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韓国釜山から考える整形事情~2000円でほくろ取ってきたよレポート

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韓国釜山から考える整形事情~2000円でほくろ取ってきたよレポート

みじんこショップで「ほくろ取りレポート」のオーダーありがとうございました!お店に出してすぐにオーダーしていただいたのですが、レポートがだいぶ遅くなってしまいました、すみません。今日は韓国整形事情を赤裸々レポート!

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ほくろ取りを思い立ったきっかけ

顔の真ん中にイボがある!というのに唐突に気づいたことがほくろ取りを考え始めたきっかけでした。ほくろというかちょっと出っ張ってて、イボっぽいんですよ。メラノーマ(皮膚の腫瘍)だったらどうしよ!と急に焦り、過去の自分の写真とか見たらもう何年も前からあったよう。・・・気づかなかった!なら大丈夫かな。。取れるのかなと思って調べてみたら、日本だと1個取るのに2万円とかするみたいで。そんな話を韓国でしてたら、韓国なら1個1000円くらいだよ、って話を聞きました。大きくても2000円くらいだと。調べてみると確かに、安い!

参考リンク  She`s 成形外科 / シーズ整形外科

実際に行くと決まってからの恐怖

最初は興味本位でショップに出し、売れたら覚悟決めて行ってみよーくらいのネタ的な気持ちだったんですが、実際に売れてみると、なんか急に「恐怖感」が。幼い頃に全身麻酔で手術を受けた経験はありますが(麻酔かかってるはずなのにイタイイタイと暴れたらしい)、顔にメスを入れるって初めてなわけですよ。ネットで経験者の記事を探すと「超痛かった!」みたいなコメントもあり、電気メスが刺さった瞬間に「ぎゃっ」「イター!!」→暴れる→メスが目に刺さって地獄絵図、みたいなことにならないか、とか心配になってしまう。制作が忙しいことも言い訳にしつつ、じわじわと引き延ばしつつ今に至りました、オーダーしてくださった方、遅くなってしまってすみません。

釜山のナンポ駅前のお店

行ってきたのは釜山の南浦(ナンポ)駅前のShe`s 成形外科。日本語を話せる人がいる、という理由からです。予約もなく完全初診で行ったのですが、特に待たされることもなくサクサク対応してもらえました。あと、スタッフさんに日本人がいるんですね。日本語ネイティブ良かった! なので言語面はまったく問題なし。また、費用も韓国人と外国人で金額が違うってこともないそうです。

まずは「ほくろ取りについての説明を聞きたい」と話します。まだこの時点では「とりあえず今日はカウンセリングだけにしよかな、、」とビクビクしてたので、いきなりやるとは言わず、笑。話を聞いてから決めたいですという感じで伝えました。最初に問診票みたいなのを渡されるので、どこの部分のほくろを取りたいか、というのを記載、自分の名前や住所、メアド、生年月日、年齢などを書いて戻します。

ちなみに取りたかったのはこちらの2か所。鼻の上のやつのがちょっと大きくて、目の下のやつは少し小さめです。最初は先生のカウンセリング。実物を診てもらいます。鼻の上のほうが肉がない部分なのとけっこう大きいことがあるので、数回に分けて取らないときれいにならないかも、と。もしかしたらへこみ痕みたいなのができてしまうかも、という話をされました。複数回に分けて同じ場所をやる時には、3~6か月あける必要があるみたいです。
そんなに頻繁に釜山には来ないので、一度でなるべく取ってもらうほうを選択。痕が残ったとしても、今は凸なのが凹になるだけですからね。なんでこんな風になっちゃうんですか?って聞いてみたんですが、原因ははっきり分からないそうです。まぁ、一概に言えないよね。手術時間は1つ5~10分くらい。ほんとにあっという間に終わるようなので、もう覚悟を決めてやってしまうことにします。
やる!と決めてから先にお会計。私の場合は1つのサイズが大きいので1個22,000W(約2000円)で44,000Wでした。診察料はかからないみたいね。クレジットカードでのお買い物もOKです。

表面麻酔用のクリームを塗られてしばらく待ちます。表面麻酔でどこまで効くんだろう、ドキドキとしつつ、鼻の上だけじんわりした感覚があります。周辺皮膚を触っても普通に痛覚あり。待合室にはコーヒーや紅茶、お水などの飲み物もあるし、Wifiもあるので待ち時間は特に苦でもなく。15~20分くらい待って呼ばれます。部屋はそれほど広くなく、一人分のベッドと器具があるくらい。天井についた2~3つの無影灯がベッドを照らしています。もうちょっと広い部屋も途中にあったのですが、それはもっと本格的な手術用かもしれない。

いよいよ手術開始!

