ロシアのスーパーに行くと、黒くて小さい卵のようなつぶつぶが売られています。ロシア、黒い卵ときたら「アレ」でしょう。もちろん、海の宝石「キャビア」でしょう!しかし、キャビアにしては異常に安いのです。最安で29ルーブル(約46円)です。ロシア、クロンシュタットの2016年4月現在の物価は、日本の約半分くらい。果たしてこれはキャビアなのか?!とりあえず買ってみました。
購入したのは54ルーブル(約87円)のキャビアっぽいモノ
いくらっぽい赤いモノも同じような金額で売っていたのですが、まずはもちろん黒キャビアを購入。
黄金のスプーンはありませんが、まずはパンにつけて試食。
気になるお味は・・・?
まずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
簡単に言うと、超しょっぱい黒い粒ゼリーです。もう味とかいうレベルじゃなくて、単にしょっぱい。とてもそのまま食べることはできません。
対策案1:カフカス地方のパンと一緒に食べる
近くのパン屋さんでカフカス地方の揚げパン(中にひき肉が入っている)と一緒に食べてみることに。・・・単に塩気が増しました。
ロシアではボルシチ(ビーツという赤い野菜の入ったスープ)にサワークリーム(ロシア語でスメタナ)を入れて食べる習慣があります。サワークリーム入りのスープがマイルドになって美味しいのです。
果たしてカフカスのパンとキャビアとサワークリームのコンビネーションは?!・・・もはや何味だかよく分からなくなりました。
対策案2:水餃子スープの塩味に
ロシアには、ペリメニと呼ばれる水餃子みたいなものがあります。冷凍で売られていることがほとんどなのですが、中身もバリエーションがいろいろあるよう。パッケージだけでは、ほとんど分からないため、中身は何か確認しながら買うか、分からないまま福袋買いをするかです。
このぺリメニを入れたスープをつくる際の「塩分」だと思ってキャビアを追加します。
そこそこいい感じでしたが、風味が足りないので、スメタナを追加。急に大雨が降ってきたけど、全身着ぐるみの怪獣カッパしかなくって途方にくれる気持ちみたいな味になります。ただ、ペリメニは美味しいです。
水餃子(ペリメニ)についてはこちらをチェック
✓ 関連リンク ロシア・サンクトペテルブルグ、クロンシュタット旅日記~地元でよく見る食べ物を調理しました!
対策案3:水餃子スープに醤油を追加
2のバリエーションですが、味付けに醤油を加え、また玉ねぎやニンジンなどの野菜を加えてみました。食べ物としてはこれが一番まともです。
かき混ぜるとカエルの卵の小さいのが浮いているみたい。
ミニゼリーの正体は人工キャビア!
せっかくなので、他の人にもおすそ分け、と思ってパッケージを見せたら、「ああ、人工キャビアだねー」って。そして「ロシア人は誰も買わないけど」とのこと( ゚Д゚)
バリエーションもいろいろ
黒キャビアの前に購入したこちら。タラモみたいだったので買ってみたんですが、ロシアの方に聞くとこれも「キャビア」だとのこと。「キャビアにしては赤くないか?」と聞きましたが、「いろんな色のキャビアがあるんだ」と言っていました。基本、どれもしょっぱくヒリヒリした味がします。
正確には、いろんな色の「人工キャビア」があるということだと理解いたしました( ;∀;)
食べ物を無駄にしたくないので、こちらはペリメニスープにして最後の1粒まで胃の中に流し込みたいと思っております(/ω\)
みじんこは、世界のすみずみから見つけたFun!体験をご紹介します!ヽ(=´▽`=)ノ