現在、300くらいの部族があるというブラジル先住民。そのうちグアラニ(Guarani)と呼ばれる民族のコミュニティに行ってきました!
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聖なる場所(スピリチュアルスクール)
目の前を歩いてるのがグアラニー族のパパさん。儀式の取り仕切り等をする立場の方です。英語は通じないのですが、「フォトOK?」って聞いたらうなずいてたのでこの辺は撮影だいじょうぶそうでした。儀式に使う小物とかは聖なる物なので写真は撮らないほうがよいみたいでした。そんなわけでスピリチュアルスクールの中とかは撮ってないです。
石の階段を登ったちょっと小高い丘の上に小さな小屋があるんですね。そこが聖なる場所で、神とつながる祭壇があったりします。毎日19時からここで儀式をやってるみたいです。村の人は出たり入ったりしてました。
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神さまは1つ
300以上の民族があるブラジル先住民ですが、部族ごとに言語や文化が違うようです。でも、すべての部族が独自の聖なる儀式をもっていると言っていました。具体的な違いについては説明が難しいみたい。神さまのことは「ミャンデル(ヤンデル?そんな感じの発音です)」と呼んでおり、これは具体的な形がある姿ではなく、エネルギーのことを指しているようです。ミャンデルはどこにでもいます。
ブラジル政府がやってる学校に行ったりもするようですが、彼らは彼らなりの学校ももっていて、一つはこのスピリチュアルスクール。具体的なカリキュラムがあるというより、毎日ここで話したりしながら実用的(Practical)に学ぶようでした。子どもは年齢によって区別がほとんどされないようで、小さい子も10代の子も同じ、という扱いのようでした。声が変わると大人になるみたいです。
名前は授かりもの
すごく興味深かったのは、名前の授かり方。パパさんは「Papa Mirim Poty」さんというのが本名なのですが、生まれてすぐの子どもたちには名前がないようなのです。しばらくそうして名前がないまま暮らし、ある時聖なる人が子どもの名前が降ってきた!っていう感じで授かるみたいですね。「Papa Mirim Poty」は「小さい花の神」という意味なんだそうです。
私は割と文化を「Exchange」したい人なので、折り紙に「小花神」と書いてプレゼントしました。ちょうど千代紙に花っぽい柄が書かれててよかった^^
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ちょっとこのあたりの理解は間違ってるかもしれないので、確認して欲しいのですが、ミャンデルよりも先に創造神(Mother God)がいて、そのMother GodがミャンデルやPatient、Calmなどの状態をつくったようです。ミャンデルがさらに男の神をつくる、という流れがあるみたいでした。日本には八百万の神がいるという考えがあり、なんにでも神様が宿ってるという考えがあるんだよという話をしたところ、グアラニーにも、アリを守る神とかいくつかの神がいるみたいでした。ミャンデルっていうのはそれらをつくったエネルギーなのかもしれないですね。他の神とはそういう意味で別格なのかもしれません。(はっきりした定義がないかもしれない)
グアラニー語でありがとうと言おう!
日常で使えるグアラニー語の「ありがとう」は「ハエベテ(Haie Vete)」。神さまに捧げるような神聖な感謝は「アグエジェベテ(Aguy Je Vete)」と言うみたいですね。スペルを書いてもらったのですが、「あれ、アルファベットだ!」と。現在のブラジルポルトガル語のいくつかは、グアラニー語由来のものもあると別のブラジル人さんが教えてくれました。
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みじんこは、儀式したよ!ヽ(=´▽`=)ノ