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「生き物」として認識するために2つの丸の存在が大きいという話

  • 3月 26 / 2019
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みじんこアート, みじんこ体験

「生き物」として認識するために2つの丸の存在が大きいという話

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たった数週間なのに、一気に雪が溶け、青空が広がり、世界に色が出てきました。着いたばかりの頃は曇り空ばかりで世界がなんかグレーだったんですけど。フィンランド北部出身のアーティストさんが、春になって光が現れる瞬間が本当に特別だった、と言っていたことがあるんですが、「光」に人が希望を感じたくなるのが分かる気がします。今日は生物についてのお話。

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ヒトは何に対して「生物感」を抱くのか

なんとなく私たちは自分が生きている、他人も生きているって思ってますが、そもそも生物の定義自体はヒトが決めたものなんですよね。だから普遍的な、自然の摂理的な定義はないわけです。生物学的には細胞が生命の最小単位。ほかに、自己修復できるものが生物って言う人もいる。ちょっとエストニアの村を歩きながら、周りに生物的なものがないかを考えてみました。するとこちら。

もうこれ、口の中へどーぞ、っていう顔にしか見えないw
一番簡単には、やっぱり顔の形状があるものに対して「生物」であるという感覚を抱きやすいんですよね。しかし、おもしろいことに、顔の画像が逆さまになっていると認識できないという研究もある。

参考リンク  顔が上下逆さまになると識別できない?脳の仕組みを解明

なら、目だけだったらどうなのか。つまり2つの丸だけを用意する。するとこんな↓


石を乗っけただけなのに、顔にしか見えない。


ひび割れが口っぽい。


たとえば、これは柱の押さえなんですが、これだけでも顔に見えますね。これを逆さにしたらどうなのか。

サイドの柱の向きのせいで、上の画像は元気、下の画像はちょっと落ち込んでる感じ。丸の形状的にも悲しげに見えて、なんか謝りたくなるwでも、顔っぽい感じは変わらないですね。

自分の顔を見続けると他人に見えてくるらしい

顔について、おもしろい実験をした人がいました。鏡の前で自分の顔を見つづけ「お前は誰だ」と言い続けたというもの。1つの文字をずっと見続けると違う字に見えてくるというゲシュタルト崩壊という現象がありますが、自分の顔でも起こるらしいですね。鏡に映っているのが他人に見えるとか、なんか、、コワ!!

参考リンク  鏡にむかって「お前は誰だ?」と言い続けた結果

目を感じさせる2つの丸があると、それだけで顔=生物に感じやすい。これ、目の見えない人だとどうなんですかね。なんか違う感覚があるのかな。会う機会があったら伺ってみたいです。

エストニア近況を最後に少し


こちらが着いたばかり、3月上旬の様子。


場所が違いますが3月下旬現在。着いた時は道が凍ってて滑りやすく、なかなか出歩けなかったんですが、ほぼ溶けて動きやすくなりました^^ といっても近隣に何かがあるわけではないので、同じ道を毎日散歩しながら、アート、小説、その他について思索しております。

合わせて読みたい  現代アーティストになりたい人のための~初心者の第一歩から海外展開まで役立ち記事まとめ

 

みじんこは、希望の光だよ!ヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「目もあるよっ。」
「見てるよー」

mijinconbi

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