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【残り1日!】クラウドファンディングでモーションギャラリーを選んだ4つの理由~リリース前に仮説と目標を立てよう!

  • 2月 12 / 2015
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【残り1日!】クラウドファンディングでモーションギャラリーを選んだ4つの理由~リリース前に仮説と目標を立てよう!

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【残り1日!】クラウドファンディングでモーションギャラリーを選んだ4つの理由

こんにちは!ここのところプロジェクトその他で忙しくて、うっかり更新が滞ってしまいました。リリース中のプロジェクトはおかげさまで54名もの方が支援してくださってます。終了まであと1日、引き続きよろしくお願いします!

プラットフォーム選びの重要性

最近、クラウドファンディングについて相談を受けることが多いのですが、実は「CAMPFIREをやりたいんですが、どうしたらいいでしょう?」という相談をいただくことも多いです。詳しく伺ってみると、他のサイトについて知らないという理由でCAMPFIREを使おうとしているケースも多いんですよね。
クラウドファンディングのサイトは日本だけでも50個以上ある、なんていう話を聞いたことがありますが、メジャーなもの10個くらいは知っておき、それぞれを比較しながら自分のプロジェクトに一番あったプロジェクトを選べるといいです。
特に、クラウドファンディングは「資金集め」のみのツールではなく、その後も長く続く「ファンの獲得」だったり、意外な「人脈」ができたり、メディアからの「取材」につながったり、本当にそれが必要とされてるかを事前に知る「プレマーケティング」としての利用も可能です。自分がクラウドファンディングを立ち上げるにあたり、「なぜクラウドファンディングというツールを使いたいのか」、また、これを始めることで「どんな展開を期待しているのか」を明確にしておくと、それに適したプラットフォームを選びやすくなります。

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モーションギャラリーを選んだ理由

  • 海外のクラウドファンディングサイトに出したかった
  • 手数料が10%だった
  • 決済方法に銀行振込がある
  • 使ったことがないサイトだから

1)海外のクラウドファンディングサイトに出したかった

海外のクラウドファンディングサイトで有名どころとしては、Kickstarterというのがあるのですが、そちらはアメリカに法人口座があったり、アメリカの住基番号みたいなのが必要だったり、と普通の日本在住の日本人が始めるには非常にハードルが高いです。他にKickstarterほどではないですが、有名なのがIndiegogo。私がニューヨークに行った時にもオランダから来たアーティストさんが資金集めに利用していました。
日本のサイトでIndiegogoと連動しているところは他に、グリーンファンディングというところがあり、そちらでは英語の翻訳もサイト側でやってくれます^^(モーションギャラリーは手数料の安さもあり、自前で翻訳が必要です)

2)手数料が10%だった

今回のプロジェクトでやりたかったことの1つとして、「利益の再循環」がありました。前回プロジェクトを立ちあげた時、「絵が欲しい」というより「Oumaを応援するよ!」という気持ちで支援してくださった方がほとんどだったんですね。自分の非常に個人的な夢に対して、お金を払ってくれる人の存在のありがたさを感じるとともに、自分でも何かを返していけたら、と思うようになりました。大金じゃなくても、働きながら稼いだお金でも、何かに自分がお金を払うことによって、その「何か」は発展する可能性がある。それは大金持ちにならなくても今すぐできること。そんなわけで、今回は最初から集まった支援金額の10%を京都大学のiPS細胞研究基金に寄付するつもりで始めました。ですが、もともと20%の手数料のところからさらに10%の手数料を引かれると、ヘタするとぶっちゃけ原価割れします(笑、人件費はもともと0だとしても、原価割れはキツイ)。そんなわけで日本のクラウドファンディングサイトでは手数料が安いモーションギャラリーを選びました。
ちなみに、目標金額達成できないとサイトに支払う手数料は20%になります。

