元「地球の歩き方」取材ライター、Ouma。これまでに入国した国は1カンボジア、2台湾、3オーストラリア、4フィリピン、5オランダ(数時間)、6タンザニア、7ケニア(通過)、8モンゴル、9ロシア、10韓国、11アメリカ(ロサンゼルス・ニューヨーク)。
オーストラリアは9ヶ月、タンザニアは5週間、モンゴル・ニューヨークは3週間、と少し長めに滞在しています。3ヶ月以上の滞在の時、これがあれば便利!というもの。また出国前に準備しておきたいものをまとめました。
海外渡航・事前準備編
まずは行く前にやっておくとよいことをまとめました^^
1)現地通貨の両替
まずは現地通貨の準備。銀行や空港だとレートがあまりよくないので、ドルやユーロの場合は、日本にいるうちに「大黒屋」で両替します。タンザニアシリングやフィリピンペソなどは現地の両替やさんで両替。いいホテルだとホテル内での両替もできますが、そちらもレートは高め。・・・しかし、最近はクレジットカードでどこでも買い物ができるようになったので、事前に現地のカード事情を調べ、クレジットカードで事足りる国はわざわざ両替しなくなってきました。いざという時のために100~200ユーロくらいあればいいかなと。
✓ 関連リンク 大黒屋
2)携帯電話の休止
帰国した時のために番号を保持したまま、携帯電話を休止することができます。これで電話料金を一時引き下げ。ただ、休止している間は「この番号は現在使われていません」のアナウンスが流れることになるので、ふだん電話をよく使っている人の場合は止めないほうがいいかもしれません。
iPhoneを持っていると、海外でも通常通り電話を取れますが、海外だと着信にも費用がかかることがあり、先方からかかってきた場合でも、取るだけでけっこうなお金がかかります。要注意。
1日でも月の利用があれば、日割りではなく月の利用料が満額かかるので、1/2~3/29まで休止するとすると、2月分しか休止中の金額になりません。
この辺りは、電話会社とその時のシステムによって変わりやすいと思うので、旅の前にショップで確認されるとよいです。
✓ 関連リンク auの海外利用はこちら
3)モバイルデータ通信をオフに
恐ろしいのが海外でのデータ通信。iPhoneの「設定」→「モバイルデータ通信」をオフにしておかないと、通信料が1日3000円近くかかりつづけます。注意を促すショートメッセがくることもありますが、こないこともあるようなので、搭乗時にスマホの電源を切る時に一緒に切っておきましょう!
現地のSIMカードを買うと現地で安く電話できます。電話機本体は、タンザニアで1000円くらいで売ってました、笑。
4)楽天クレジットカードと海外保険
一応入るけど使ったことがない海外保険。1ヶ月以上行く時にはそれなりの金額がかかってしまいます。そんな時は楽天のクレジットカード。年会費は無料。旅行代金や航空券代を楽天カードマンで支払っておくだけで、海外保険がつきます。
楽天カードは、日本を出国する以前に、公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金を楽天カードで支払った場合(補償期間/日本を出発してから3ヶ月後の午後12時までの旅行期間)に限り、海外旅行傷害保険が付帯されます。
✓ 関連リンク 楽天カード優待サービス
5)海外転出届、年金のストップ
1年以上海外に行く場合の役所の手続きとしては1住民票(海外転出届の提出)、2国民健康保険、3住民税、4国民年金、5マイナンバーがあります。
住民税の節税ができることもあるので、こちらは役所でも確認してください。下記サイトが分かりやすかったのでご参考に^^
✓ 関連リンク 海外出発前の役所手続き/留学、ワーホリのサザンクロス
長期旅行で役立つ持ち物
数週間なら困らないのですが、それなりに長く行くと必要になってくるモノをご紹介。
1)パスポートのコピー
基本ですが、パスポートのコピー。外国人は本当は本物を携帯してないといけないようですが、いざという時のために持っておきたい。クラウドにパスポート画像をアップしたり、外付けHDDなどに入れておいたりもしておきます。
2)好きなだけ写真を撮影・ポータブルHDD
長期の滞在になると、SDカードだけでは写真のデータ容量が追い付かない。PCもいっぱいになってしまうかもしれないので、私はポータブルの外付けHDDを持っていきます。今は500ギガでも5000円程度なんですね^^
✓ 関連リンク ポータブルHDD/価格COM
3)1か月以上の旅には必携!爪切り
タンザニアのザンジバルで、伸びすぎた爪を抱えて困っていたら「ナイフで切ればいいよ」とアドバイスをもらったことがある爪。爪切り、意外と大事!切れずに伸びてくると途中で割れてきて、危ないことも。3週間以上の滞在になる時には必携です。特に爪切りを使う文化がない土地に行くときには(/ω\)
4)あれば一応・証明写真
ワーキングホリデーなどで現地で働くことも考えて滞在する場合には、履歴書に証明写真を貼付する必要も出てくるかもしれません。現地で撮影すると、意外と高いんですよね。もし余っているものなどがあれば、一応持っておいてもよいと思います。
5)1か月で英語ペラペラ!日記帳
特に語学留学の目的で渡航する場合に、絶対のオススメは毎日、日記を書くこと。1日1ページ、現地の言葉で日記を書き続けることで、かなり語学力がアップします。
私が初めてオーストラリアにワーホリした時、渡航前のTOEICスコアは380でした。出発前の2か月、毎日英語で日記を書き続け、自分でも実感するほど英語力が上がりました。(渡豪直後に語学学校に入った時には「Intermediate(中級)」クラスでした)
・・・というか、英語力は日本の英語教育を受けていれば、それなりにあります。英語が話せるようになるポイントは、「話したい日本語をそのまま訳す」のではなく、「自分が伝えたいニュアンスを伝える」ようになること。
たとえば、「小さい頃からずっと、獣医さんになるのが夢だったの!」っていうのをそのまま訳すのではなく、「I’d like to be a veterinarian in the future.(将来、獣医さんになりたい)」と伝える。
日本語をそのまま訳そうとすると、英語はかなり難しくなりますが、伝えることをシンプルにするだけで、かなり話せるようになります。この「今の自分ができる英語表現」に変換する力が、日記を書くことで身についてきます。話せるようになってくると、会話自体がどんどん楽しくなります♪
旅の思い出づくりにもなりますし、絵を添えたり、現地で行った美術館のチケットを貼ったり、工夫を凝らしても楽しいのでは^^♪
他にも、これがあったら便利だよ!というのがあったら、ぜひ教えてくださいね♪
みじんこは、人生を刺激する楽しい旅を応援します!ヽ(=´▽`=)ノ