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末期患者が家族にいたら~気持ちを吐き出す手助けになることや自身が抱え込まないためにすることなど

  • 1月 22 / 2019
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みじんこレビュー

末期患者が家族にいたら~気持ちを吐き出す手助けになることや自身が抱え込まないためにすることなど

良著を濃縮還元してお届けするみじんこブックレビュー。今回は「死ぬ瞬間」をめぐる質疑応答から、重い病気をもった人たちと話す時に気をつけるポイントなどをまとめてみました。

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Q.患者に否定的な気持ちをもったときは

「あなたの態度が気に障ったり腹立たしかったりすることがある」と率直に告げる。それから「このことについて話し合ってみませんか。病院スタッフを皆、遠ざけることにならずに済むような解決法がきっと見つかる」と言う。彼の態度に対するこちらの気持ちを率直にありのままに話せば、患者も怒りを外に出すことができるばかりでなく、こちらが腹を割って話していることが分かるので、彼も率直に楽に話せるようになる。
もしも治療が長期に渡った場合、家族の側も張りつめ続けてはいられないと思うのです。特に死を目前にした時、いわれのない怒りを周りにぶつけることがある。そういう時は、家族の側からも正直に気持ちを話し、一緒に解決を探っていけばいいかもしれないですね。抱え込まずに周りを頼っていいし、気持ちを吐き出すこと。

Q.死を望む人、たとえば自殺の恐れのある患者とか麻薬やアルコールの依存患者には、どのように生きる意志をもたせるのか

患者を善悪で判断しないことが大事。あるがままの彼らを受け入れ、なぜ麻薬やアルコールで自分をダメにしてしまうのか、なぜもう生きる意志がないのか、その理由を見つけようとすること。

Q.延命措置をやめる判断はいつすべき(家族にかかる経済的負担も考慮して)

患者が受容の段階に達し、家族も平静でいる場合、患者が「すべての延命措置をやめてほしい」と頼むことが多い。患者に寛解や快復の可能性がないことが確実な場合には、患者の願いを尊重する。

Q.末期患者の治療をする医師たちに必要なこと

医学校のカリキュラムに「死とその過程」に関する講座をいれること。
外来診察部に「叫びの部屋」を作り、定期的に通院してくる患者が自分の気持ちや不安を聞いてもらいたい時に、その部屋で看護職あるいは訓練を受けたボランティアの人に話を聞いてもらうことができるようにする。
すべての外来で、定期的に通院してくる患者とその親たちのためのグループセラピーを始めること。これは参加者全員にとって非常に治療効果がある。
獣医大学に通うがんの動物を抱えたご家族が家族会をつくり、お互いの気持ちを話し合っているというのを聞いたことがあります。動物の場合は「動物ごときでそんなに落ち込むなんて」と考える人もおり、そういう言葉が家族を傷つけることもあります。同じ境遇の人たちがいるというだけで力になることもあるのでは。

Q.老人ホームに入らなければならない老人たちは「楽しい家庭生活の死」について語っていると感じるのですが

家庭や地域に戻ることを願う入院中の患者が、家庭ではなく老人ホームに移されるとしたら、「これで私は死んだも同然だ」という意味のことを言うでしょう。これは「社会的な死」と呼ばれることがある。

患者とのコミュニケーション

患者が自分のニーズを伝達するのに使える言語形式はいろいろある。幼児患者は、絵や遊びと言った言葉によらない象徴言語で私たちに「話しかける」
たとえばロールシャッハテストで抽象的な表現をするなど。末期患者の使う象徴言語は、患者自身が死をどう思っているかについて、身体に起こりつつある変化を患者がどう自覚しているかについて、患者たちが私たちに多くのことを教えてくれる。

Q.失語症の臨死患者への手助けは?

書くことができるなら、紙と鉛筆を与えて筆談する。書けないなら、イエスとノーの代わりになる記号や合図を教える。
モノローグ・ダイアローグ:相手の質問を先取りし、こういう質問ですか?と聞き、イエスかノーで答えてもらうもの。相手がもう質問はありません、という合図を出すまでこのやりとりを続ける。

もっと詳しい問答が書かれているので、さらに知りたい人は本書をチェック!


みじんこは、死なないよ!ヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「生きてないからだよっ!」
「生まれてないよー」

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