自分と違う世界の人とのTALKを通じて、自分の世界をちょこっと広げよう!そんなコンセプトで始まったみじんこTALK。第1回は、個人お引越し業を営む北京出身サクさんとの徹底TALK!
力仕事で大変そう!なぜ引越し屋さんになったのか?
今回TALKさせてもらったサクさんは、Oumaがお引っ越しをお願いした個人引越し業者さん。イラン人の友達が紹介してくれた方です。大荷物を運ぶことで腰や体を痛めがち。どうしてこんな大変な仕事を選んだのかを聞いてみました!
すると…、なんとサクさん、もともとは中華料理店を経営されていたんだそうです!お店は立地がいまいちだったこともあり、1年半ほどで閉店。当面の資金を貯めるために友人が引越し業を勧めてくれ、それからこのお仕事をしているんだとか。
チャンスがきたら次は何をやりたい?
現在はお引越し業を経営していながら、やっぱりいつかは飲食店をやりたいというサクさん。次にやるなら『鉄板焼きやさん』、特にもんじゃ焼きやさんをやりたいんですって!北京の下町出身のサクさんは、浅草のような下町の雰囲気が好きなんだそうです。もんじゃ焼きの場合、卓を囲んでみんなでワイワイ楽しい時を過ごすことができる、そういう空気を作りたいとおっしゃってました。
サクさんが感じる飲食店経営の魅力とは?
飲食店の経営がすごく大変という話はよく聞くところです。では、それでも「やりたい」と思う飲食店の魅力とは何でしょう?サクさんの喜びは、自分が作った料理で人が喜んでくれること、なんだとか。「お客さんの喜ぶ顔が直に見られる」というのは、自分自身への最大のご褒美かもしれません^^
飲食店を始める前に一番大事にしたこととは?
サクさんがお店のオープン前に一番気を使ったことは「味」なんだそうです。「またここに来たい!と思わせる味を作るのが一番大変」
そうおっしゃっていました。
日本で中華料理店を始める場合、味付けは日本人好みに合わせるそうですが、調味料の配合ひとつでぜんぜん違う味を生み出せるのが料理の楽しさの1つだとか。科学実験のように試行錯誤する楽しさは私(Ouma)もすごく共感できる部分です^^。
居抜きはあんまり良くないかも?オープン前の飲食店事情とは。
サクさんに聞いたところ、飲食店を新規オープンするには初期投資として500~1000万くらいの資金が必要になるそうです。家賃や材料費なども考えると、毎日の経費もかなりかかってきそうです。ですが、元飲食店だったところでその設備をそのまま流用した場合(居抜き)は、もっと初期コストが下げられるのではないでしょうか?そう聞いてみました。
サクさんが言うには、「居抜き」でお店を始めた場合、前のお店の良くない評判や味の評価などがそのまま次のお店のイメージとしてついており、飲食店が閉店した後に同じ場所で始めるには、1年以上期間があかないとうまくいかない、という意見もよく聞くんだそうです。(※あくまでサクさんの個人的な話です)
これは、居抜きのほうが初期コストが下げられたほうが楽だろうって思ってた自分にとってはとても新鮮な意見でした。確かに前のお店を知る人にとっては、同じ場所でオープンしたお店について、前のお店と比較する心は生まれてきそうです。それがもしもあまり良くない評判のお店だったら…。お店を始める前には、お店そのものだけでなく周辺環境や客層、前のお店などについても知っておいたほうが良さそうですね^^
また、飲食店というのは、ある種「自分の空間を作れる」場所でもあります。インスタレーション作家でもあるOumaとしては、世界に1つしかない謎のおもしろ空間を作りたいと常日頃考えているため、居抜きで中途半端に誰かの世界観が入っているよりも、イチから作れる喜びがあるのは分かる気がします。まぁ、資金に余裕があれば、ですが^^
本場北京出身中華料理店・元店主直伝!料理ヘタでもできる簡単チャーハンレシピ!
かくいうOumaは料理が大の苦手です。キャベツを千切りすれば、サイズの粗さに「百切り?」と言われ、オリジナルの調味料配合で炒めものを作れば「既成のタレ使って」って言われるほどです。
そんな料理ヘタ・Oumaにもできる簡単チャーハンレシピをサクさんが教えてくれました!
超簡単チャーハンレシピ☆作り方
- 冷めたごはんを用意する。
- 溶き卵をごはんに混ぜる。
- 少量の油で炒める。
- 焼肉のタレあるいは塩で味を整える。
ポイントは、卵をごはんに混ぜてから炒めるところ。チャーハンというと、溶き卵を油で炒めてから冷ご飯を入れるのが定石ですが、実はこれ、料理ヘタさん+力のない女性にはちょっと難しいんです。先に卵と冷ご飯を混ぜておけば、失敗が少なく手軽に美味しいチャーハンができるんだそうですよ!ごはんは混ぜた卵が固まらないくらい冷やしたものを使ってくださいね!
うん、これくらいなら料理ヘタな私でもできそう!ヽ(=´▽`=)ノ
こんな小さい一工夫でおいしくできるなんて、プロの知恵ってすごいね!
引っ越し直後でフライパンも炊飯器もないので、おうちが落ち着いたら早速試してみたいと思います!
中華料理店から引越し屋さんに劇的転身。人のストーリーというのはどれも、美しく織り成された物語のようですね。居抜きについての意見や簡単レシピなど、自分が考えていたこととは違った角度の意見やアイデアをいただくことができ、とてもいい勉強になりました!サクさんがもんじゃ焼きやさんを作る頃には、私自身も名の知れたアーティストになって、壁絵を描かせてくださいね!と約束してきたので、サクさんと私の夢が重なる時が、今から楽しみです^^
みじんこTALKでは、Oumaと何の共通点もない方を大募集中です!^^
とにかく徹底TALKしたいっ!みじんこで紹介してもらいたい!っていう方はぜひ、お問い合わせくださいませ♪
みじんこは、みんなのFun!をすくすく育てるコミュニケーションを提供しますヽ(=´▽`=)ノ