いつも、note見に来てくださってありがとうございます!人生一番のハイライトが現在きているところで、ジェットコースターの急降下直前の気分を味わっているところです。(ハラハラマックス) 2020年8月末から、6人の日本人によるカスタムSWATCHが出ています。好きな場所を切り取ってオリジナルのSWATCHがつくれるというやつなんですが、選ぶだけでも楽しいのでぜひサイトをのぞいてみていただきたいです!
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2020年9月末現在、特設ページでもOuma(オーマ)を一番上にピックアップしていただいています!一生の思い出にページクリップしました。SWATCH、ほんとにいつもありがとう!泣ける!(家宝にします)
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デザインは2種類あって、マンガでよく使われるオノマトペみたいな表現のものが1つと
私が最初の頃から描いている細胞をイメージした世界のやつです。
もともとが獣医だった私は、臨床のプレッシャーがしんどくて続けられなくなってしまい、顕微鏡で細胞からがんの診断をする細胞病理医になりたかったんですね。でも、なれなかった。細胞からの診断は非常に難しい領域で、日本でも数えるくらいしかいない非常に狭き門でした。
お休みの日に専門の先生に頼み込んでラボで勉強させてもらってた時にいっぱいスケッチした細胞たちが、自分の今の作品のベースになっています。がん細胞、こんな感じで笑ってる形状の時があるんですが、それがかわいかった!(しかし、割と悪性なやつです)
臨床医(いわゆる普通の動物のお医者さんのこと)はやめてしまったんですが、小さい頃に一か月半くらい入院してた経験もあって、医療は生涯を通じてずっと好きです。
なので、医療の未来になんらかの形で貢献できたらいいなというのが私の今の願いです。
アートだったり物語だったり、「作品」を通じて貢献したいんですが、その理由はアートなら場所にとらわれずに多くの人に関わってもらったり、素材も自由だったり、制限がぜんぜんなくやれるからです。
2019年のアートバーゼルで、壁に張ったバナナが1600万円で買われたのをご存じでしょうか。
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アートだとこういうことができます。もちろん、バナナを1600万円に変えられるのは、トップアーティストだけですが、これができるアーティストは廃棄物でも金に変えられますよね。まさに錬金術。
トップアーティストの作品づくりに貧困の村の人たちが関わり、それが村の産業になっているようなところもあります。私もアートをやるなら、できる限りトップを目指したいと思っていました。そういう気でいないとそもそも生き残れないというのもありますが、自分を最初に推してくれた美術批評家の恩師・海上雅臣さんがお会いした時にすでにご高齢だったため、できる限り活躍した姿をお見せしたかったというのもあります。
錬金術師になれたら、世界中どこにいっても金を生み出せます。それはきっと、いろんな人の助けになる。
SWATCHは世界中のアーティストを後押しし、アートイベントに協賛なんかもしてるので、ぜひSWATCHのことも好きになってほしいなと思っています。 このnoteでも何度もご紹介していますが、上海にホテル型のアーティスト・イン・レジデンスがあって、最大半年間無料で滞在できるんですね。朝食も出るし、往復航空券、ビザ代も出ます。
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全アーティストに対する展示の機会が用意されているわけではないですが、上海自体がアートの活発な都市なのと、SWATCHレジデンスが現地で有名なので、現地のギャラリスト等の説得がしやすいです。実際、私の同期でもどこかで展示してた人はけっこういます。
私が応募したのは2016年なので、倍率はたぶんその頃より圧倒的に上がってると思いますが、気になる方はぜひチャレンジしてみてください!
また、レジデンス内での展覧会や上海でのフォトフェアなどのアレンジもしていて、私も銀座のビルで個展をさせていただいたことがあります。
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レジデンスアーティストになった後、セカンドチャンスをくれやすいんですね。あと、この点に関しては日本人はちょっと有利で、SWATCHの支店は東京やソウルにはありますが、支店がない国の出身だとデザインオーダーや展覧会のオファーとかが入りにくいというのはあると思っています。(私の個人的な予想です)
一番大きなチャンスは、トップアーティストの登竜門的なイベント「ベネチアビエンナーレ」です。これ、SWATCHもスポンサードしてるんですね。まともに出すとしたら、その国の代表として出る感じなので、私が出せることは100%ありません。国の代表になるのは天才だけです。でもね、
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↑ 2019年のベネチアビエンナーレにSWATCHブースに出展してる5人のアーティストのうち、3人は私の上海滞在時の同期なんですね。Dorothy、Jessie、Santiagoです。つまり、これまでのレジデンスアーティストから選出されているので、一度、上海SWATCHのレジデンスに参加していれば、自分にもチャンスがあるということなのです。(ちなみに、顔写真だけは毎回、レジデンスアーティスト全員分掲示されているようなので、私もポラロイド写真だけはベネチアに参加できたようです。複雑な気持ち)
ベネチアビエンナーレに出せれば、著名なキュレーターに覚えてもらうチャンスもあるし、何より、出せるだけでアーティストとして圧倒的に箔がつきます(ワールドカップに出れたみたいな感じなんです)。今の自分にベネチアに出せる可能性があるとしたら、ここしかないと思っています。スーパー裏口入学です。現代風に言うならサードドアです笑。
2020年2月にブラジルでお会いできたエルネスト・ネトさんは、ベネチアビエンナーレのブラジル代表なんですね。サッカーで言うなら本田圭佑に会えたみたいな感じ。超天才・トップスターです。
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もちろん、自分自身のアーティストとしての実力は、あらゆる面でトップアーティストの足元にも達してないので、地道に積み上げて機会に備えたいと思っています。 でも、バナナを1600万円に変えられるようになったら、きっと今よりももっといろんなことができる。私は可能な限り早くそうなりたいです。早くって思ってても20年とかかかっちゃうことだから。今回、127万近いフォロワーがいるSWATCHのインスタでもデザインを紹介していただけたんですね。ありがたい!けど、自分のだけぜんぜん人気なかったら申し訳ない、ツライ!という気持ちでいっぱいです(ノД`)・゜・。ブワッ
最後にお願いなのですが!SWATCHのインスタに「いいね」していただきたいのです!SWATCHは外資なので、たぶん、数字をめっちゃ見るんですよね。アートディレクターのカルロも見てると思うので、いいね数が多かったら、きっとベネチアビエンナーレのアーティストを選ぶ時に思い出してもらいやすいと思うのです。カルロに思い出されたいです!
ちなみにカルロは色が好きです!(SWATCHアーティスト数人による予測です)
SWATCHのインスタに応援コメントまで入れてくれたら最高です! 日本のSWATCHインスタで動いてる絵柄つくってくれました!かわいい!ありがとうございます!
デザインのウラ話とかはこちら^^ここまで長文読んでくださってありがとうございます!
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今日も読んでいただきありがとうございました!
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みじんこも時計になりたいよっ!ヽ(=´▽`=)ノ