TwitterやFacebookで募集していたエストニア人への質問箱。聞いてくれた子どもからは回答はもらってないのですが、現地で会った人に直接聞いてみたことをまとめましたよ。これまで海外紹介記事は書いてたけど、けっこう一方通行の交流だったので、こういう質問形式の交流はけっこういいな!ということに気づきました。他の国でもやっていこうと思いますので、質問参加してくださる方はぜひ気軽にお願いします!
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エストニアジョークってどんなのがあるの?
1. 2秒沈黙する→笑わなければ笑わない。
動画を教えてる大学の先生が言ってたことです。「エストニアにはジョークはない。人を笑わせたい時には2秒沈黙するんだ。それで笑えばジョークだったってことになるし、笑わなければそれまでだ」
2. 木のうろに入って5秒で悟りを開く。
エストニアとロシアに暮らす少数民族セトさんが言ってたやつ。なんかね、エストニアの宗教家が木のうろに女性を連れ込んで「悟り」を開いていたことがあったそうなんですね。そんな時、連れ込んだ相手が録音器を持ってたみたいで。その宗教家さんの「悟り」の音声がスキャンダルになり、逮捕されたとかされないとか。そういった背景をもとに「5秒で悟りが開ける」と誘われてきたのが穴の開いた木。
「願い事を言うんだー!」とおっちゃんたちに言われ、「小説家になる!」と宣言してうろから出てきました。木から出てくると世界が輝いて見え、これまでになかったアイデアが舞い降りてくるような、、気にはなりませんでしたが楽しかったです。
3.なんか動画を紹介されるが分からない。
アートのワークショップに参加してくれたエストニア人男性にジョークを聞いたら、唐突に彼が映っている動画を見せられ。全部エストニア語で、しかもあとで翻訳してくれたわけでもないので、何を言ってるのか何がおもしろいのかも分からず。ジョークとは何かを問うてきている新手のパフォーマンスアートかと思いました(嘘)。
ほかにも遊戯王カード知ってる?とか聞いてみたんですが、こちらは割と「ざわざわ、ざわざわ」っていう感じで、あまり知られてない様子でした、っていうか、遊戯王っていうのの英語訳がはっきり分からなかったかも。
↓英語版これですね。デュエルパワーカードとか言えばよかったのかな。遊戯王はママ Yu-Gi-Ohなんだねー。
日本のジョークってなに?
こういう質問をするとだいだい「日本の典型的なジョークはなに?」って聞き返されて実は困るんですがw こないだはダジャレをお伝えしまして、「バスガス爆発」とか「カエルピョコピョコ」を披露したんですが、音のおもしろさで一応ウケたみたいですね、よかった。バスのほうは「バスがガスでエクスプロージョン」って説明したらそれもウケてました。
ジョークに関しては私の大好きな心理学者リチャード・ワイズマン博士のLaugh Laboratoryのおもしろい研究があります。世界中からジョークを集め、見た人によかったものを投票してもらい、世界一おもしろいジョークを決めるっていうやつをやってたんですね。世界中から集めて投票した場合、暴力的なものとか差別的な笑いとかは、そこまで上位に上がらないみたいなんですね。そういうのは広く好まれないみたい。1位のやつは英語力がないとあんまりよく分からない感じだったんですが、世界第2位のジョークが私はすごく好きなので、紹介しますね(細かい描写は覚えてる範囲で改変)。
ある時、シャーロック・ホームズとワトソン博士は二人で山にキャンプに出掛けた。山を登り頂上に着いたところでテントを張り、食事のあとに眠りにつく。夜も更けた時、二人は急な物音を聞いて目を覚ます。すると、二人の目の前には満点の星空が広がっていた。
ホームズはワトソン博士に問いかけます。「ワトソンくん、この星空を見て、キミには何が分かるかね?」ワトソンは言葉を選びながら答えます。「うむ。無数の星が広がっている。この中のいくつかには我々のように文明をもつ星があり、今、こうして僕らがやっているみたいに寝転がって空を見上げているかもしれない」
ホームズは答えます。「何を言ってるんだい、ワトソンくん。僕らはテントを強盗に盗まれたってことじゃないか」
割とウケるのでぜひ、海外でも使ってみてください^^
✓ 参考リンク Laugh Lab
魔法使いになる方法はまた次回!お楽しみに^^
みじんこは、存在がジョークだよ!ヽ(=´▽`=)ノ