未来は予測するのではなく創るもの~専門家の予測は当てにならないという話
現代アートをやる上で、哲学というのは本当に多くの示唆を与えてくれるのだなぁと感じています。今日も山口周さんの「武器になる哲学」より。未来予測について。
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続きを読む今日も山口周さんの「武器になる哲学」より、日本に浸透している差別意識について考えていきます。差別、嫌な言葉ですねー。する側にまわりたくないなぁ。うん、でももしも自分が実はすでに差別する人だったら?自分はそのつもりがなくても、自分の周りの人がみーんな女性差別、人種差別する人たちだったら? そんな環境にいても、自分だけは「差別」しないでいられるものなんでしょうか。
続きを読むイソップ童話の酸っぱいブドウの話はご存知でしょうか。美味しそうなブドウがあったけど、自分の手が届かない。「いーや、あんなのどうせ酸っぱくて美味しくないんだ」。手に入らないものを否定することで、自分の心を守ろうとする。フリードリッヒ・ニーチェの言葉を借りるとこちらは「ルサンチマン(弱者が感じる強者への嫉妬、怨恨、憎悪、劣等感などの感情)」と表現されます。
「武器になる哲学」の山口周さんの言葉を借りると「やっかみ」です。今日はルサンチマンについて考えてみました。
アドルフ・アイヒマンという将校がいます。アウシュヴィッツ強制収容所の元所長で、ユダヤ人の大量虐殺を指揮し、最終的に絞首刑に処されました。捕まったアイヒマンはびっくりするほど普通の人だったようで、なんでこんな普通の人に、あんな残酷なことができてしまったんだ!と驚かれたようです。
今日はブックレビューより、山口周さんの「武器になる哲学」より、「悪の陳腐さ」をご紹介です。