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オンラインサロン・アル開発室でけんすうさんに質問する時のポイントを考えてみた

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オンラインサロン・アル開発室でけんすうさんに質問する時のポイントを考えてみた

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マンガサイト・アルの開発の裏側が見られるというオンラインサロンがあります。その名も「アル開発室」。現在は初月無料のようなので、7/1から入ると一番オトク度が高いと思います!今日は月曜のおすすめコーナー「けんすうさんになんでも質問できる」のおすすめ質問ポイントです。

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このサロン、すごいのは月曜日にけんすうさんになんでも質問できるコーナーがあるんですね。好きなマンガから事業相談まで質問者のためになる視点で回答をくれます。本当にありがたい!

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良い質問をして良い回答を得るためのポイントは、こちらの記事に書かれているので、こちらもどうぞ。

アルでライターもやっているみじんこは、けんすうさんのファンだし、マンガも好きだし、ということで、オープンしてすぐにサロンに入りました。それ以来、けっこうたくさんの質問をしているのですが、最初に送ってた質問から、徐々に傾向が変わったので、そちらをご紹介します。

1)エベレストにいるけんすうさんと話せるようになりたい!

自分自身もエベレストみたいに高い山に登れるようになりたい。そう思った時、エベレストに住んでいるような人たちとふつうに話せるようになったら、自分がエベレストにいる実感がわくんじゃないかなーって思ったんです。けんすうさんも、大学に入る前に「受かった大学生のフリをして質問に答えるをやってた」と思うんですね。
理想の自分になれてるところをイメージできると、実際にそういう自分になれるという話はよくあります。

エベレストに住むような人たちは、どんな低酸素状況で暮らしているのかを実感したい!よし、まずはエベレストにいる人と話せるようになろう!と思ったのですが、最初はなかなかハードルが高くてですね。

その理由は
・Facebookで実名質問するので失礼だったり、つまんない質問をして恥ずかしい思いをしたくない
・そもそも何を聞けばいいか分からない

初期のころはともかく、特に最近は「600万MAUがシード期でPythonのマネジメントがEXITする」みたいな11次元の会話が飛び交っていて、ぜんぜん分かりません。質問者のレベルが高すぎるよ、、!

しかし最近では、StandFmというアプリで匿名質問も受け付けているので、ちょっと気軽になりました。受付はサロン内だけなのでまずは一回入ってみるのをお勧めです。(サロンのFacebook内で限定URLが発行される感じです)

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アルでライターもやっているみじんこが初期にしてた質問は
「四十七大戦で好きな都市はどこですか?」
とかです。

『四十七大戦』は、首都争奪をかけて、全国の都道府県が戦うマンガなんですが、地元あるあるがめっちゃ出てきておもしろいのです。名産品や有名観光地を使ってバトルするんですね。おすすめです。

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この『四十七大戦』のコマ投稿を、けんすうさんがいっぱいしてたので、これがらみなら自分が恥をかくこともなく答えてくれるに違いない、と思ったのです。

けんすうさんからは本当にちゃんと答えが返ってきたので、殺せんせーがヌルフフフって言ってくれたかのような喜びがありました!やったー!

ヌルフフフ /

で、しばらくはマンガの質問をくりかえしていたのですが、3~4か月くらい経って、「あれ、せっかく質問できるチャンスがあるのに、好きなキャラとか聞いてても、何の役にも立ってないな」ということに気づき始めました。
四十七大戦はおもしろいですが、けんすうさんが島根派でも神奈川派でも、「そうなんですね、ヌルフフフ」って思える以上の喜びが自分にも周りの人にも聞かれる本人にもないなぁと。最初からそれに気づいている人は本当に優秀だなって思うんですが、みじんこは3~4か月費やしてようやく気づきました。なにしろ気づくのが遅い子なんですね。
おなかがどうやら弱いらしいというのも、何十年も生きてようやく気づいたくらいなんです。それまでは、いつもと違う物を食べるとおなかピーピーになるな、って思ってただけだったんです。おなかが弱いって気づいてないので変わった物を食べるのをやめずにいつも苦しんでました。

いろんなことに早く気づけると人生には得が多い気がしてます。みじんこもできればもうちょっと早く気づきたいです。

でも、この数か月のおかげで、「すごい人に質問をする」ということのハードルがかなり下がりました。最初は本当に、今回はなんのマンガの質問をしたらいいのか、と苦悩するだけで1時間くらいかかってたので、エベレストにちょっと近づいた気がしています。
とりあえず聞けるようになるって大事ですもんね!

この段階で目指すことは
・とりあえず質問できるようになる!

