:::: MENU ::::

韓国語の無料授業を15分で挫折したことから考える義務教育をアップデートする方法について

  • 6月 03 / 2019
  • 韓国語の無料授業を15分で挫折したことから考える義務教育をアップデートする方法について はコメントを受け付けていません
  • , ,
みじんこ体験, 世界のおもキカ!

韓国語の無料授業を15分で挫折したことから考える義務教育をアップデートする方法について

Pocket

韓国語の無料レッスンを受けてきました。韓国・大田(テジョン)のインターナショナルセンターでは、韓国語の無料授業が受けられるんですが、先日はボランティア先生によるマンツーマン授業、今日はテキストを使ったグループクラスを受けてきました。20分でもう受けないことを決め、授業中に「学習とは何か」について考えていました(勉強しろ)。
※アップデートっていうのは、落合陽一さんの「〇〇をアップデートせよ」のパクリです。

スポンサードリンク

モチベーションがあるのにつまらないのはなぜか

私が受ける韓国語のレッスン自体は、もちろん義務教育ではありません。私が「自分で受けたくて」来ている。なのに、10分もしないうちに飽き始め、2時間の間に2万回くらいはあと何分で終わるのかを数えてしまいました。マンツーマン授業の時は1時間ですが、すごくあっという間に感じたんですよね。だから自分でもこの差にびっくり。「義務」でないので、「やっぱ無理ゲーなんでもうやめますう」って私は言えるんですが、義務教育で毎日6時間とかやらされてたら、確かにグレたくもなるな、という気持ちがなんとなくわかりました。
モチベーションはあったはずなのに、なんでそんな状態になってしまったかというと、理由は2つ。1つめは「扱う内容がそもそもおもしろくない」2つめは「韓国語と拙い英語で説明されるので、何を話しているのかがそもそも分からない」

1はあれですよ、「I have a pen.」なやつですよ。今日の授業では「部屋にはベッドがあります」「テレビはありません」「それは地図ですか?」みたいなのを学びました。いや、分かりますよ。基礎的な構文覚えておけば他にも応用できるし、勉強にはなることが。でもさ、ぶっちゃけつまんないですよね。ふだんの会話で「私の家に椅子はあります」とか言わないしw
最初に「野菜はいくらですか?」「高いので少しまけてください」みたいなのが学べればすぐに役に立つし、「彼の冗談はつまらなすぎてやめさせたいです」「私の夢は火星に穴を掘ることです」とかだったらまだウケたかもしれない。(コースに中途参加しているので、もしかしたらほかの人は習い終わってるのかもしれません。

独学とグループ学習について考える

受けるのをやめようと思った理由は「テキストが一度勉強してしまった後、数年後も役立ちそうな構成になってなかった(=すぐ不要になりそうなテキストを買いたくない)」ことと、「同じ内容を日本語のテキストで学べば15分くらいで習得できそう(=2時間もいらなくね?)」って思ったことも一つ。もともと私は韓国語を独学してたことがあり、けっこういいテキストを持ってるんですよね。授業では韓国語+拙い英語で説明されていることが多く、その時間って何言ってるか全くわからなかったんですよね。複数回繰り返されてやっと理解するという「解読時間」がけっこう長かったので、率直に「韓国語習得」だけを目標にするなら、日本語テキストでサクサクやったほうがたぶん早いだろうなぁと。

グループ学習のメリット

グループ学習してよいことがあるとしたら、やっぱり一緒に同じものを学ぶ仲間ができるってことじゃないでしょうか。人が好きだったり、新しい人たちと出会うのが好きな人にはいいですよね。

単独学習のメリット

単独学習のメリットは、学習に使う時間と内容を自分で制御できることです。時間をかけたいことに時間をかけたい時にかけられる。実技(実地訓練)をどこまで最初から行うかで伸びも違いますね。なんのために勉強しているのか、という目標設定や自分にとって適した人をメンターとして設定することで学習スピードは上がりますが、これがうまくできないと沼展開になりやすいのが問題点。

義務教育をアップデートせよ。

義務教育の問題点は、学習スピードと興味が明らかに違う子たちが同じ授業を受けないといけないこと。そこで、ほかの子に迷惑をかけない限り授業中に「自習」してて構わないとする。ただし、自習した場合には自分で「宿題」を設定し、次の時までに必ずやってこないといけません。宿題の内容は「授業の科目に即したものであること」と「それについて自分が学んだこと」というのが条件です。だから、たとえば日本史だったら「日本史漫画を読み、千利休が殺された理由をまとめる」とかが提出事項になります。ポイントは「授業を自分でカスタマイズさせる」ですね。つまらないと分かっていて強制的に受けさせられている状態って、受ける側にとっても教える側にとっても幸せな状態ではないんですよね。

ところで、今回の韓国語の授業で一番受けるのをやめようと思った理由は「宿題があること」でした。韓国語は勉強したいけど、現在の自分の最優先事項ではないので、自分が使える時間の配分を人に決められるというのが自分には合わないなぁと感じたのでした。
「勉強になる」ことは確かだし、無料で受けられるのも本当にありがたいことなので、ちゃんと韓国語を習得したいという方にはお勧めですよ!

合わせて読みたい  韓国テジョン(大田)で無料の韓国語講座が受けられるスクールがすごい


みじんこは、学ばないよヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「教えて欲しいよっ。」
「やって欲しいよー」

mijinconbi

Pocket