良著を濃縮還元してお届けするみじんこブックレビュー。今日は『おどろきダンゴムシ図鑑』。青いダンゴムシ、とても美しい。
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医療ファンタジー小説を書くためのアイデア探しで生物の生態の本とかをいろいろ読んでいるんですが、すごい可愛いのがありました。
丸まった状態を正面から撮ってる写真がいっぱい載っていて、最高にかわいいです。
ダンゴムシって呼んでいるので、なんだかムシみたいな気がしてしまいますが、ダンゴムシは昆虫の仲間ではなく、エビやカニの仲間の甲殻類なんですね。確かに足の数が昆虫と違って多いです。 興味深かったのは、イリドウイルスというウイルスの感染症で青くなるダンゴムシです。
すごくきれいな色なのですが、、病気だそうです。
低温状態では症状は進行せず、暑くなる6月頃から症状が進んで青くなり、青くなって1~2か月くらいで亡くなるそうです。
エビがゆでると赤くなるっていうのも、改めて考えるととても不思議ですよね。熱に反応して色が変わる指輪とかありましたが、ウイルスによってダンゴムシが青く変わるとは。
温度変化やウイルス感染によって、生物体の全部の色が鮮やかに変わるっていうのはとても興味深いですよね。
ダンゴムシの形状もとても美しい本なので、どこかで見かけたらぜひ読んでみてください!
みじんこも鮮やかだよ!ヽ(=´▽`=)ノ