やらないほうがいい質問は
・プライベートに絡むようなジョーク
・「もしも」こうだったら、の質問

プライベートに絡むジョークというのは、たとえば「パンツは何回おきに取り換えてますか」とかですね。

よくあるジョークではあるんですが、まったく知らない人に言われると、ガチなのか、ジョークなのか分かり切らないので、聞かれるほうがちょっとコワいんじゃないかなーって思います。もしもの質問は「もしもけんすうさんが、殺せんせーだったら何をしますか」とかですね。けんすうさんは殺せんせーではないし、たぶん頑張ってもなかなかなれないので、もしもの質問は割と誰の役にも立たないんですね。

コミュニケーションのためでないのであれば、自分が殺せんせーになってしまった時に聞くのがいいかなと思います。
※殺せんせーというのはマンガのキャラクターで、黄色いタコ風の暗殺対象です。

合わせて読まれたい  暗殺教室の作品情報、単行本情報 | アル

「とりあえず話せるようになりたい」という目標を達成するためにオススメしたい手軽な質問としては、アルの記事のリンクを貼り、ここがよかったです!と言うことです。

質問コーナーですが、質問しなくてもいいんですね、これ。

アルの記事を貼る理由はこんな感じです。
・けんすうさんと話せる(エベレストにいる人と話せるが達成→その後の質問のための心理的ハードルが下がる)
・アルの記事への導線ができるのでクリックされるかも(アルにとってお得)
・いい記事がポイントと一緒にシェアされていると、開発室のメンバーの人にとってもありがたい
・けんすうさんの回答コストがかからない

オススメしたい記事はこのへんです。何度読んでもとてもいいです。

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質問する以外でエベレストを実感できるマンガとしては、『岳』があるので、ぜひこちらもお勧めです。

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2)自分の本当に困ってることを聞く

ようやくエベレストにいる人と中継で話せるようにはなったのですが、ちゃんと自分が山に登り始めないといけません。中継で喜んでいた状態から、自分でも山登りをするために必要な質問をするぞ!と思い立ちます。

この段階でする質問は「本当に自分が困ってること」です。割と当たり前でしたね。これプラス「けんすうさんが得意そうなこと」を聞くといい感じです。

質問コーナーという感じですごい人になんでも聞けるので、ついなんでも聞きたくなってしまうのですが、さすがのけんすうさんでも、おなかをいつも壊してしまう原因とか聞かれても困ると思うのですね。その場合、病院にいったほうがいい回答が得られそうです。
こちらにも聞きやすい人ではなく、正しい回答を持ってそうな人に聞く、と書かれています ↓

私は、2019年の年末に本当に困ったことがあったんですね。それはブラジルに行くどうかです。すでに航空券を取っていたんですが、直前にブラジル人ハーフの方に会い、強盗に遭って同僚が殺され自分も殺されかけたというかなり衝撃的な話を聞いたのです。
ポルトガル語も話せないなら、ターゲットになるから絶対に行くなと。
一度も行ったことがない土地について、自分よりよく知っている人に直接「行くな、本気でやばいぞ!」と言われたために、さすがにビビリまして。

ブラジルにお金をかけて行く理由としては
・行ったことがないので行ってみたい
・世界的に有名なアーティストのエルネスト・ネトさんに会いたい

というのがありました。でも、ネトさんには会えるか分からなかったし、ただ行きたい程度の理由だったら今行かなくてもいいので、やめたほうがいいかなと思ったのです。

けんすうさんに聞きたかったのは「損切り」のタイミングです。

それなりに時間やお金をかけてることを、「やっぱやめ!」と決めて撤退するのってどういう基準で判断すればいいんだろうと。行っても行かなくてもそこまで自分のアート活動の進捗も変わらないため、航空券代の18万円くらいを損切りだと思えば、それ以上お金も時間もかけなくていいかなと思ったんですね。

けんすうさんの回答は、ぜんぜん予想外で「物語が転がるかどうか」を判断基準にする、というものでした。

自分がアーティストとしてエベレストに登るまでの物語を考えた時に、どっちの選択肢がより物語として魅力的か、を考えたら、ブラジルに行くほうがよかったんですよね。行かない場合はただ日本で暮らすっていうだけなので。ブラジルの安全性をネットで調べまくりハラハラするだけの毎日を送っていたので、判断基準があるというだけで、ハラハラ時間が激減したのも助かりました。この基準は今後もずっと使えそうです。
結果的に、この時に行ってなければブラジルにはしばらく行けなかったと思うので、すごく運がよかったです。
さらに、一番叶ったらいいな、と思っていたエルネスト・ネトさんにも会えました。ネトさんも自分にとってはエベレストに住んでいるアーティストなので、いつか話してみたいと思ってた憧れの人です。

