結論が出てない考えごとをつづけています。主に文字周りの探求ですね。
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文化の最小単位として「文字」を設定しましたが、文字と文化をもう少し丁寧に考えてみると、文字は基本的に「音」を表しているんですよね。「発音」と言ってもいいかもしれないですが、「音の約束事」みたいな感じです。口伝してたことが、文字のおかげで運べるようになったし、その分、「文化」によって囲われる(グループ化される)範囲が増えることになります。この辺りは文字のレコード(記録と伝達)としての機能ですね。
古代文字の解読とか詳しくないんですが、文字の意味は解読できたとしても、文字の「読み方」というか、音って正確に再現できるのかなぁと思っています。日本語でも「雅楽」の2文字目の「が」ってちょっと発音違うんですよね。でも対応する文字がないからとりあえず「が」になってる。
でも、対応する文字がなく発音が失われてしまうと、その音にまつわる知識(情報)みたいなものも合わせて失われていくような気もします。このへん、ちょっと調べてみたいですね。
町の景色を見渡していて、やっぱり「文字」っていうのはとても目を引くものだなぁと感じています。それは「分かる」からかなと思っていたけどそういうわけでもない。森とか空とか建物とか道路とか、分かるものがたくさんある状況の中でも、「文字」に目がいく。それは文字がなにかを伝えようとしているものだということを私自身が分かっているということだし、同時に文字の機能としての「伝達性」を感じました。たとえ見たことがない文字であってもヒトとして自分のほうがなにかを感じ取るということなんですよね。
文字は私に何かを伝えようとしている。それを私はなんとなくキャッチする。たとえそれが「意味」をなしていなくても、やはり文字は気になってしまう。ほかの要素と違い、文字はその存在自体が伝達物質なのだなぁと感じたよというお話でした。
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