ニューヨークの地下に、LOW LINEと呼ばれるエリアがあります。
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トロリーターミナルを使った施設なんですが、ニューヨークの遊歩道ハイラインに対して地下にあります。サイトを見たら、2018年から一時開発休止中みたいなんですが、地下に公園をつくるというとてもおもしろいプロジェクトです。
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2017年当時は、計画の様子を伝えるパネルなどが展示されていましたが、すごくかっこよくてですね。ニューヨークは巨大公園セントラルパークもあるし、緑の多い都市ですが、地下にこういう施設ができるって、なんかそれだけでもワクワクするなと思っていました。
最先端のソーラーテクノロジーを使って地下で植物を育てるということでしたが、せっかく地下なので森林が天井から生えていて、さかさまの森が体験できたら、もっと面白くならないかなと想像したのです。
さかさまに木が生えていたら、つり下がってる人を見てるみたいに、木がかわいそうな気になっちゃうだろうか、と思って調べてみたら、さかさまに生えた木の根っこに花を植えているっていうガーデンがありました。
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これは枯木をさかさまに植えて植木鉢のように使っている感じなので、生きている木ではなさそうですね。 私たちの身体は重力を考慮した設計になっていますが、植物はどうなのでしょう。つるのような植物なら重力が変わっても元気に対応できそうですが、大木は重力が真逆になったらうまく生きられなくなるのでしょうか。
植物の気持ちが分からないので、生きている間にさかさまに植えられたらツライのかどうなのか、判断がつかないんですが、もしも重力が操作できて、天井に重力がある状態で天井から生えていたら、それほど大変でもないのかもしれません。
未来の世界ではきっと、重力も操作できると思うのですよね。特定の物体にかかる重力をちょっと弱くできたら、物を運ぶのがすごく楽になりそうです。(エリアごとに重力を変えるほうが簡単かもしれませんが、それだと全部ふわふわして逆に大変そうな気がしていますが、くわしくないので分かりません)
そういえば韓国の釜山現代美術館の壁は、植物で覆われていました。
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フランスの植物学者によるアート作品だそうですよ。
天井から生えている森
プレートみたいなものに乗って空中を移動するミニ公園
植物をアクセサリーや衣服のように身に着ける
ワゴンでやってくる移動式憩いの場
LOWLINEは緑と都市の関係性について、いろんな想像を広げたくなるプロジェクトでした。 ニューヨーク、早く落ち着くといいね。
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今日も読んでいただきありがとうございました!
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みじんこは、アートが好きだよ!ヽ(=´▽`=)ノ