買い忘れた画材を追加購入しに行こうと思ったら、、今日はハングルの日で韓国は祝日なんだそうです。そんなわけでハングルとみじんこのお話。
スポンサードリンク
民のための言葉「ハングル」
朝鮮王朝第4代王・世宗(セジョン)によって1446年ごろにつくられたのがハングル。韓国の人に話を聞いたところによると、世界中の言語を参考につくられたみたい。アルファベットのように音の組み合わせでできています。当時の支配層が使ってたのが中国の漢字で、それに対して民衆のためにつくられた意味合いが強く、韓国でもハングルは「民」を象徴するものでもあるようです。たとえば、パククネ政権がろうそくデモで倒された広場は、漢字で名前が書かれているけど、その場所は「民の力」の象徴でもあるので、表記をハングルに変えよう!という意見もあるみたい。この世宗大王は、現在韓国の1万ウォン札にも描かれています。
✓ 参考リンク ハングルの日 韓国ウォンのお札の人は誰!?紙幣の人物&観光スポット情報
ハングル(言語)をテーマにしたアート作品をつくっているアーティストさんが、Hongti Art Centerで市民向けのワークショップをやっていて、それに参加させていただきました!
韓国の伝統お菓子をつくろう!
砂糖でできたお菓子は古くからある韓国のお菓子だそうです。これにハンコみたいに自分のつくった言葉をのせるんですが、まずは言葉づくり。文字はやっぱり「みじんこ」にしましょう!ハングルでつくろうかなと思ってたところで、漢字とのミックスにしたら?という意見をアーティストさんからいただき、「日本語」「ハングル」「漢字」のミックスにすることに。
文字を決めたら、次は「型」がつくりやすいように、文字をちょっと抽象化します。
できあがったのはこんな感じ!ぴょん!と立ったところが、みじんこの触覚みたいでカワイイ!
では土台のお菓子をつくっていきましょう!
まずは砂糖を溶かします。水をまったく入れないで火にかけるのですが、すごく液体状になるんですね。
混ざってきたところで、コーンスターチを爪の先くらいちょっぴり入れます。あっという間に全体が白っぽくなる!馴染むまでよくかき混ぜてから、粉(小麦粉??)の上にかけます。
広げて丸く形を整えてから、つくった型をのせて、ぎゅうぎゅうしてできあがり。
なんか古代の壁画みたい!(*´▽`*)楽しかった!
このアーティストさんはハングルを社会に見立て、規則正しく型に収めることで多様性が失われているのではないか、というのを言語を通じて考えているようです。韓国も昔はもっと漢字を教えていたようですが、最近はほとんどなくなってきたみたいです。各国の言語の歴史も興味深いですね、それではまた^^
みじんこは、やっとお菓子になれたよっ!ヽ(=´▽`=)ノ