良著を濃縮還元してお届けするみじんこブックレビュー。『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ』からお金にまつわる考え方をご紹介です。
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お金ってなんだろから不況まで
お金の働きってなんだろうっていうところから年金システム、リーマンショックで何が起こったの、投資ってなんだい、っていうところまで幅広く網羅した一冊です。今回は特になるほどなぁと思った経済用語をご紹介です。
不景気だから努力する
不景気ってなんか悪いイメージでしたが、景気が悪くてモノが売れないからこそ、企業は売れるように、売れるモノをつくれるように努力するようになります。結果的に消費者にとって嬉しいモノがつくられ、そういうモノを作れる企業だけが生き残れます。ということは、不景気という逆風がきっかけで世の中にいいものが増えるということ。そういえば、自分自身もショックなことがあったほうが成長になったような。
とりあえず、不景気じゃなくても考えつづける自分でありたいなとは思いました笑。
吟味して買う
買うということは、「経済における投票行動」と言えるということも書かれていました。買う=これがいいものです、残したいっていう意志表明ということですね。
労働力の再生産
自分がお金を出して買ったもののおかげで、自分がいい気分になってまた頑張れたりすることを、経済用語で「労働力の再生産」と言うそうです。経済用語なんだ!っていうのが純粋にびっくりでした。お金を払うっていうのは、安全な住居を手に入れることであるし、おいしいごはんを食べて元気を出すことでもあるし、好きな音楽や本に触れて満たされることでもあります。それが自分の力になり、自分自身も誰かにとって助かることを提供するという循環が生まれています。
これ、気がついたんですが、自分が創作する人の場合、つくっているだけで自分の労働力は常に再生産されている(=つくることが自分を満たす)ので、自己循環しちゃってるのかもですね。循環の流れを自分以外にももっと広げ、大きくしていきたいなと思ったのでした。
今日も読んでいただきありがとうございました!
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