ヘルシンキから北のMänttä-Vilppulaというエリアにある自然保護区域、Elämänmäki。シシ神さまが出てきそうな深い森の様子をご紹介します!
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Elämänmäki Conservation Areaとは?
フィンランドのMänttä-Vilppulaにある自然保護区域。「人間も自然の一部。自然の中にいることが心と身体のケアには一番いい」という考えのもとに、このエリアには1900年代に、Edvard Wilhelm Lybeckによってヒーリングセンターが建築されました。
✓ 参考リンク Mänttä-Vilppula: Elämänmäki Conservation Area
入り口にはEdvardの石碑が
ヒーリングセンターを建築したドクターの石碑が入り口に。ほかに、入り口周辺にはフィンランド語ですが説明のパネルが立てられてます。
車でここまで入ってくると、Uターンできるようになっています。途中で他の車とすれ違うことができません。(どちらかがバックするしかない)
フィンランド人の作家やアーティストも滞在
こちらのセンターには、1939年にノーベル文学賞を受賞したフィンランド人作家のFrans Emil Sillanpää(フランス・エーミル・シランペー)や同じくフィンランド人のAkseli Gallen-Kallela(アクセリ・ガッレン=カッレラ)も滞在していたことがあります。フィンランドのマンッタにあるSerlachius Museumには、このGallen-Kallelaの絵画も多く収蔵されています。
✓ 参考リンク アクセリ・ガッレン=カッレラ フランス・エーミル・シランペー Serlachius Museum
雪割草を食べていた
まだ確立された医療がなく、迷信のようなものを信じていたこともあり、治療といって毒のある雪割草を食べさせるなどをしていたよう。当時の様子が写真に残っています。
キノコもたくさん!
森の中には多数のキノコや小さな植物も多く、自然が凝縮されている様子を感じます。
自然の森と植林された森の違い
保全エリアの近くには植林された森もあるのですが、すぐに見て分かる違いは、
1)倒れた木があるかどうか
2)木の太さが同じかどうか
自然の森は倒れた木が多く、木の太さもまちまち。植林されている森は伐採した木を運んで代わりに木を植えるので、倒木がなく木の太さが一定です。
素晴らしい自然の残るフィンランド。マンッタ周辺には小さな池も多く、水辺の好きな私はかなり癒されます。ぜひ、機会があれば訪れてみてはいかがでしょう?
みじんこは、キノコが大好きです!ヽ(=´▽`=)ノ