数年前から取り扱いいただいているタグボートさんに新作がアップされました。フィンランドで展示してた体験型インスタレーションも出してるので、ぜひ見るだけでもお願いします！^^
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上海で展示していたクラミドモナスシリーズ
クラミドモナスっていう単細胞の生き物がいるんですが、ご存知でしょうか？高校時代に生物を選択していると割と知ってるかなーという気がするのですが。単細胞のクラミドモナスが合体して協力しはじめ、１つのボルボックスとして生きる様子が昔から好きで。同じやつらが協力してたはずなのに、ちゃんと役割分担されて機能分化していくところが魅力的だなぁと。
１ピースだと作品タイトルが「クラミドモナス」２つ以上だと「幸福藻（シアワセモ）」全体だと「ボルボックス」になるという進化シリーズです。ピースごとに１枚の画になるように描かれているので、完成した形状は「あった」のですが、展覧会中も積み木みたいに組み合わせられていくことで、複雑な立体になり、もとのセットの垣根を超えた作品が再構成されていきました。
すでに一部の作品は上海で販売されているので、自分のもっている作品の完成形を一緒につくるものを誰かが持っていることを想像する楽しみもあります。
おススメとしては、積み木を選ぶような気持ちで、サイズの違うクラミドモナスさんのセットを買うのが楽しいかなと。日常から作品とコミュニケーションすることで、生物のように可愛がってもらえたらなと思っております＾＾
✓ ギャラリータグボートのOumaページ Ouma作品販売ページ
一生懸命 応援してくれるタグボートスタッフ
現在の私は一年のうちをほぼ海外生活しています。主な収益源は、みじんこショップや定期的に開催している個展の売り上げなどなんですが、海外を移動しているということは、そもそも「売れるものを持ち歩けない」んですね。スーツケースなんて半分以上、画材でいっぱいですから。作品制作に必要な画材や紙を持つのが精いっぱいなんです。だから、日本で作品を預かってもらえ、プロモーションしてくれるタグボートさんの存在は本当にありがたい。でも、私の作品は安いのだと3000円とかです。たとえ売れても「手間」を考えたら、タグボートさんはぜんぜん元が取れないのです。でもね、ちょっぴりでも売れるとスタッフさんが「よかったですね！！私たちももっと売れるよう頑張ります！」というメールをくれるんです。実は、私の母が最近、タグボートに出てる私の作品を買おうとごにょごにょしてくれてたみたいなんですが、なんか「パスワードが分かんなくなった―」ということで、ストップしてるようで。そういうのも「もしも分からないことがあれば、いつでも連絡くださいね！」と言ってくれる。
作品がすごく高額なら「やっとけよ！」って言えるんですが（←ダメなやつ）、今の私の状態だと売れても労働コストのほうが高くついちゃうんですよね。だから、本当にありがたい、と思いつつ、早めに上りつめてお返ししたいなといつも思っているのです。Tさん、本当にありがとうございます！みじんこは頑張るよ！
「顧客にとってアートを身近で分かりやすいものとし、顧客とアートの間にあるハードルを無くす」というミッションに向けて、タグボートは「オンライン＋リアルギャラリー」というメリットを生かし、若手アーティストのさまざまなサポートをしています。
公開で言っていいのかは微妙なんですが、私が上海で一気に活動を広げられたのは、代表の徳光さんの紹介の力によるところが大きいです。徳光さんは特にアート系コラムにも力を入れていて、私のみじんこブログは完全にアーティスト目線なので、違う角度からの情報発信はすごく勉強になります。あとはやっぱり、常に動いているので最新情報常時がアップデートされているのがいいです。「ライブ感」「当事者感」がすごくあります。外から見ているような観客目線の批評よりもアツイ。
✓ タグボートコラム コレクター向けアート情報
ちょうど４月に「教養としてのアート-投資としてのアート」という現代アートの本を出されたばかり。現在エストニアにいる私はKindleが出るのを待ってますが、日本ですぐ手に入る方はぜひどうぞ。現代アートに興味がある、コレクションしてみたい、という方は本を読んでから質問を抱えてセミナーに行くと、学びが深まるかなと思っています^^
セミナー情報はFacebookが一番探しやすいですかね。こちらのフォローがおすすめ。→https://www.facebook.com/tagboat01/
✓ 合わせて読みたい 現代アートについて考える～初心者の第一歩から海外展開まで役立ち記事まとめ
みじんこは、遊べるものが好きです！ヽ(=´▽`=)ﾉ
みじんくん と みじこちゃん
「触りたいよっ。」
「遊びたいよー」
