ロシア、サンクトペテルブルグ市の中心部からバスで1時間半ほどの島にある町、クロンシュタット。これまで多くの敵の進撃からサンクトペテルブルグを守っていた軍の町がクロンシュタットです。世界遺産の「海の大聖堂」も美しいクロンシュタットへの行き方と、そこからさらに南へ行ったロモノソフへの行き方をご紹介します!
サンクトペテルブルグ中心地からクロンシュタットへ
サンクトペテルブルグからクロンシュタットへは、直通のバスが出ています。メトロの青線(Line2)でчерная речка(チェルナヤレチカ)に行きます。駅を出て30秒くらいまっすぐ歩くと横断歩道があり、そのすぐ近くに405番の番号の書かれたバスが出ています。バスは人がいっぱいになると出発。405番は利用者の多いバスなので、すぐにいっぱいになり次のバスが来ます。10分くらいで次々来るので、席がなかったら次のバスを待つといいでしょう。
費用はバス内で支払いになります。片道79ルーブル(約127円)です。途中でフィンランド湾を渡ります。夕日の見える時間帯はさらにきれい。両側には小さい島々が見えますが、細菌の研究施設や海軍の要塞があったようです。一番前の運転席の隣にも座れるんですが、ここに座れると景色がよく見えて気持ちがいいですよ!
海の大聖堂に行きたい場合は、島に入ってからバスの右側を見ていると、大聖堂の頭が見えるタイミングがあるので、そこで声をかけて降ります。ほとんど終点なので、万が一通り過ぎてしまっても、歩いて戻って来られると思います^^
クロンシュタットからサンクトペテルブルグ中心地へ
クロンシュタットからサンクトペテルブルグ中心地へ戻るには、逆ルートをたどります。バス停の出発点は大きなマーケットのあるビルの横。
マーケットはこちら。海の大聖堂から来る場合、この建物の左側の脇道にバスが止まっています。
バス停はこのへんに。夜は23時くらいまでバスが出ているようですが、はっきりしないので終バスには十分注意を!
クロンシュタットからロモノソフ、ペテルゴフへ
クロンシュタットからOranienbaumという庭園・博物館のあるロモノソフ、さらにピョートル大帝(クロンシュタットを開いた人)の夏の宮殿のあるペテルゴフへの行き方です。
クロンシュタットからのバスはサンクトペテルブルグ行きのバス停からビルをはさんで反対側に。
175番のバスで40ルーブル。8時台は本数が多いのですが、だいたい1時間に1本くらいなので、何時のバスに乗るか目安をつけてから行くといいです。ロモノソフへは40分くらい。クロンシュタットからだと終点なので分かりやすいです。降りた場所から30秒くらい歩いたところに、クロンシュタット行きのバスが出ています。ロシアでは英語がほとんど通じませんが「クロンシュタット!クロンシュタット!」と言えばたぶん教えてくれます、笑。
ロモノソフの見どころ
バス停から20分くらい歩いたところにあるOranienbaum。不思議の国のアリスの世界のような庭園が美しいです。博物館はクレジットカードが使えないので、現金のご用意を(大人は500ルーブル)
ロモノソフからペテルゴフへ
ロモノソフからペテルゴフへは、200番のバス。費用は30ルーブルくらいでした。ペテルゴフにはピョートル大帝の夏の宮殿があります。ロモノソフからは20~30分程度なので、ここまで来たらぜひ行ってみてください♪
みじんこは、地球の歩き方をお伝えします!ヽ(=´▽`=)ノ