まがいぶつ、という響きがなんだか禍々しい!磨崖仏は岩壁に彫られた仏像のことですね。大分県豊後高田市にある熊野磨崖仏は国指定の重要文化財で国内最古かつ最大級。急な石段を登った後に出会う姿に圧倒されます。
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鬼の石段を登って磨崖仏へ
磨崖仏に向かう山道には、でこぼこの石が積み上げられた石段があります。こちらにはこんな伝説が残されています。
人間を食らう鬼に、熊野の権現さまが「一夜のうちに100の石段をつくれたら許してやる」という約束をしました。鬼はあっという間に石段を積み上げてしまい、慌てた権現さまは100段目の石を担いでいる時に「コケコッコー」とニワトリの鳴きまねを。朝の訪れと勘違いした鬼は、負けたと思って100個目の石を担いだまま逃げ出したとか。
こうして、熊野の石段は鬼が築いた石段として今も親しまれています。
石段の入り口の鳥居には石が乗せられてます。
こちらがその石段。石自体もサイズがバラバラでかなり急こう配です。登る時には十分気を付けて!石段自体ははっきり段数は数えられないね笑。
✓ 参考リンク 熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)
石段を登り切ると現れる磨崖仏!こちらの磨崖仏は約900年前、平安時代末期の作と言われています。
階段を登ってすぐに見えるこちらは不動明王。右手に見えるのが大日如来。
安倍清明ゆかりの清明石
特になんの説明も書かれていないパワーストーン。「安倍清明ゆかりの」と書かれてるんですが、「あべのせいめい」だとすると、漢字は「安倍晴明」なんですね。なんかのヒッカケだろうか・・?でもとりあえず撫でておくw
宝くじが当たる!キンピカ不動様
1200余年の歴史があるという今熊野山胎蔵寺。磨崖仏以外に訪れて欲しいのはこちら!
なんだか銀色になったお地蔵さんがあちこちにあるんです!アルミホイルでも巻かれてるのかと思ったらシールみたい。
こちらは国東(半島)が誇る「貼り不動様」「貼り七福神様」だそうです。干支の像もありましたが、全部銀ピカに!
近年、宝くじが当たると評判になりました。
入り口近くに「宝くじ茶屋」があるところも気になるポイントなんですが、キンピカ不動様のご利益は宝くじにまで!この煩悩全開感が最高に好きです!(*´▽`*)
✓ 参考リンク 「暮らす」を試そう。~上毛町ワーキングステイ募集要項2018
みじんこは、当たりたいよ!ヽ(=´▽`=)ノ