3)決済方法に銀行振込がある

CAMPFIREをやった時に多くの方から連絡をいただいたのは「クレジットカードがないけど、どうしたらいいですか?」のご質問です。クレジットカードはあるけど、ウェブサイトで情報を載せたくないという方もいらっしゃったりして、決済方法にクレジットカード以外のものがあるというのは、プラットフォームを選ぶ際にはとても大事だと思いました。特に「お金を払いたい」と思ってくれている人を「払えない」という理由で手放してしまうのは残念です。

4)使ったことがないサイトだから

私、今年から「クラウドファンディング研究家」として、毎月セミナーをやり始めたんですね。私の今の住居は、「日本初の家賃0円クリエイターズシェアハウスTOLABL(トラブル)」。若いクリエイターが多く集まってるので、自分がやりたいことに挑戦する人が増えて欲しいな、という思いから始めたものです。私自身も、右も左も分からないまま2013年の6月にプロジェクトを始めたおかげで、多くのチャンスを引き寄せたと思うのです。だからとにかく、ガタガタ言わずに挑戦する人が増えて欲しい。こうしてプロジェクトとして立ち上げることで、自分が伝えたいこと、やりたいことを多くの人に知ってもらうきっかけにもなると思うのです。その時、プラットフォームについて詳細な説明をしたいと思ったら、やはり「自分が使ったことがある」が一番だと思うのです。調査目的がない場合は、プラットフォームはあまり変えずに同じ所でファンを増やし続けるのがオススメですね。せっかく登録までしてくださった人たちに再度のお手間をかけさせることになりますから^^

関連リンク  第3回クラウドファンディングはもっと普通のクリエイターやアーティストが使ってもいいんじゃないか会議 ~具体事例と海外進出のための応用編 クリエイターズシェアハウスTOLABL

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仮説と目標を立てること

プロジェクト実行前にオススメしておきたいのは、「仮説と目標」を立てることです。なぜか?
その理由は「クラウドファンディングは何度も挑戦できるもの」だからです。現在、世界一の支援金額を集めた多機能クーラーボックスのプロジェクトは実は1回めは1,000万近く集めてますが目標金額に達成せずに失敗(1円ももらえない)。2度めの挑戦で13億という金額を集めています。

関連リンク  1回めのチャレンジ:The Coolest 2回めのチャレンジ:COOLEST COOLER

実際に経験するのと想像するのは大違い。人生で一度しかチャレンジしないつもりなら、それでいいのですが、何度もクラウドファンディングを使おうと考えた時、こうして目標と仮説を最初に明確にしておくことで、次に使うときのために活かせる経験となります。漫然とチャレンジするのではなく「なぜ仮説通りいかなかったんだろう」と改善できるきっかけとなります。また、リリース期間の間、目標があると心が折れにくくなる(笑)。いや、これほんとに。毎日1人で拡散してると「うざがられてないかなー」とかね、誰にも言われてない闇の声が心に浮かび始めるんですよ。自分のやりたいことの目標は、クラウドファンディングで目標達成ではなく、その先にあると思います。そのための通過点がこのプロジェクト。やり方ではなく目的にフォーカスすること。目標を思い出すと自分の中から闇の声が消えますよ!

そんな私の今回の目標と仮説

目標1:見知らぬ人からの支援を5割以上にすること

前回の私のプロジェクトは、9割が知人・友人か友人の友人です。組立式ロボットラピロの支援者は見知らぬ人が9割以上。現在2度めのファンディング実行中のきせかえ時計Knotの1回めは7割が見知らぬ人からの支援です。見知らぬ人からの支援が増えるというのは、イコール企画の魅力が高いということ。今回の自分のプロジェクトでは、5割とまではいきませんでしたが、引き続きこちらは目指していきたい目標です。

関連リンク  世界で話題の組み立て式ロボット「RAPIRO (ラピロ)」のさらなる世界展開プロジェクト! 時計業界に新風を!日本製のプレミアムな腕時計を1万円台から気軽にカスタムオーダー