唐突に降臨されたので「あの作品が素晴らしかったです」みたいな感想ばかり言ってましたが、アル開発室で事前に「会えたらこういうことを聞きたい」と投稿してたおかげで、その質問をちゃんとすることができました。けんすうさんに質問する日々がなかったらたぶん、会えても「好きな日本食」とか聞いてたと思うんですよね。「お寿司が好きだよ」と言われて、その後どうするんだっていうことに先に気づいてたのはよかったです。

3)全員が得する質問をする

質問するっていうのが自分にはとてもためになったので、「エベレストから見える景色を見るぞ!」という気持ちで質問を繰り返してたのですが、ずいぶん質問が増えてきたので、もしかして迷惑かなと思って聞いたことがありました。
「毎週質問するぞ!と思ってやってたんですが、もしかしたら迷惑かもと思えてきました。けんすうさんだったらどんな質問をしますか?」
みたいな感じです。

この回答がとても意外で、、、!

「自分がしたい質問よりも、主催者が圧倒的に得をし、そこにいる人たち全員が得する質問をする」

だったんですね。エベレストから見える景色、いつも予想外、、!

そもそも自分のための質問とかしないんですね。他者目線を常にもってるってこういうことか、、と。

いやー難しい。考え方としては
・アルが圧倒的に得をする
・アルに関わっている人みんながそれぞれのフィールドで成功する
・アルの物語が転がってファンがつく
・アルに関わってる人たちも自分のファンがつけられるようになる

ためのヒントになる質問ができるといいんだろうなーって思うんですが、今のところ、明確な回答がないです。アルの新機能リリースや記事の真意を聞く質問とかがいいのかなぁと思いましたが、うまいポイントが分からないでいます。(誰か教えて)

今は毎週質問をやめ、上記を考えつつ、自分のためにもなる質問が浮かんだ時に聞こうかなと思っています。

4)ファンづくりについて学べる

けんすうさんへの質問に的を絞って記事をまとめましたが、アル開発室に入ってよかったな―って思うのは、「ファンづくり」のポイントが体感できるところです。ファンになってもらおう!みたいなことをよく言うじゃないですか。でも、自分のファンってどうしたらなってくれるんだろうと。

がんばっていればファンになってもらえるかな、と思ったんですが、最近はちょっと違う気がしています。というのも、がんばってる人いっぱいいるんですよね。マンガ家さんや小説家志望の人とか追ってると、みなさん毎日投稿なんて普通にやってる。たまに投稿の人は、1投稿のクオリティーがめちゃめちゃ高かったりする。
自分よりがんばってる人は死ぬほどいるなぁと。そんな中で、自分のファンになってくれるってどういうことなんだろうって思ったんですね。

そこで考えたファンになってくれる理由は

ファンにとってメリットがあること

なんじゃないかと思ったのです。

好きな音楽を聴いてると、自分が幸せですよね。
おもしろいマンガを読んだら、自分が楽しい。

私は今、noteがとても好きですが、これまでほぼ読まれなかった物語系の投稿がほかのプラットフォームより読まれやすく、編集部も創作を後押ししてくれるというのが分かるから好きです。(小説なんて検索では、ぜったい引っかかりませんよ!)

これまで日本にマンガを語れる友達はぜんぜんいませんでしたが、アルを通じてマンガについて話せる場ができました。海外では若者たちがめっちゃ熱狂しながら話しかけてくれるので、マンガって世界平和につながるなって本当に思うんですよね。だからマンガ業界をコストかけて後押ししてるアルがとても好きです。(世界にほのかに残るマンガ差別がなくなるといいな!)

サービス終了してましたが、polcaもとても好きで。polcaのおかげで最初の長編小説を書き切ることができたし、苦手な英語本を10冊読むみたいなことを達成することもできました。自分が小説を書くことに月300円払ってくれる人が数人いるっていうことに、とても大きな力をもらえたんです。

そしてもちろん大好きなのは、アーティストとしての自分にチャンスを死ぬほどくれているSWATCHです。早く有名になってSWATCHに恩返ししたい!

ぜんぶ、自分へのメリットがあり、そのメリットが大きいほどファン度が高くなってる気がします。

世の中にあるいろんなサービスや商品って、やっぱり誰かの喜びになってますよね。自分のがんばりが、誰かの喜びにつながるにはどうしたらいいか。しばらく考えながら実行してみたいと思ってますよ!

合わせて読まれたい  オンラインサロン「アル開発室」

初月無料のようなので、月はじめに入るのがオススメですよ!

今日も読んでいただきありがとうございました!Ouma作品はギャラリータグボートさんで販売しているので、のぞいていただけると嬉しいですよ!

合わせて読まれたい  みじんこの旅を応援できるショップ OumaのArtSticker ギャラリータグボートのOumaページ


みじんこは、エベレストに登りたいよ!ヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「楽して登りたいよっ。」
「楽がいいよー」

mijinconbi

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