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人と人との絆の力強さを思い起こさせる~東北でつくる砂像公園企画~

  • 5月 16 / 2014
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人と人との絆の力強さを思い起こさせる~東北でつくる砂像公園企画~

人と人との絆の力強さを思い起こさせる~東北でつくる砂像公園企画~

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企画タイトル

東北でつくる砂像公園

企画骨子

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた女川町。現在は更地となっている場所に、砂でできた滑り台やジャングルジムを設置し、砂像公園を作ります。儚くも美しい砂像でできた公園は、何度もやり直せるという力強いコンセプトを伝えると共に、多くの観光客を東北に誘致するきっかけとなるでしょう。

なぜ東北で公園をつくるのか?

未曾有の大震災から3年の時が経ちましたが、仮設住宅には未だに人が残り、また福島の第一原発の近くでは震災の復興のめどが立たない状態も続いています。被害に遭われた方の中には、今もなお、心に傷を抱え、苦しい状況におられる方もいらっしゃることかと思います。

日本には広島や長崎という、原爆の被害から立ち直り、平和の象徴となっている都市があります。
苦しい状況を乗り越えてきたからこそ、人々の絆の強さや今あるものの大切さを、強いメッセージとして伝えることができると思うのです。

震災後、多くの人が何らかの協力をしています。さらに、今もなおボランティアや植樹などの活動を続けていらっしゃる方々が多くいらっしゃいます。
日本だけでなく、世界中からも支援の手が上がり、人と人との絆は確実に強まったと思うのです。また、この日を機に、今までの自分にはなかった『夢』を持った方もいるのだと思います。

砂像に込められた意味とは?

公園の砂場で遊んだ思い出はあるでしょうか?
何度崩れても誰かが作りなおす砂の山は、誰にでも一度は作った経験があるのではないでしょうか。風雨にさらされて崩れてしまっても、何度でももう一度作り直せる。公園の砂場はそんな、子供が夢中になる時のようなエネルギーを思い起こさせてくれます。
巨大で美しい砂像には、誰もが圧倒される感動があります。それは何度でも人の力で作り直せる、そんな強いメッセージを、この砂像公園の企画に込めさせていただきました。

この企画を考えたきっかけと期待できる効果について

震災直後の6月に、石巻市にボランティアとして伺わせていただきました。震災以来東北にボランティアに行っている友人たちから現地の様子を聞くと、ようやく更地になってきた状態だ、という話を聞きます。私が訪れた当時の女川は、建物が瓦礫として散在しているような状態でした。
震災からもうすぐ3年。
引き続き、復興のために活動されている方々や現地で暮らす方々の活動を応援するようなことができればと思い、提案させていただきました。
復興の希望を込めた砂像公園を観光名所とし、市外からも多くの人を呼び、女川の「今」を多くの人に共有したいと思っています。鳥取の砂の美術館は認知度も高まり、不況の中でも人気の観光名所として、世界中から多くの人を鳥取に呼んでいます。すでに成功例のある鳥取市や日本砂像連盟に協力を仰ぐことで、日本全体で傷ついた地域を応援する機運が高まることが期待できます。

関連リンク  鳥取 砂の美術館

開催したい公園名称

女川町

今こそ東北に思わず行きたくなる驚きの企画を!

公園の企画を考えようと思ったのは下記のコンペがきっかけです。
実際に公園で行われた夢のある活動や、公園でやってみたい夢のある活動についての提案をするというコンペでした。

公園夢プラン2013サムネイルできた!やりたい!公園夢プラン大賞2013

提案させていただいた企画ですが、すぐに実現可能とは言い難い企画のせいか、コンペでは入選とはなりませんでした。
しかし、こうして「公園」というテーマをきっかけに、自分たちが目指していきたい大切なポイント、『驚きという感動を与え、人と人とのコミュニケーションを促す』ための企画を作りたい!という気持ちを再確認できたように思います。

これからも、みじんこは、みんなのFun!をすくすく育てる企画を提供しますヽ(=´▽`=)ノ

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