽいっとタイムラインにアップするくらいなら、ほぼ時間は無駄になりませんので、エントリーしてそこまではやります。ではその後、つくりこむかどうか。
残念ながら私は書家ではなく、今後、書や言語アートとして勝負する気もありません。つまり、ここで「書アート」としてつくり込んでも、その後、自分の作品として使っていけないのです。だから自分の場合は、これだけ条件がよくても「応募しない」という判断になるんですね。
「書」という条件がなく、ある程度寄せられるならぜんぜん応募します^^
今回は今後も書家としてやりたい、書をもって現代アートの世界で活躍したいと思ってると仮定して記事を書きます。さらに「最低限のコスト」で「最大限の成果」をあげることを考えます。

1)まずは自分のこれまでの作品を全種類応募する

最速で最大限の成果を目指す私が最初にやるのは「新たにつくらない」(笑)。既存作品の中で出せるものをまず出しちゃう。全部、ではなく「全種類」です。
つまり

↑この場合はどれか

↑この場合はぜんぶ出す。

通常、現代アートのコンペの場合、同じ現代アートのジャンルでもコンペごとに傾向があります。審査員ごとに、と言ってもいい。なので、コンペAで受かってもコンペBで落ちるということがありうる。過去の出展作を見ることである程度の傾向はつかめます。今回は初回で過去の出展作がなく、「何度でも」見てもらえるのに応募費用がかからないので、とりあえずバサリと全部出す。
これで見てもらってる間に山本作品の研究をしておきます。
つまり、どこがいいのか、何を考えてつくってるのかを考える。

参考リンク  Kegon Gallery 山本 尚志(Yumiko Chiba Associates)

これで受かった場合、展覧会までの間に受かったものに絞ってブラッシュアップする。
※受かったらそれでオッケーとは思わない。展覧会の直前まで作品をブラッシュアップする。これは展覧会「後」の展開を少しでも早めるためです。他の作家も勝ち抜いてきているので、展示会場で最大限インパクトを出す方法を考えます。私なら受かった段階で会場や与えられる壁の広さを聞いちゃう(笑)
もしも、「お声」がかかった場合、さささっとポートフォリオを出せるように、そちらも準備しておきます。最速で最大限を目指しているのでそこらへんは抜かりません。

2)どれが最高かどれが最悪かを聞く

受からなかった場合は、どれが最高でどれが最悪かを聞く。審査員の傾向をつかむということですね。1点しか出さないと、その傾向がつかみにくいのです。「これはダメ」で終わっちゃう。だから最初にまずバサッと出した。
審査期間がかなりあるので、最初に傾向をつかめばその後戦いやすくなります。
ここでいったん、ミライショドウの作家の図録を入手、読み込みます。

参考リンク  「ミライショドウ」(疾駆のページ)

各作家についてインターネットでも調べる。
ホームページ、Facebookページ、インスタグラム、Twitterなどをチェック・フォローし、ふだんどんな作品をつくって、どんな考えを発しているかをチェックするんですね。ミライショドウの作家は一度受かっているので、そこからヒントが得られることは多いです。

3)ミライショドウ作品を参考に再度制作し提出

ミライショドウの作家の中で自分と傾向が近い作家を研究。自作にその作家の要素を混ぜて再提出。
参考にする作家の要素が強すぎると、「真似」じゃん!って言われてしまうので、そこは注意。

たとえば書の基本技術のない私が参考にするなら日野公彦さんの路線なので、日野作品の評価ポイントを研究します。
よく分からない場合は本人か山本さんに話しかけて作品の良さを聞いちゃう。
(面識がない場合は、いきなり全部教えてくれは失礼なのとウザイだけなので、そこらへんは社会人として気を使いましょう笑)

