治療としてのアートというのを考え始めた当初の自分は、自作のことだけを考えていた。だけど癒しを突き詰めていくと、結局社会の変革になっていく。すべてがつながっているってこと。自分の作品を通じて起こる影響について考えるようになってくる。いろんな人と出会い、いろんなアイデアをもらい、世界の誰か小さなリアルが、自分の中に蓄積していて、自分はすでに自分一人では成り立っていない感じがします。
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アートと医療を取り巻く社会構造
✓ 参考リンク 世界初、治療として患者に美術館訪問を「処方」 カナダ医師会 ウィーン近郊グギング(Gugging)のアウト・サイダーズ
個の作品やアートセラピーも癒しには重要なんだけど、時間はかかっても変革として重要なのは、それらを内包する社会システムの変革、あるいは一般の人が持っている概念の変革だと思うんだね。考えは連鎖する。アートを医療として処方するのが新しいことではなく、当たり前に疑問ももたないほど浸透した時、社会は変わったと言えるのかな。無条件に素晴らしいことばかりではないだろうけど、何かを始めてみること。そもそもそういうチャレンジに対してイイネ!って言える社会でありたい。誰のどんなアクションであっても。
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みじんこは、医療が好きだよ!ヽ(=´▽`=)ノ