良著を濃縮還元してお届けするみじんこブックレビュー。谷山雅計さんの「広告コピーってこう書くんだ!読本」から広告コピーの重要ポイントをまとめました。今読み返しても本当に分かりやすい良書なので、気になる方はぜひ^^
スポンサードリンク
広告コピーの基本
コピーの第一目的は「描写」ではなく、「解決」→×いまの状況を美しく描こう、ではなく、○今の状況をなんとか変えてみせよう
広告は「ふつうの人の意欲」を期待してはいけない。上手いコピーは、誰もコピーなんか読みたいと思ってない点を出発点とし、じゃあどうやってそういう人を振り向かせるかと発想していくから、自然と短く、強く、シンプルになる。
常識か広告か、意味不明かは、時代によって変わる。コピーは、知っているけど、ふだんは意識の下に眠っているものであり、コピーの基本は、人を納得させるもの。コピーライターが上手に作った感じをできるだけ消すこと
意味で書いて、生理でチェックする
「うんこのにおいのしない香水」→意味的には良いが、うんこのイメージしかつかない。スタイリッシュな洋服にダサいイメージの言葉を合わせるのもだめ。また、コピーを書いた時に、本当にこう思っている人はいるのだろうか、と考えることができるかが大事。ダメな広告の例は「アイラブ東日本」。東日本だけ愛してる人なんていないのでは?と考えることが大事→誰も共感できない。
本当にすごいアイデアはさりげない
ある時「コンビニでこんなサービスやイベントがあったらすごくいい」ものを考えようというクラスがあった。皆はこぞって派手なアイデアを挙げたが、糸井重里さんはぼそっと「カップラーメンにお湯を入れてくれるサービス」があったらいいのに、と。一見地味でも、世の中の人が本当に必要としているまだ存在しないものを見つけ出すのが、単純に奇をてらったことよりも本当にすごいアイデア。
みじんこは、さりげないよ!ヽ(=´▽`=)ノ