ルーマニアまでKindle本のプレゼント、ありがとうございます^^ Amazonを前にさんざん悩んだ挙句、のうだま2、ピカソ…やっぱりあいつは悪魔だった、美術館疲れとは何か: 芸術に近づき理解するためのQ&A 美術鑑賞のよくある疑問と回答集の3冊を購入させていただきました^^!
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やる気のひみつを解明しちゃう本「のうだま」
「のうだま」の著者の一人である池谷裕二さんは海馬などの研究に携わる脳科学者。非常に分かりやすく楽しく教えてくれるので、脳が前よりもっと好きになれちゃう最高の先生!池谷さんの本は脳好きには余さずおススメです!「のうだま」はトメさんのイラストによってさらに親しみやすく読みやすい一冊。「のうだま」ではやる気が生まれる秘密を紹介、「のうだま2」では記憶が定着するまでの謎に迫っています。
1)記憶力は年をとっても衰えない!
脳の神経細胞は増えることなく年を取れば減っていく一方。以前はそう考えられていましたが、なんと神経細胞の数は3歳以降ほぼ一定で、100歳まで生きてもほぼ変化しません。心理学の実験により、「加齢によって記憶が衰える」というのは単に思い込みで、「自分は歳だからもう覚えられないわ~」と思っていることが「覚えない」原因になっているよう。
※3歳までに約70%の神経細胞がなくなります。
2)記憶の種類は3つある
なんとなーく覚えている物事でも、記憶の種類はざっくり3つに分けられます。それがこちら。
- 方法記憶:自転車の乗り方などやり方を覚える。1歳頃から発達。
- 知識記憶:物の名前や言葉などを覚える。3歳頃から発達。10~12歳(小学校高学年)がピーク。
- 経験記憶:起こった出来事を覚える。6歳頃から発達。
知識記憶が発達する小学校の頃に九九を覚えるのは理に適っているよう^^
3)記憶力を高めるシータ波が出やすいのは?
そうは言っても、繰り返さないことには新しいことが覚えられない。私も人の名前はすぐに忘れてしまいがち。しかし、繰り返さなくても物事を覚えやすい脳の状態があるのです。それが脳波にシータ波が出ている状態。簡単に言うと、興味をもっている時、ワクワクしている時にシータ波は出やすくなります。
「初めて」何かをする時、「大好きな」もののことを調べてる時、喜怒哀楽の感情が強く起こった時には、その出来事を「記憶」しやすくなります。また、手軽にシータ波を出すには「歩く」ことがよいとか。これは場所を移動していることが脳内で認識されればいいので、電車に乗る・飛行機に乗るなど自分自身が動いているわけではなくても有効です。暗記モノのテストの時には家の中を歩いて覚えるといいかも!^^
4)あいまいな覚え方は高度な記憶の証拠
ところで、下の写真はなんの写真でしょう?
右も左も「コップ」と言えた人、正解です。当たり前じゃないか!と思うかもしれませんが、これは実はかなりすごいこと。だって、これらのコップ、あなたはこれまで全く同じものを見たことありましたか?右のコップなんて、取っ手が取れちゃってます。それでもこれは「コップ」だと認識できるのは、正確な記憶ではなくあいまいに「コップ」の特徴を捉えているから。ほとんどの動物の記憶は「正確に」できているため、ちょっとでも形が変わってしまうと、同じものだと認識ができません。
俗に「モズの速贄(はやにえ)」と言われる、モズが虫などのエサを枝に突き刺して忘れてしまうという行為も、周辺環境の変化でその場所がどこだったか分からなくなってしまうからではないか、と言われています。人間も子どもの頃の記憶は原始的で「正確」なので、ちょっとでも違ってしまうと同じものだと認識できなくなります。
いかがだったでしょうか?脳は知れば知るほど奥深い!ぜひ、のうだま2も読んでみてください^^
まだまだグッゲンハイムさんキャンペーン中!
さっそく本のプレゼント、ありがとうございます!
本当は移動の時期のために取っておこうと思ったのですが、大好きな脳科学本だったので、あっという間に読み切ってしまいました。そして現在、Kindle本をオーダーしてくれた方には、ランダムで作品を1点送る「グッゲンハイムさんキャンペーン中!」2017年8月29日(日本時間)までにこちらからオーダーいただければ、ルーマニアから作品をお送りいたします!ただし、届かなくても再送はしません。また作品は選べません。届く、かもしれない、くらいの気持ちでお待ちくださいませ!
今回お送りするのはフィンランドで制作したこちら「うどん食べたいくん」です。これが届くころには私はフィンランドでしょうか。無事に届きますように!
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みじんこは、いつでもワクワク生きたがってます!ヽ(=´▽`=)ノ