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全ページでセクシーに笑えるアドラー心理学で心にやさしくしよう

みじんこレビュー

全ページでセクシーに笑えるアドラー心理学で心にやさしくしよう

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良著を濃縮還元してお届けするみじんこブックレビュー。今日は『マンガで分かる心療内科 アドラー心理学編』からの学びをご紹介。「嫌われる勇気」で有名なアドラー先生が、こちらでは見事にキャラ変しています。全ページにツッコミ入りそうなほど笑えるので、ぜひ「嫌われる勇気」と合わせて読んでみてください!。

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ゆうメンタルクリニック発のセクシー心理学シリーズ、大好きなのですが、アドラーバージョンがありましたよ。

原因論ではなく目的論

アドラー心理学の大きな特徴は原因追求ではなく目的論なところです。自分がしょんぼりしちゃう原因が分かったところで、対処しないと結局なにも変わらないからですね。原因が分かって解消できればいいんですが、大事なのは目的を考えること。原因はどうあれ、「ホッとしたい」「恋人が欲しい!」「小説家になりたい!」という目的があれば、そこに近づくための行動が取れます。

どうしてホッとできないんだろう…
どうして恋人ができないだろう…
どうして小説家になれないんだろう…

そうか、貧乏だからだ、背が低いからだ、出版不況だからだ、と原因を探していても、自分の目的には届きにくいですよね。それよりは、

ホッとするためにできること
恋人ができるためにできること
小説家になるためにできること

をちょっとでもやったほうが良さそうです。

アドラーは、全ての人は目的に向かって進む強い存在、と言っています。
原因ってなんか過去にある感じで、目的は未来にある気がするんですよね。どうしてこんなにうまくいかないんだ、、!と原因に目が向きそうになった時は、どうやったらうまくいくんだろう、と自分の目的に目を向けるように気を付けるだけで、生きやすくなるかもしれません。

劣等感と劣等コンプレックスは違う

アドラー先生は劣等感と劣等コンプレックスについても語っています。なんかどっちも同じような単語なんですが、

劣等感:頑張る力になる。
劣等コンプレックス:「どうせ自分なんて、、」とあきらめる力になってしまう。

って考えるといいです。自分にとってプラスになることは「コンプレックス」ではないってことですね。逆に優越コンプレックスというのもあります。劣等感にしろ優越感にしろ、自分がそれをバネに頑張れるなら、それでいい気がします!

すべての人間は対等

「褒めてはいけない」というのが本書に書かれていたのでご紹介なのですが。褒めるというのは、相手の能力を上から評価すること、なんですね。なので、あんまり良くないのです。
すべての人間は「対等」なので、「すごい文章書けたねー!」と褒めるよりも、「私はとても好き」という自分目線のメッセージ(アイメッセージ)で伝えることを心がけましょう。

対等な人間関係をつくるコツはこちら。

1)物事のいい面に注目
2)アイ・メッセージで自分の言葉にする
あなたのやり方はおかしい、ではなく、私はどう思う、と伝える。
3)ありがとうを伝える

つい、できる人には「下から目線」、後輩には「上から目線」なんてなってしまいがちですよね。でも、そうじゃなくてみんなが対等。下からも上からも見なくていいし、見られなくてもいい。でも見ちゃうよね。見上げちゃうし見下げちゃうことってありますよね。毎日反省して生きますとりあえず。
もう一つ、人間関係で大事なのはこの3つ。自分を受け入れ、他人を信頼し、人に貢献する。みんなが自分と他人のどちらにも貢献しようと思えば、たぶん、まわってくる1円の価値は1円を超える気がしています。

1)他者信頼
2)他者貢献
3)自己受容

課題の分離

1)他人の人生を必要以上に抱え込まない 2)良かれと思ってしたことで嫌われても気にしない 3)人を幸せにするとレベルが上がる

すべての人の目標は、人を幸せにすることで自分のレベルを上げること

アドラー心理学の真髄な気がしたのですが、ドラクエみたいにレベルアップするためには、人を幸せにすること。うまく貢献できなくて嫌われてもしょーがないとして、それでもこうしたら誰かは幸せになるかなって考えること。その誰かの幸せ、の中には「自分」も含まれていることをお忘れなく。

うまくいかない原因や劣等コンプレックスを言い訳にして、やれることをやらないことを、アドラー先生は「人生の嘘」と言っています。こうして言い訳してしまうのって、やれなかった時にガッカリしちゃうからですよね。叶うって分かってたら頑張るんだけど、失敗するって分かってたらやりたくない。だから私は、失敗しないことをやるようにしています。私は創作することがそもそも好きで、創作がうまくいかない時は別の創作をします。

アート作品のプランを考える 作品を丁寧に見て発見したことを書きとめる 物語を書く

特に、新しい作品のアイデアが思い浮かんだときはとても幸せです。完成まで持って行くのはとても大変ですが、考えていることに失敗はありません。文章を書いて読まれないと残念ですが、書きあげて完成させるとそこそこ満足感があるので、完成させたことには失敗はありません。

全ての人は、目的に向かう強い存在である。

今、もしもちょっとしんどい気持ちになっていたら、目的を見失っているかもしれない。自分のための幸福を思い出したくなったら、ぜひ、セクシー心理学でなごんでみてください。(単純に笑えますよ!)

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今日も読んでいただきありがとうございました!

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みじんこは目的に生きるよ!ヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「見失わないよっ!」
「なごんじゃうよー」

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