小山登美夫さんの著作、「その絵、いくら? 現代アートの相場がわかる」に、『名画・名作と呼ばれる作品は「技術」「感情」「主題」のどれかが際立っている。』という一文があります。ということはつまり、これのどれかが際立ってなければ、名作と判断されることはないのです。なので、自分の作品はこの中のどれが際立っているかを考える。「技術」は分かりやすいですが、「感情」「主題」はそもそも、何を評価されてるのかが分かりにくいですよね。
なので、技術で勝負しない場合は、他の素晴らしい「感情」、素晴らしい「主題」と評価されている作品をまずは探します。この言葉だけ聞いて、自分で勝手に「これが感情!」「これが主題!」と判断しない。調査なしの自己判断は時間ロスなだけなので、最速を目指す私はやりません。

参考リンク  その絵、いくら? 現代アートの相場がわかる(小山登美夫)

さて、2で最高と言われたものと、日野作品の良さのエッセンスを混ぜて出す。
これも1点だけ出すのではなく、10種類くらい作って出す。
これでよくなったと言われるか、ダメになった、あるいは日野作品と似てきた、と言われるかを聞く。「よくなったが日野作品と似ている」なら、目指す方向の認識は合ってるので、その方向をもとにブラッシュアップ。
受かればその中でよかったやつに絞ってさらにブラッシュアップ。

4)全然ダメになった場合

もうこの場合は、自分が審査員の基準を把握しきれてないということなので、選択肢は2択。
一生諦めるか、山本さんに直接教わる、です。
山本さんが審査員ではないようですが、審査員に近い人に直接聞いちゃうのは最強のチート。
どこを見られていて、なぜダメだと思われているのかをチェックする。
自分がダメと言われている理由がちゃんと自分で分かるまで、です。

世界で活躍してる人のほとんどは、一人で戦ってないのです。つまり孤独で戦ってない。仲間と一緒に戦っている。仲間と切磋琢磨すること、作品について議論すること、情報交換すること。そうやって仲間と一緒に戦っている。孤独を選ぶというは、それだけで勝ち目が激減するということを意味しています。

合格はしなかったけど、よくなっているようであれば、少なくとも審査員の傾向をつかめているので、その方向性で伸ばしていく。出す時は常に10種類くらい変化をつけて提出することを忘れずに。

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どうしても教わりたくなく、自分一人でなんとかしたい場合は、これまでの自分がまったくやったことがない、本当に全くやりたくないものを10種類くらいつくって出す。なぜなら、今まで自分がやってきたことじゃダメってことだから。これでも全く改善が見られないと判断された場合は、一生諦める。もう向いてない。もう井上有一みたいに世界で取引されるのは無理。

5)何度も読み返す、何度も学ぶ

レビューで言われたことは、要点を全部メモしておく。そして何度も読み返す。
一度でしっくり理解できちゃうような天才ならいいんですが、少なくとも私はそうじゃない。
自分にとって当たり前になるまで、何度も言われたことを覚え直します。
だって、私は世界で活躍するアーティストでありたいから。世界中の人と、作品を通じて出会いたいから。

合わせて読みたい  書家・山本尚志氏へのインタビュー「第1回/書家が現代アートの舞台に立つ上でやるべきこと(前編)」 書家・山本尚志氏へのインタビュー「第2回/書家の強みと日ごろ意識すべき具体的なトレーニング(前編)」

参考になったでしょうか?なるべく最速で成果が出ることを目指してますが、それはね、成果が出るとやっぱり自分が嬉しいからです^^
バルセロナで個展をやる時、準備中から町の人が窓越しにきゃーきゃー言ってくれた。ロシアの個展の際には、作品に興味をもった若いアーティストさんたちがいろいろ聞いてくれて、私もそれに対して拙い英語で応えていた。そういう交流が作品を通じて生まれること。それは作家としての原動力です。それが自分が死んでからもつづいて欲しいと私は思います^^

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みじんこは、アートからいろんなことを学んでいます!ヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「おもしろいよっ。」
「たのしいよー」

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