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【制作ノート】線を繋ぐように思考するということ

  • 11月 21 / 2019
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みじんこアート, みじんこの活動

【制作ノート】線を繋ぐように思考するということ

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作品の発展以外に、長編小説のアイデアについて地道にためているんですが、そこでちょっと気づいたことを。

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小説のアイデアは「点」だった

アートをやり始めてから、ステートメントがはっきりするまでは割とあっちこっち迷走してたんですが、今はようやく軸が決まって自分の頭の中も整理されてきたなという感じがあります。小説のほうもそこから派生している感じではありますが、アートほどはまとまっていない。でも一番書きたいテーマは医療のことや生命のことだったりするので、そのアイデアをいろいろ書き溜めてたりします。
長編小説は現在、ほそぼそと2作目を書いているのですが、それとは別に処女作の異世界医療ファンタジー「夜の案内者」のもとになった原案(学生時代に考えてたやつ)を軸にしたアイデアを出してたんですが、、これ、あんまうまくいかないパターンだなと気づいたんですね。

小説のアイデア出しを習慣づけられるように毎日1つずつ義務的にやってたんですが、中にはそこそこ良さそうなアイデアも出るけど、だいたい「別に」程度なんですね。なんか頑張ってアイデアを出そうとした残骸、みたいな感じで、大しておもしろげでもなく。こういうアイデアの出し方でなく、ありものを「深める」アイデアの出し方をしたほうが、最初はゴミでもつづけるうちにちゃんと深まってくるだろうなと。
いうなれば、これまでは点をいっぱい打ってたけど、これからは今ある点から線を伸ばすようにアイデアを出したほうがいいなって気づいたってことです。アートのほうはレジデンス応募や個展の機会のおかげで、そういう線的なアイデアの出し方をしていたんですが、何も手元に経験も実績もたまっていない小説のほうは、点ばかり打ってるから何一つ形ができてこず、作品もおもしろくなっていかないんじゃないかと。そんなわけで、いろいろ散らかりすぎずに、直近で書くことを決めてる物語を「さらにおもしろくする」細かい背景や伏線などのアイデア出しに時間を振り分けるようにしようかなと反省した話でした。

「乗客がほかにいない列車で、わざわざ眠る人を起こし荷物をどかしてまで隣に座りたがることを、彼女はすぐに不審に思うべきだったのだ。彼が知りたがっていたのは、彼女が犯した殺しの理由だったのだから。」
謎のネズミと少女が砂漠の世界を旅をしながら、動物たちの病気に向かい合っていく医療ファンタジー。ネズミが追っているのは「殺人を犯した医者とその殺しの理由」旅をつづけるうちに、少女の過去と医者との関係が明らかになっていく。

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みじんこは、点だよ!ヽ(=´▽`=)ノ

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「目が点っ。」
「テンテンだよー」

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