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韓国釜山の展覧会で出会った人と「音を交換する」作品

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韓国釜山の展覧会で出会った人と「音を交換する」作品

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釜山現代美術館で展覧会が始まりまして、オープニングを見に行ってきました!その中でも興味をもった作品をご紹介。今日はGentil, Gentle: The Advent of a New Communityという展示から音を使った作品をご紹介。

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人への興味を喚起させてくれる作品

サイトに作品詳細が載ってるかと思って油断していたのですが、すみません。誰のなんて作品だか分からない・・・!展示自体の名前は「Gentil, Gentle: The Advent of a New Community」になります。

参考リンク  Gentil, Gentle: The Advent of a New Community(Museum of Contemporary art BUSAN)

どんな作品かと言うと、体験型のサウンドワークなんですね。まずはヘッドホンをつけます。ヘッドホンごとに違う音が聞こえます。例えば水音だったり、例えば風っぽい音だったり、例えばヴァイオリンっぽい音だったり。

同じくヘッドホンをつけてる人に近づくと、相手が聞こえている音が自分のヘッドホンでも聞こえるようになります。自分の音がヴァイオリンだったら、相手の水音と重なって聞こえるようになる感じ。相手にも同じように自分が聞こえている音が聞こえるようになります。

さらに、2人でおじぎをすると、聞こえている音が交換されて、相手の音を自分が持ち歩くようになります。

作家さんがいて話を聞いたのですが、「おじぎ」っていうのはアジアのマナーだと。最近はそういう仕草が失われ始め、SNSで簡単にコミュニケーションし、リアルで会うこと自体が少なくなってしまった、と。人と人が実際にふれあい、いろんな影響を与え合っていることを明瞭に感じさせてくれる作品で、私はとても好きでした!ヘッドホンをしていると、人と話すこと人と出会うこと、相手のことについてとても興味がわくんですよね。「今、どんな音もってるの?水?私、ヴァイオリン!」みたいな。相手がもっているオリジナルなこと、もの、についての興味をすごく刺激してくれる作品。人って全員、当たり前ですけど自分と違うんですよね。だからこそ、「そんなことに興味あるんだ!」「そんなこと考えているんだ!」っていうのが本当におもしろい。そういう純粋な「ヒトへの興味」を思い出させてくれる作品で、他の人がいる喜びをしっかり実感させてくれる作品だったんですね。さらに、この作品は一緒に音を聞く誰かがいないと成立しない、というところも好き。たぶん、韓国人のアーティストさんだと思うんですが(英語が堪能だったので分からない)、とても素敵なやさしい作品だと感じましたよ^^

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みじんこも交換したいよ!ヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「いろんな音聞きたいよっ。」
「知りたいよー」

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