端から端まで3時間くらいあれば歩けてしまいそうなほど、小さな町バルセロナ。ガウディ建築で有名なサグラダファミリアを始め、町には9つの世界遺産があり、毎年2700万人が観光に訪れます。スリが多いことでも有名な町ですが、観光客向けのレストランも多数。特にパエリアはニセモノがたくさん出回っているよう。
3か月の滞在の間に、現地の人に教えてもらったバルセロナのお勧めレストランをご紹介です!
1)地中海を見ながらいただくパエリア
まずは、El Cangrejo(エル・カングレホ・ロコ)。私がバルセロナ滞在の最後に行ったお店です。窓際の席でパエリアを食べながら、バルセロナを愛おしく味わいたい感じ。魚介類もいろいろで、大きなロブスターは次回食べてみたい一品。お勧めは宝物みたいにキレイなデザート。なんとメニューは日本語にも対応。
✓ 関連リンク El Cangrejo(エル・カングレホ・ロコ)
2)安心価格でいただくタパス
「タパス」とは小皿料理のことで、バルセロナにはたくさんお店があります。現地の人に言わせると、タパスはバルセロナ発祥ではなく、アンダルシア地方から観光用に持ち込まれたものみたい。それでもスペインに来たらやっぱり食べたいのがタパス!ピンチョスバーSAGARDIは、価格はどれも1.9ユーロの定額なので安心。お会計は楊枝の数でするようですが、忙しいと間違えられがちなので、自分でも気をつけておきましょう^^
タパスについては、アルフォンソ10世がお酒を飲む際に必ず少量の食事を食べるようにとお触れを出したのがきっかけという説があり、マドリードではお酒を頼むとタパスがどっさりついてくるお店なんかも!
✓ 関連リンク ピンチョスバーSAGARDI
3)やわらかな豚の足をローカルレストランで
地元の市場(メルカド)でも売られている豚の足が食べられるレストラン。観光客はほとんどいません。現地の人は本当に大好きみたいですね。柔らかい肉はナイフを通すとホロホロと優しく切れます。日本人にはちょっとしょっぱめなので、最初に塩味うすめで、と頼むといいかもしれません。他にキノコのコロッケもお勧め!
絵のいっぱい飾られた店内もたまらない!
✓ 関連リンク BILBAO
4)パエリアを選ぶならアローズニグロ!
町を歩いているとパエリアメニューの看板をよく見かけますが、ほとんどが観光客向けのフェイク。レンジでチンして出されるものです。パエリアはもともと非常に手間がかかる料理で、1人分で出してくれるところはだいたいがレンチンみたいです。1959オープンの老舗、ELCHEで注文したのは「Arros Negre(アローズネグロ)」。Arros=米、Negre=黒でイカスミの黒パエリアです。
✓ 関連リンク ELCHE
5)ピカソも通ったカフェ「4匹の猫」
バルセロナはピカソが暮らした町としても有名。町にはピカソ本人の寄贈作品が展示されるピカソ美術館も。1897年に創業した4GATS(クアトロ・ガッツ=4匹の猫の意味)は、一時期クローズしていましたが、1989年に営業再開。ピカソやミロが芸術について議論したというカフェで、エスプレッソを飲みながら歴史に思いを馳せるのも素敵です。ちなみにバルセロナで「コーヒー」というと、「エスプレッソ」のことをさします。
✓ 関連リンク 4GATS(クアトロ・ガッツ)
6)イベリ子豚を美術館の上で
ピンチョスバーのSAGARDIと同じチェーン店で地中海に面した美術館の上にあるレストラン「1881 per SAGARDI」。ちょっぴり甘めのソースがかかった肉厚のイベリコ豚が絶品。スペイン南西部に生息していた野生豚がイベリコ豚の祖先という説も。
✓ 関連リンク 1881 per SAGARDI
7)目の前で弾ける石焼きステーキ
1961年に最初のROCXIができてから店舗展開をつづけてきたROCXIファミリー。LA MASIA DEL ROCXIはサンツ駅の近くのお店。ボリュームたっぷり石焼きステーキは、鉄板で弾ける音が食欲をそそります。
✓ 関連リンク ROCXI
8)建物の美しさを味わう19世紀のレストラン
Hotel Banys Orientalは18世紀からつづくホテル。併設するレストランは19世紀から。青い光の注ぐ薄暗い店内は幻想的な雰囲気。パートナーと一緒に来たいお店です。
✓ 関連リンク Hotel Banys Oriental
9)アイスと珈琲があれば他に何もいらない
町歩きに疲れたら一休みしたいカフェがFARCCI CAFE。熱いカフェコンラード(少量のミルクが入ったエスプレッソ)と一緒にいただくアイスは至福の時間。
✓ 関連リンク FARCCI CAFE
10)バルセロナイズな寿司体験
長期滞在していると日本食が恋しくなる。そうでなくても、海外の日本食を知るのは楽しいものです。Chiyoda Sushi Barはリーズナブルにお寿司がいただける日本食レストラン。ランチメニューは13~16時まで。サイドメニューを組み合わせで選べます。私は天ぷらとどら焼きに。天ぷらはニンジンの天ぷらでした(日本人だとつい天ぷらといえばエビだと思いがちです)。13時までは寿司パックの購入が可能。ちよだずし、という名前ですが、経営は日本人じゃなく、日本語も通じません、笑。
✓ 関連リンク Chiyoda Sushi Bar
11)バルセロナでいただく中華料理
最後はバルセロナなのに中華料理。どこの国でも安くて美味しい中華料理は旅人の味方です。「四川火锅」は21ユーロでこんなにたくさん!男性2人で食べきれない様子でした。
お勧めのデザートは雪見だいふくみたいなこちら!モチモチ皮が絶品!
✓ 関連リンク 四川火鍋
カルソッツの食べられるレストラン2選
おまけに、カルソッツが食べられるお店をご紹介。カルソッツはバルセロナのあるカタルーニャ地方の名物料理。焼いた長ネギのことで、ロメスコソースをつけていただきます。ネギは日本のものより甘い味。冬の時期が旬で、町中でもカルソッツパーティを見かけることも。前かけをして、手を墨だらけドロドロにしながらいただきます。冬にバルセロナに来たら絶対に味わっておきたい一品です。
✓ 関連リンク El Jardí de L’Àpat EL GLOP
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みじんこは、バルセロナが大好きです!ヽ(=´▽`=)ノ