観光で行くだけでは分からないちょっとディープなエストニアを知りたい方、こんにちは。エストニアといえばスカイプの発祥地、電子国家というのが有名ですよね。選挙の投票なんかはもう10年くらい前にはネット投票になってたんだそうです。また、医療についても、データベース化されているので、ほかのお医者さんに行ったときにその情報が共有されるみたいで、自分で血液検査のデータをもって転院するみたいなことをしなくてもいいみたい。健康データが一律管理されているのはいいですね。(個人情報なので、知られたくないものとかもあるかもしれないけど、そういうのは共有情報にしないようにできるのかな?)
今日は電子国家ってこと以外のエストニア情報をお届け。
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卓球が大好き!
公共の場に置いてあって、誰でも使えるものってその国を表すなぁって思うんですが、たとえばオーストラリアならバーベキューコーナー。オーストラリアの東海岸にあるゴールドコーストに滞在してたことがあるんですが、海岸沿いに無料のBBQプレイスがいっぱいありました。火で起こすわけじゃなくガスだったと記憶しているんですが、費用は市が払ってるってことですもんね。ほかに、フィンランドでは公共サウナ。湖が多いので湖の近くに設置されていて、サウナであったまった後に湖に飛び込むというのが定番みたいですね。サウナの石の上でソーセージを焼くこともあるみたいですよ。
エストニアでは卓球!タリン市内にもありましたが、空港にも卓球セットが用意されていました。アメリカとか上海、エストニアで公共のバスケ場なんかはけっこうあるんですが、卓球はこれまで見たことなかったなぁ。マイラケットを持ち込んで屋外でプレーして帰るっていうのが定番みたいですよ。タリン在住の学生さんが教えてくれました^^
神道のような考え方を持っている
エストニアの宗教観について、日本の神道に似た考え方をもっている人が多いということ。がっちり信じ切るみたいな感じではなく、自然の中に神様がいるってそこはかとなく感じてるところが日本の神道観にも近い気がしますね。
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少数民族セトが暮らす
エストニア南部とロシアにまたがって暮らす少数民族セトの人たちがいるというのもエストニアの特徴。セトさんたちって昔は差別されてたらしいよっていうのをフィンランド人さんにしたら、フィンランドのサーミ族という少数民族も差別されてたことがあるみたいですね(直接、サーミ族の人たちに話を聞いたわけではないので、話半分に聞いてください)。イヌイットについて調べると、エスキモーというのが差別語だ、差別語でないみたいな議論が出てくるってことは、少数民族あるいはマイノリティってどこにいても差別対象になるのだろうか、という考えが浮かびました。というのも、マジョリティが差別されているっていう話をあまり聞かないから。
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以上、電子国家だけではないエストニアについてお伝えしました!
みじんこは、エストニアが好きだよ!ヽ(=´▽`=)ノ