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歴史に残る「現代アート」の作り方を公式から考える

  • 7月 30 / 2020
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みじんこアート

歴史に残る「現代アート」の作り方を公式から考える

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現代アートってとても謎いですよね。見て「美しい―!」って分かるようなものだけでなく、なんだか全然わからないものもたくさんあるはず。その中で歴史に残るものってほとんどなくて(アートじゃなくてもほとんどないよね)、残るものはなにかと言うと、「公式」になってるものだと私は考えています。

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公式っていうのは、科学の公式と同じような感じで、あとの人も使えるようになる「手法や考え方」という意味です。

超ざっくりとこんな感じ。
・公式「レディメイド」=既製品を使う ・公式「印象派」=光の印象を描く ・公式「インスタレーション」=設置型の作品

昔は既製品はアート作品と見なされなかったけど、公式になったおかげで、後の人も既製品をアート作品として使ってもらえるようになったよーって感じです。

半年くらい前の記事なんですが、「現代アートのコンセプトは「公式」を意識しながらつくる」からさらにちょっと考えを進めて、「公式」にどんな種類があるかを考えてみます。

アートの世界で「公式」になりうることとしたら、主に2種類の方向性があるかなと思っています。

1)概念的な公式

・これをアートであると選択することがアートである(レディメイド)
・すべての人は社会を彫刻するアーティストである(社会彫刻)

2)キャラクター的な公式

・実在したもの:織田信長、バンクシー、ドラキュラ伯爵など実在の人がモデルになっているものもある
・架空のもの:ドラえもんなど
・パターン的なアイコン:草間彌生さんのかぼちゃ、村上隆さんのお花

それぞれを詳しく考えてみます。
概念的な公式をつくるのに必要なのは「アイコン」か「分かりやすいタイトル」だと現在は考えています。既製品を使う、抽象的な画面にする、など見栄えが分かりやすいものが「アイコン」ですね。ヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」みたいなものは、タイトルと概念の結びつきが非常に分かりやすいので浸透する例です。

公式が公式として価値をもつためには「後の人が使いやすい」という必要があるので、こうして公式を使って作品作りをしてもらいやすい状態「アイコン」や「タイトル」があるものは、後の人が文脈に加えやすいと考えています。何をマネすれば、何を言えば公式を使ったことになるかが分かりにくい表現は、公式になりづらいという感じです。
同時に、自分が公式をつくるときに、もともとある公式を内包した公式をつくれると、過去の文脈も内包できることになりますね。

キャラクター的な公式としては、実在と架空、その中間(実在の人がモデルになってる〇〇)があると思いますが、現代アートだと「KAWSのキャラクター」や村上隆さんのお花マーク、人物だと覆面作家のバンクシーとかが具体例かなと思っています。
バンクシーのもつイメージってゲリラ的に概念転換してくる感じで、なんか鼠小僧次郎吉的な義賊を思い起こさせますよね。そういうアクションが全部「バンクシーっぽい」と言われる可能性もあって、それがキャラ的な公式だなぁと思っています。

あと、パターン的な公式については、「公式の意味が分からなくても日用品に転用しやすい」があるなと思っています。ドラえもんがグッズ化するのと同様に、黄色いカボチャや黄色に黒のドットがグッズ化されたら「草間さんだなぁ」という気がする。キース・ヘリングも世界中で人気ですが、日用品として使いやすいパターン、大衆に好まれやすいパターンのある有名なものはブランド的に残りやすいのではないかと思っています。

まとめると

1)概念的な公式

・アイコン(特定の素材や技法、パターンがある)
・タイトル(概念を分かりやすく言語化している)

2)キャラクター的な公式

・実在(バンクシーなど特定のイメージが付随する人物)
・架空(KAWSのキャラクターなど)
・パターン(草間彌生のドット、キースへリングの線画など)

私は概念的公式タイトルとして「社会治療」パターンとして「細胞画」、はざまのキャラとして「みじんこ」がある感じです。どのジャンルで公式をつくろうとしてるかを考えると、自分が次にやることが明確になりやすいんじゃないかなと思っています。

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