目標2:海外向けのプロモーション施策を3つ以上探すこと

始める前は、インスタグラムに投稿すること、海外の友達に拡散を頼むこと、くらいしか思いつきませんでしたが、おかげさまでこの1ヶ月、いろんなことを試しました~。結果としてはかなり玉砕気味なんですが、それでも情報を集められたのが大きな一歩。海外に自分のクリエイティブを出していきたいと思った時、日本に暮らしている自分にはなかなかどうしたらいいのか、手法がわかりません。海外の友達などに聞きたい場合も、具体的なプロジェクトがあると「それならこうするといいよ」という情報がかなり集めやすくなり、次に挑戦するときのための土台作りになります。同時に、失敗しても(人件費は別としても)ノーリスク。借金を抱えるような自体にならなくていいのがクラウドファンディングのいいところ。経験と集まった情報が、自分の財産として確実に残ります。それを活かすのは、次の自分の行動ですね!

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目標3:支援者数を44人以上にすること

私が初めて立ちあげたプロジェクトの支援者数は43人でした。今回はそれを超えるのが目標の1つです。初めて立ち上げるプロジェクトの場合、たぶん友達もご祝儀的に支援してくれることが多いと思うのです。今回はそれが効かない2度めのチャレンジ。企画もターゲットを若い女性に絞ったことで、支援者層が大きく変わりました。それでも前回の支援者数を超えられたので、ちょっとほっとしています^^

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仮説:価格を下げれば見知らぬ人が買いやすいのではないか

目標1と目標3を達成するための仮説がこちら。目玉になる商品の価格が手に届きやすい価格であれば、見知らぬ人の支援につながりやすいのではないか、という仮説です。今回の私の企画では、2度めのチャレンジでハードルが上がった中、それでも目標として見知らぬ人からの支援を増やす、今までの支援者層を拡大する、という目標があったため、あえて価格を大きく下げました。この価格だと、人件費は0。試作や原材料の原価を考えると赤字にならないトントンくらいです。それでもリリース前に悩んだ挙句に価格を下げたのは、企画の目標を重視したからですね。

仮説:1,300円、1,700円の支援が一番上がるのではないか

クラウドファンディングにおける支援額の平均値は7,000円ほど。この価格帯のリターンに注力すると支援額も集まりやすく目標達成が容易になるというようなことも言われていますが、これはあくまでも目安。たとえば高額支援ができそうなユーザー層がターゲットのものなら金額があげられるだろうし、若いユーザーをターゲットとするなら、金額はちょっと抑えたほうがいいかもしれません。要は「プロジェクトのターゲット」と「ターゲットが払いやすい価格帯」のマッチングが大事です。今回の企画では予定通り1,300円、1,700円の価格帯が一番人気があったので、それは予定通りでしたが、ここを目玉にするなら、限定数の設計もこの価格帯で考えるべきでした。平均値の話が頭にあって、プロジェクトの設計とは違う「8,000円」という金額に限定数をつけた設計にしてしまったのはミスりました。ここらへん、次の反省点として活かしたいです。

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事前にやっておくことでオススメしたいこと

  • 類似プロジェクトを熟読
  • 他のプロジェクトに投資する

1)の類似プロジェクトを熟読、については特に初めてやる方には必須事項です。類似プロジェクトを一度丸パクリして草案を作り、自分のプロジェクトに置き換えていく過程で
2)の投資はもう500円くらいで良いのですが、自分が利用する予定のプラットフォームで投資しておくことで、ユーザーの立場で支援時に気になるところがないか、いつどんなメッセージが来るのか、を自分で知ることができます。あとはもう、とにかくやって学ぶことですね!

クラウドファンディングは一度で終わらないもの。また、クラウドファンディングで「失敗=目標達成しなかった」はイコール人生の失敗ではなく、むしろ次の挑戦のための糧になるはずです。科学実験のように常に仮説と検証を繰り返しながら、私自身もよい企画をリリースできるように、引き続きがんばります!
ラスト1日、応援もよろしくね!また、クラウドファンディングを自分でもやってみたい!という方は、プロジェクトページで今回の企画設計を確認してみてください♪

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