良著を濃縮還元してお届けするみじんこブックレビュー。今日は映画化もされた漫画「響~小説家になる方法~」から、作家としての姿勢を学んでいきましょう!(微妙にネタバレしているので、ネタバレNGの方は引き換えしてくださいませ)
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「響」ってどんな漫画?
革新的な小説を書いたのは現役高校生。自殺を止めるために電車を止め、芥川賞作家を蹴り飛ばし、テレビ局の社長を人質に取って指を折ると脅す彼女は芥川賞・直木賞を同時受賞するほどの天才的才能の持ち主。彼女の名言をみじんこで再現。
アニメ化予定の小説の絵を大人気イラストレーターに出版社が依頼。イラストレーターは仕事の忙しさから、イラストをプロットだけ読んで作成。激怒した響の一言(7巻のシーンです)。
ラフ絵を目の前で破かれたイラストレーターは、忙しくて小説を読めなかったことに対して「俺に描いてもらえるなら5割の力でも構わないって作家はいくらでもいる」と。
小説を読んだ上で仕事を受けるかどうかを決めることにしたイラストレーター。
↓9巻から敏腕編集者さんから小説家になりたいという高校生へのアドバイス
今、自分が何がわかって何がわかってないか
それは常に意識してて。
改善点が自分で分かっているというのは大事なこと。これをなんとなくにしてしまうと、いつまでも同じところを巡ってしまうんですよね。前の自分と今の自分、これからの自分。どこが違っているのか、自分でちゃんと分かっていれば、天才じゃなくても変わっていける。編集者さんのセリフにもありますが、どこが悪いか分からない=「その作品は非の打ちどころのない傑作」なのか。違うんだったらなんかあるはず。それを自分で把握・修正していけることは大事なことだと思います^^
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みじんこは、天才ぶりたいよ!ヽ(=´▽`=)ノ