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物事の本質は進化した「カタチ」にある、丸山純子

  • 6月 23 / 2020
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みじんこアート

物事の本質は進化した「カタチ」にある、丸山純子

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ArtStickerから丸山純子さんの作品をコレクションさせていただきました。今日はカタチと物事の関係について考えてみましたよ。

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レジ袋とワイヤーでつくられた作品ですが、「花畑」のように感じてしまいます。タイトルを見るとやっぱり「花畑」と書かれています。まったく植物の要素がないのに「花畑」だと感じてしまうのは、それぞれの「カタチ」が花に似ているからなんですよね。私たちは「カタチ」によって物事を分類(認識)しているんだなぁと感じたんです。

参考リンク  無音花畑-藤原記念館 – 丸山 純子 | ArtSticker

花っていっても、いろんな花があるはずなのに、ふわふわっとしたものが頭に、そこに棒が生えていると「花」っぽく見えるんですよね。このあいまい認識がヒトの脳の宝なんですが、ほとんどの動物は「完全一致」でないと、同じ物だと認識しないと聞いたことがあります。
人間は、取っ手がついていようとなかろうと、素材が木だろうとグラスだろうと、「コップ」っぽいものは「コップ」と認識すると思うんですよね。それが初めて見るデザインであっても。

丸山さんの作品も、素材はまったく「花」じゃないのに「花」っぽく感じます。

参考リンク  無音花畑ーNYK – 丸山 純子 | ArtSticker

そうすると、人間が物事を認識するのは、素材でも機能でもなくて「カタチ」なんだとと気づきます。
私の作品ですがこちら。パッと見て、「文字」が最初に目に入ると思うのですが、たぶん思うのは「葉っぱ」だと思うんですよね。

この作品を誰かに紹介するときはたぶん、「葉っぱ」見てきた。になると思うのです。

参考リンク  もぐもぐする葉っぱ – Ouma(オーマ) | ArtSticker

同じく植物系だと須田さんの作品もです。

参考リンク  雑草 | 唐津市役所本庁舎 – 須田悦弘 | ArtSticker

パッと見て「植物」と思う。これは形から認識していることで、「光合成してそうー」とか思って「植物」と認識するわけではないです。
これは機能から考えるととても不思議な話で、たとえば「コップ」に植物を入れて「植木鉢」として使った場合は、「植木鉢」と認識すると思うんですね。ってことは、実際の分類は「機能」によってなされることになります。

植物の機能から考えると、機能を最大限生かすために進化してきたのが「カタチ」です。光合成をするぞ!という時に丸くて小さいとかは不利なんですよね。だから羽を広げるように光を浴びられるように伸びます。ここから考えると、カタチは機能をより生かせるように進化していくようです。つまり、進化したカタチは、その物体の本質に近づくんじゃないかと思うんですね。
カタチが重要だとすると、本物の植物も「カタチ」が植物でなければ植物と認識されないのかもしれない。
自分がつくりたい「遊びに行きたい病院」のカタチはなにか。癒しのカタチとはなにか。しばらく模索してみたいと思ってますよ!

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今日も読んでいただきありがとうございました!Ouma作品はギャラリータグボートさんで販売しているので、のぞいていただけると嬉しいですよ!

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