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あいちトリエンナーレ2019より石場文子作「2と3、もしくはそれ以外(わたしと彼女)」について

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あいちトリエンナーレ2019より石場文子作「2と3、もしくはそれ以外(わたしと彼女)」について

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あいちトリエンナーレの作品を紹介していくシリーズ。今日は愛知出身のアーティストさん、石場文子さん作「2と3、もしくはそれ以外(わたしと彼女)」について。

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えっ、これマンガ?

シンプルかつ明快でおもしろかったんですよねー!最初、絵を画面に置いて写真を撮ってるのかなー、あるいは合成かな?とか思ってたら、枠線が引いてあるだけの普通の風景だった!

参考リンク  「2と3、もしくはそれ以外(わたしと彼女)」(あいちトリエンナーレ2019) ISHIBA Ayako

枠線が引かれているだけで、立体物がものすごく平面的に見えてしまう。おもしろい。なんかいきなりマンガっぽい感じになってるし。全部ふつうの立体なのにおもしろい。3次元が2次元っぽく見えてるけど、写真自体は平面なわけですよね。もっと言ってしまうと、視覚自体は脳の電気信号なわけで。

こうして見てると、枠線がはっきりあるだけでなんかフェイクっぽく見えるというか、おもちゃっぽく見えるというか。西洋の古典絵画は立体的なんですが、日本画って平面的なんですよね。マンガも同じく。2次元に見えるものに対して、本物感を自分があんまり感じないのは、自分自身が3次元だからだろうか。視覚的に驚きが多く、とても興味深い作品でした!

あいちトリエンナーレは、2019/10/14までやっているので、間に合う方はぜひ!

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