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【みじんこTALK】第5回~水中最速競技!競泳の1.5倍の速度で泳ぐフィンスイミングとは

みじんこTALK

【みじんこTALK】第5回~水中最速競技!競泳の1.5倍の速度で泳ぐフィンスイミングとは

フィンスイミングという競技をご存知でしょうか?フィンをつけて泳ぐ水泳競技で、泳いでいる時のスピードや動きはまさにオサカナか人魚のようです。そんなフィンスイミング400、800メートルの日本記録保持者(2014.09現在)柿添武文選手にお話しを伺ってみました!

フィンスイミングとはどんなスポーツ?

足につけるフィン、と聞くと両足につけてパタパタするような印象があります。この両足につけるタイプの競技をビーフィン、イルカのように1つの巨大なフィンをつけて泳ぐ競技をモノフィンと呼びます。発祥の地はロシアで、もともとは戦争の時に水中を素早く潜って敵艦に近づくことが目的に開発されたんだとか。そんな経緯もあって、競技人口が最も多く、盛んに行われているのはロシア、ウクライナ。モノフィン自体も日本では購入できず、欲しい場合はロシアやウクライナから取り寄せることになるそうです。

関連リンク  Wikipedia フィンスイミング

実際に泳いでいる姿はまさに人魚!

こちらはデモなので、実際の競技だとさらに早いです。

よく見ると、シュノーケルをつけていて、泳いでいる間は顔を一度もあげません。また、フィンも足先だけつけるみたいですね。これだけ巨大なフィンをつけながら泳いで、途中で脱げちゃわないのかなと思ったら、かなりギュウギュウに履くみたい。10分つけているのが限界だと言っていました。
競技中の映像も見せていただいたのですが、本当に魚が行き交っているようなんですね。早い早い!

29歳から始めた日本代表への挑戦

小さい頃は競泳をやっていたという柿添選手。インターハイの決勝にも出場するレベルだった柿添選手は、先輩の誘いで水泳の強い筑波大学に入学しました。そこで、他の選手とのレベルの差に気づかされたんだとか。「井の中の蛙だった」と語る柿添選手は、結局、水泳をやめて、兼ねてから希望していた医学部を再受験しますが、叶わずに出版社に就職します。3年経って学生時代のOBと一緒に飲み会をした時、マスターズという現役を一度退いた人たちの競技に向けて、再度練習を開始することにしたのだそうです。再始動してから出会ったフィン。日本代表を目指そう、と思った時には29歳だったそうです。それからたった1年で、本当に日本代表として世界選手権に出場することに。すごい、本当に劇的ですね!

関連リンク  スポーツ×フリパン、フィンスイミング日本代表の柿添武文選手に単独インタビュー【前編】
スポーツ×フリパン、フィンスイミング日本代表の柿添武文選手に単独インタビュー【後編】

フィンスイミングの魅力をもっと広めたい

日本代表でもあり、日本記録も保持する柿添選手ですが、肉体的にあと数年で引退することになる、というのも感じているんだそうです。もともと日本代表になる、日本記録を更新する、が目標だった柿添選手。実際にその目標を達成した今、フィンスイミングをもっと広めたい、という思いが強くなってきたんだとか。
競技人口が増えれば技術力も高くなるし、観客が増えれば、選手を取り巻く環境も改善される。何より、フィンスイミングという存在を知って、「こんなにおもしろいものがあるんだ!」っていう魅力に気づく人が増えてくれたら、嬉しいですね^^

税金を使っていない日本代表に課せられる振る舞いとは

以前、オリンピック出場選手の服装について、批判と擁護が入り乱れたことがありました。個人的には、服装の乱れがどうこうというのはどうでもよくて、その後の話し方について、他者へのリスペクトがあるのか、という問題なんじゃないかなって思いますが、日本ではちょっとした話題になっていましたね。
柿添選手のようなマイナースポーツの場合、日本代表であったとしても遠征費含め全てが自腹で費用捻出しているんだそうです。JAPANのユニフォームですら自腹で、払えない人は他の人から借りるんだとか。国から補助が出る競技なんてほんの一部。それでも「日本代表」となった時、税金を一円も使っていなくても、「代表としての振る舞い・言動」を求められる、そういう話を聞きました。代表選手だって普通の人間で、愚痴を言うこともしょんぼりすることもある。競技に集中し、いい結果を残すことが一番の仕事であるはずなのに、周りからのプレッシャーが負担になり、最高のパフォーマンスが見せられなくなるかもしれない。応援する側も、本当に選手たちへの『応援』になるような応援の仕方はなんだろう?と一度自問してみてもいいのかもしれません^^。

パラリンピックがオリンピックを超える時~金メダルが取れれば足を切断してもよいのか

機械の精度が上がってきて、「障害者」スポーツであったはずのパラリンピックが、オリンピックの記録を塗り替えようとしています。機械は筋肉疲労しないため、機械の精度とその使用技術の精度が上がれば、オリンピックよりもすごい記録が続出する日がくるわけです。そうなった時、「足を切ってでも勝ちたい」と思う選手が出てくる、柿添選手はそう言ってました。競技に出場する選手たちの多くは、自分の寿命が30年縮まっても金メダルが取りたい、そう思っているんだそうです。足を切っても技術がマッチしなければ金メダルなんて簡単に取れるものではないと思いますが、もしもそこに可能性を見出だせたとしたら…。
倫理観、競技としての正当性など、考えることはありますが、整形だって「美」のために自分の体を変えているわけで。もともと太陽のような正解なんてないところに、なんらかの規則を持ち込んで「みんなが楽しめるものにすること」。それがルールですが、そこにはいろんな摩擦が起こりそうですね。

関連リンク  「パラリンピック」が「オリンピック」を超える日、の後のこと

応援してくれる人たちの存在が『自分』を変える

バスケットボールは好きでよく試合を見に行ってましたが、実際にスポーツ選手と話をしたのはこれが初めて。今まで自分が考えたこともない視点の話を聞けて、とても勉強になりました!柿添選手、ありがとうございます^^
私の好きなバスケチームが初めて決勝の舞台で1勝できた時、会場中がチーム名のコールで沸いて、選手たちが観客席に手を振って応えていたシーンをよく覚えています。
マイケル・ジャクソンは入院するときもダイヤのグローブをつけていて、レディガガは森の中を歩くときもピンヒールを履く、と言っていました。
私自身、以前、CAMPFIREで支援を募集させていただいて、自分が予想していた以上に応援や励ましの声をいただきました。その励ましのおかげで、ニューヨークに行った時に自分が最初に考えていた時よりもちょっとたくさん頑張れたのも事実です。
もしかすると、『自分が感じている、自分を応援してくれる人たちの声の量』によって、自分の振る舞いが変わり、自分の予想以上の力が引き出されるのかもしれません。自分に1億人のファンがいるんだと実感できたら、今日の自分の行動は、ちょっと違うものになってるかも?ですね。

お話してくれた柿添選手のFacebookページはこちらから。もしよければ、「いいね」して、みじんこと一緒に応援しましょう!
Facebookページでは選手へのサポートも受付されてますよ^^

関連リンク  Facebookページ フィンスイミング選手 柿添武文


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みじんくん と みじこちゃん

「みじんこも日本記録だよっ。」
「アジア大会でるっ!」

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