ベッドの上に仰向けに寝てると顔に無影灯の光が当てられます。めっちゃ眩しいので目はつぶるんですが、そのまま目をつぶって先生を待ちます。この時が一番コエー!顔に思わずぎゅっと力が入ってしかめっ面になっちゃうんですが、やめられない。先生が来ていよいよ始まるぞって時に、「力入れすぎないでくださいねー」って何度も言われました。そんなこと言われても怖いんですもの。
目の下の小さいほうから始まりますが、電気メスのじゅじゅっとした感じで、焼けた魚みたいな臭いがします。手術で電メス使う時によく臭うのと全く同じ。痛みはあるんですけど、そんなひどくなくて、チクチクした感じです。針でつつかれてるような感じ。ちょっとですが痛くはあるので、ずっと受けてるとじんわり涙が出てきます。でも予想より全然。出産したことがあるお母さんからしたら痛みにも入らないレベルかと。
鼻の上のほうが少し時間かかりましたが、それでも10分しないくらいでしょうか。頭を先生に押さえられながらの作業なので、痛みによる反射で思わず動いちゃって変なとこにブサー!みたいなこともなさそうです。終わった後に自分のほくろの細胞のスタンプ標本が欲しいと言おうかと思ってましたが、電メスで焼き落としてるっぽかったのでやめました。細胞はすでに手術中に破壊されてそうです。

終わった後は消毒ののち、透明なテープを貼ってもらって完了。処方箋と説明書をもらえるので、近所の薬局に薬をもらいにいっておしまいです。再診の必要もなし。

薬は抗生剤、抗炎症鎮痛剤、胃薬(たぶん抗生剤の副作用緩和のため)の3種類が処方され、1日3回3日間飲むように指示されます。顔の絆創膏は最初は漿液が出ることもあるので1日3~4日は張り替えるように、とのことでした。費用は薬と絆創膏全部合わせて23,900W(約2200円)。トータルで6000円ちょっとでしたね。目立つかなぁと思ってマスクとか持ってきてたんですが、透明なこともあってほとんど分からないですね。1週間だけサウナや入浴、激しい運動を避けるようにとのこと。テープを貼っていれば化粧もしていいそうです。あと、しばらくは日焼けに気をつけるようにとのことでした。ほくろの場合は再発の可能性もあるみたいですね。私のはなんか正式なほくろ感(?)があんまりないので、色が戻るってことはないかもしれない。今後変わったことがあればまた続編を書こうかと思います。

テープを貼り変える時にどうなってるのか見てみたら、なんかニキビを爪で削った時にできるクレーターと似たようなのがあるくらいで、別に大したことになってない。薬を飲んでるせいか全然痛くもないし。初体験だったのでビクビクしてましたが、全然大したことなかったですね。
戻ってからレジデンス先の韓国人アーティストさんに「ついにやってきたよ!」って報告したら、「えー、そんなの整形じゃないよー!」っていう意見も。うん、まぁ確かに。これで整形しました!ってのはちょっと盛ってる感ある。しかしなぜだろう、と。韓国で整形について話を聞くと、「あんまりいいと思わない」という人の多くが「自然のままがいい」っていう意見なんですよね。でも、そう言ってる本人は髪を金髪にしまくってたりする(自然ってなに)。
日本だと女優の整形「疑惑」みたいに言われますが、韓国では「私も整形してます!」ときれいな女優さんが言い、それがプロモーションになってることもあるみたいです。今回、土曜日に行ったのですが、待ってる人は若い女性がけっこう多かった(4人くらい)。韓国では顔をフル整形しても2万円くらいだそうです(フルってどこまで何をするんだろう・・・?)
ちなみに私は整形別にアリ派です。自然のほうが魅力的とか言う意見がありますが、そもそも自然ってなによっていう。見栄えがいいほうが年収が高くなる、仕事ができるように見られやすいっていうのも心理学的に確実にあるし、見た目の性と身体の性が一致していない人もいる。今回、健康で手術をするという心理的恐怖感も分かったし、それでも変わりたいと思ってる人がいるなら、その気持ちは尊重されるほうがいいなというのをより実感しました。そもそも誰にも迷惑をかけてないことですから。うむ、いろんな経験ができた、やってよかったです^^。

医療についての議論の場を提供

実はちょうど、今準備している個展のタイトルが「Hospital」なんですよね。医療について考える展示なので、実体験を積んでみたい経験は確かにありました。だって整形ってこれまでの医療と概念がけっこう違って、「健康な人が受ける医療」なんですよ。医療技術の進歩により、これまでにはなかった問題、ヒトクローン、安楽死、遺伝子診断(出生前も含む)などが生まれてきました。しかし、我々は医療について議論する機会をあまり持たないんですよね。病気になってから、あるいは病人を前にした時には「忌憚ない意見」って出しにくい。そもそも、自分が病気になってる期間と健康でいる期間を考えたら、だいたいは後者のほうが圧倒的に長いわけです(だから生命保険のような不幸の宝くじが成立する)。介護や障がい、病気が身近にないと、日常的に医療について友達とかと話す機会ってなかなかないと思うのですよね。そういう意味では、「整形」という文化があるおかげで、日常的に「どう思う?」と話す機会がある。
世界で初めて安楽死が行われたのはオランダだそうですが、オランダの安楽死の議論というのは、医師である娘が病気に苦しみ自殺したいけどできない母を安楽死させた(1971年)ことがきっかけで始まりました。ただ、安楽死が合法かされるまでにはそこから30年がかかっている。

参考リンク  オランダで、安楽死の容認はなぜ可能なのか

医療ってすべての人がけっこう密接に関わる科学だと思うんですよね。まぁすべての科学は全部そうだって言えばそうですけど、地質学とかあんまり関わってる実感なくないですか?医療ってなんか専門的で難しい。けど、すべての人が関わるからこそ、いろんな立場で議論する場、意見交換する場が必要なことも確かです。議論のきっかけになるという意味では「獣医療」もそうかもしれない。動物は人間より寿命が短いし、病気、老衰、死を見ていくことでその悲しみを目の前で経験することになりますから。医療を考える上でアートがもっと貢献できるといいなと思っております。
そんなわけで今日は韓国の整形事情と医療についてでした!

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