企画タイトル
ちょっとしたマチュピチュ
企画骨子
居住地としての古民家を超高層ビルの上に建てるという、街に暮らす人の日照権を守り、勤務地への通勤時間を最大限短縮した天空都市計画。
企画概要
増え続ける世界人口への対応により、超高層化が進むビル群。街に暮らす人々の日照権を守るため、超高層ビルを支柱としたお盆状の区域に新都市が作られた。人々はその都市をネオ・マチュピチュと呼ぶ。標高2430mに作られた古代マチュピチュが現代人にとっても憧れの地であるように、天空に作られた都市はいつの時代も人々を魅了する。建築技術と安全性の向上により、超高層都市のさらに上で暮らす生活が、21世紀の人々にとって日常となる。
今後の展開
ネオ・マチュピチュに暮らす人々は民家群を支える高層ビル柱に勤務し、近隣高層都市へは水力を利用したスライダーで移動するため、交通渋滞による大気汚染は激減する。必要電力等のエネルギーは主に太陽光発電によって産出し、新都市の住宅は全てゼロ・エネルギー住宅となっている。さらに、21世紀型の高度建築は安全性やエコロジーだけでなく、人々の憧れや遊び心に貢献するものになるだろう。支柱ビル内にはプラネタリウムエレベーターが設置され、高速移動の時間も映しだされる星々が人々を楽しませてくれる。また、巨大シャボン玉をビルの窓から飛ばせるスペースがあったり、地上に向けて豆の木のツルが垂れていたり、遊び要素を多く含有する。
今回応募した企画は、構造品質保証研究所株式会社が主催したコンペでした。
あなたが考える「安全で快適な街づくり」に向けてアイデアを募集!
コンペの概要はこちらになります
住む人が楽しくなるような快適な町のアイデアとは?
こちらの企画にまとまる前に、みじんこMTGでブレストし、絞り込んだ結果は以下のような内容でした。最終的には5番目の『ネオ・マチュピチュ』を取り上げ、コンペ提出作品として作りました。
1)Color Town
月曜日は黄色、火曜日は赤、などと毎日違った色のテーマを決め、家の外にその色の傘や板を出す。上からみるとその地域だけ色が染まって見える。
2)Living Town
街中、道路も建物もすべてに絵が描かれていて、街が一つの生き物みたいになっている
3)やわらかタウン
建物や道路の材質がやわらかく、歩くとふにゃふにゃする。
4)No Border Town
電車内や駐車場などの優先席や障害者の表記のない町。優先表記がなくても困っている人がいれば席を譲り、障害を持つ人が使いやすい位置は自然と空けておくのが常識となっている町。
5)ネオ・マチュピチュ
古代インカ帝国に作られた、空中都市マチュピチュを21世紀型の高度建築として立てる。
未来の技術の想像と安全な生活環境をつなぐキーワードとは?
古代の空中都市のマチュピチュと、未来に安心安全に、楽しく住める高度建築として繋げるキーワードをブレストしていき、その中で気になるキーワードを絞り込んでいきました。
- インカ帝国の石の建築の絶妙さ
- 標高2430Mの場所に建てられる建築技術の高さ
- 天空の都市
- 人々の憧れ
- 六本木ヒルズは日本で一番安全な場所
- ゼロ・エネルギー
- スライダーみたいなので他の町に移動
- エコ
- 太陽エネルギー
現状
一度は住んでみたいと誰もが感じるディズニーランドだって、最初はディズニーの妄想から始まった。ディズニーランドのように楽しくて夢いっぱいで、安全な町が作りたい。そんな思いから『みじんこ』が、各担当の得意分野を生かして作り上げた企画でした!
アート・プランニングユニット『みじんこ』から楽しい町の提案が聞きたいという挑戦者はぜひ、下記よりお問い合わせくださいませ♪
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