Oumaのことを厳しいだの怖いだの言ってくださるみなさんこんにちは。すみませんが、そんなんで怖いとか甘えた生き方しすぎですね。ぜんぜん本気出してないです。私が本気を出すと、二度と立ち上がれないほど廃人になってしまうので、基本的に無限の能力を極限まで押し殺してうまいこと人間っぽく生きているのです。うん、優しさ。
そんな優しい破壊神Oumaですが、今日は軽くFacebook投稿でよく見かける告知系ゴミ投稿を一掃し、地球を浄化しようと試みました。
1)そのおもしろさ、全く伝わってないです。
「とにかく絶対おもしろいんで、ぜひ来てください!」
ありがちですねー、がんばってるんで!おもしろいんで!の連呼。なんなんですかね、この言葉自体がそもそもおもしろくないですよね。せめて「おもしろさ2%なんで、ぜひ来てください!」だったらちょっとおもしろい感じしますよね。コトバの力を信じすぎ。「おもしろい」っていう単語に負担かけすぎです。
Facebookは不特定多数の人に見られる可能性のある媒体です。新しい人たちに本当に来てほしいと思うなら、何がおもしろいのかを明確にしましょうか。ジャンルは?おもしろさの工夫は?他にはない特徴は?その描写なしにおもしろさだけ押すなら、せめて連呼してる言葉くらいおもしろくしましょうか。
2)遊びに行けない。
「3日までだから遊びに来てね!」
非常によくありますね。イベント会場の写真+「いついつまでだよ、遊びに来てね!」投稿。ああ、期限が書かれているだけこのケースはマシでしょうか。ひどいと本当に「来てね!」しか書いてないです。うん、もう「どこに?」って話ですよね。どんだけイベント写真が魅力的でも、場所が分からないと神くらいしかたどり着けないです。えっ、もしかしてネ申限定イベント?それとも、その人のタイムラインをたどってたどってたどってたどって、イベント情報が書かれているところを見つけて、これがそうかな~って確かめてたどり着く感じですかね。ずいぶんと王様きどりですね。アメンホテプ3世にでもなったつもりでしょうか。Facebookはフローな情報です。自分のタイムラインを全部見てくれてる人なんて、心が清すぎるファンか変態の二択です。自分がかつて投稿したイベント情報を必ず見てくれてるって考えるなんて、とんだ思い上がりさん。こういう投稿って、シェアするのも一苦労です。いや、シェアしないけどね!
3)まぁくんって誰やねん
「今日はなんと、まぁくんも出るんだよ!絶対来たほうがいい!」
だからその、まぁくんって誰ですか?何やってる方?どこ界隈で有名なの?それともあなたがファンなだけ?すごい人ならすごさをちゃんと描写しましょうか。「毎日10本ずつ鼻毛を抜いても、まだ鼻毛が出てるまぁくん」→うん、すごく毛深いのと根性ありそうなのが伝わってきます。
4)その上から目線、バレてますよ!
「初ロバジョンでMRみたいにバクバク!」
うん、もう何言ってるんでしょうね。専門用語が多くて平気っていうのは、聞かされる相手のことを1マイクロも思いやったことがないんだぜっていうのが露見しちゃってるんですよね。それとも「オレ、こんな知ってんだ、すげーだろ!」って言いたいんでしょうか。それなら、「MRとか言えちゃうオレ、すげー!」って言ったほうが100万倍、誠実なコトバです。ところで、専門用語というのは人名も同じくです。「Ouma」も専門用語。これだけだと知らない人には人名かどうかもわかりません。「細胞アーティスト」のように、分かる単語の組み合わせはアリ。組み合わせることで意味が分からなくなりますが、各々の単語の意味が分かるところで謎を呼ぶ「引き」になります。
※MR=僧房弁閉鎖不全症、ロバジョン=ロバートジョーンズ(包帯の巻き方)
告知の基本おさらい
上記がよくある滅びたほうがいい投稿。隕石が落下してもまぁまぁ生き延びれるかもしれない生きる力のあるコトバは下記。
- 写真を入れる
- 分かりやすいタイトル
- 分かりやすい内容説明
- 場所、時間、料金を記載
- 道順があると親切
- 複数回投稿する
1)写真を入れる
コトバの話なのに、写真を一番にもってくるオレ!いいんだ、百聞は一見に如かずなんだ!引きになる写真・画像は時に、考えつくしたコトバより多くを伝えてくれます。・・・おいそこの。関係ない写真突っ込むのやめようか。
2)分かりやすいタイトル
基本は、①内容が分かる②専門用語を入れない、です。人名やグループ名を入れる人が多いですが、基本的には避けましょう。専門用語を入れる場合には、ざっくりでも意味が分かる補足を付け加えるといいです。
3)分かりやすい内容説明
ジャンルの説明(アート、映画、音楽など)、見どころ、具体的な内容のチラ紹介。抽象度を上げて謎感を引き出してもいいです。・・・おい、おまえ。タイトルや内容、告知投稿に書かれていることとぜんぜん違うことやるのやめようか。
4)場所、時間、料金
来たい!と思った人のための基本情報ですね。ギャラリー個展は通常無料なので、以前、私は記載してなかったのですが、何人かに「いくらですか?」と聞かれて最近は「無料」と書くようにしました。こういうのも実は業界の専門知識だったことに気づいていなかった例です。こういうのにちゃんと気づくところが天才の証。
5)道順
迷いやすい人のためにテキストでの説明、動画での説明、写真での説明、などがあると非常に親切。すみません、私もあんまりやってません。ここまでできる人はもはや救世主。
6)複数回投稿する
Facebookはフローな情報。友達全員が読んでくれるわけではありません。来てほしい時には、複数回に渡っていろんな角度から投稿しましょう。また、シェアを人にお願いしましょう。人間は意外と「○○してね」とはっきり言われないと行動の仕方が分からないものなのです。何もしなくてもシェアしたり参加したりしてくれるのは、心温まるファンか変態さんだけです。
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言葉はコミュニケーションツール。発する先の相手に伝わるのが一番です。独白のコトバであっても、SNSに書き込むということは、読んでいる相手がいるということです。こんなことを書いているOumaですが、私も日々、伝わらないコトバを繰り出し、そのたびに反省しています。そんな中、最も誠実なコトバとは、「本音」に思いやりが添えられたコトバだと私は考えています。同時に、どんなにコトバを誤ってしまっても、本音が整っていれば、その美しい心はちゃんと相手に伝わるもの。だから、表面的なそんなにコトバは気にしなくてよいのです。
そんなわけで、基本的には優しいOumaでした。うん、誰も信じなそう!
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みじんこは、世界のゴミ発言を一蹴します!ヽ(=´▽`=)ノ