常に図書館から10冊は借りっぱなしにした挙句に延滞するほど読書好きのOuma(オーマ)です。こんにちは!中学生の時に本気でなりたかった職業は編集者。夢破れて獣医になり、それからアーティストやってるなんて人生は小説より奇なり、ですね。そんな元編集者志望のOumaより、クリエイティブを刺激する書籍をご紹介!
1)死にカタログ/寄藤 文平
線が本当に大好きでいろんなところですでに紹介している寄藤文平さんの「死にカタログ」
死んだら天国と地獄に行く、っていう考え方以外にも、世界には死んだらこうなる、のいろんな考え方があります。死んだら最初からいなかったことになる。死んだら隣の島に行って同じ生活を繰り返す、死んだら・・・。生死は人の定義に過ぎないということ。当たり前に信じていた常識が楽しく崩れていく瞬間をカワイイイラストと共に楽しめる絶妙な一冊。
2)デザインが奇跡を起こす/水谷 孝次
いいものを作りたい!
そう思った時、自分は「いいもの」がなんだか本当に分かるのだろうか?
「いいものを徹底的に知ること。そういう感性や物を引いて見る力=デッサン力が、作品のクオリティを高める。そしてそれは、すべての仕事に通じることだ」
筆者がデザインを学んできた上で出会った人や言葉を交えながら、デザインとは何か、を突き詰めていく。人を幸せにすること、人を楽しませることこそ究極のデザイン、デザインはクオリティではなくコミュニケーションだと伝える筆者の想いが刺さるほど伝わって、胸がアツくなる一冊。
3)こころを動かすマーケティング/魚谷 雅彦
疲れたなって思った時、折れそうになった時、私はコカ・コーラを買います。コカ・コーラの理念が好きです。コカ・コーラのブランドづくりは、「心に感じて商品を選んでもらう」という「お客さまとの絆づくり」にフォーカスしています。世界中の人の渇きを潤す、そのメッセージにあるように、カンボジアにもタンザニアの小さい町にもコカ・コーラはあった。モノだけでなく、作る人の心が届く、そういうものを作りたい!と思わせてくれる一冊。
4)まだ科学で解けない13の謎/マイケル・ブルックス
暗黒物質や暗黒エネルギーと名づけた未知なるものは?有性生殖と無性生殖の間には生存に関わる有意な差はない?そもそもヒトには自由意志など存在しない?
科学ではまだ解き明かせていない謎の存在を伝える一冊。知ろうと探求すればするほど謎の出てくる世界に生まれていることにワクワクが止まらなくなる。
5)あの金で何が買えたか―バブル・ファンタジー/村上 龍
投入された公的資金があったら何ができたのか。1兆円、100億円と大きすぎて想像もつかない金額を、銀座のホステスを愛人にした場合の金額やアフリカ象保護プロジェクトの金額に置き換えておもしろく説明した一冊。税金の使い道、選挙、政治が自分たちから遠いものではない、ということを改めて考えさせられながら絵本タッチで受け入れやすいところにクリエイティビティを感じる。
6)旅うさぎ/天沼 春樹 水野 恵理
自分でも数冊買って配ったことがあるほど大好きな哲学絵本。
「夢を追う者は、夢に食われ。夢を食らう者は、夢をみずに腹をみたす。
夢を夢みる者は、夢の意味を知らず。
ただ、夢から自由な者だけが、ふたたび夢を見ることができる。
自由に夢をつかみとる!そう思わせてくれる一冊。
7)広告コピーってこう書くんだ!読本/谷山 雅計
伝えようとするメッセージは3種類に分けられる。①そりゃそうだ(=常識)、②そういえばそうだね(=広告)、③そんなのわかんない
コピーの第一目的は「描写」ではなく、「解決」であると伝える本書からは、「うまく」書くことではなく、人は本当にそう思ってるかな?と考えながら、イメージと意味を擦り合わせていくなど、自分のクリエイティブを発信していく際に欠かせない言葉の伝え方のレシピが満載。
8)らくがきマスター/寄藤 文平
最後は再び寄藤さんの著作。デッサンなんてつまらない、と思う私に、らくがきするように楽しく書き方を教えてくれる一冊。ただの線。たかが線。一本の線から生まれる表現が愛おしく感じられる本。らくがきする時の正しい姿勢も掲載。
本はもっともコストがかからない投資だなんて言いますね。読むことで自分の世界を広げるだけでなく、発信することで誰かの世界も広げられるように、みじんこはこれからもオモシロ時々お役立ち発信をしていきます!お楽しみに!
みじんこは、みんなのFun!をすくすく育てる体験を実行します!ヽ(=´▽`=)ノ