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薬物依存のシャーロック・ホームズが女医のワトソンと一緒にニューヨークで事件解決してるドラマから考えるキャラクターについて

みじんこレビュー

薬物依存のシャーロック・ホームズが女医のワトソンと一緒にニューヨークで事件解決してるドラマから考えるキャラクターについて

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ホームズ&ワトソン in NY、というタイトルに惹かれて見始めちゃったAmazonプライムのドラマシリーズ。事件自体も意外性が盛りだくさんで、作りつくされてそうなミステリーでこれだけおもしろくできることに戦慄を覚えます。そんなわけでおススメ^^

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エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NYとは

ロンドンからニューヨークに移り住んできた薬物依存のシャーロック・ホームズ。そして、ホームズの父に頼まれてホームズを保護観察することになった元外科医で女性のワトソン。ホームズが難事件をバッタバッタと解決する中、ワトソンはホームズが再び薬物依存に陥らないか気にしてるっていう物語です(微妙に解釈が異なることがあります)。

参考リンク  『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』

名前の影響力のすさまじさ

ホームズとワトソンと言えば、コナン・ドイルの名作キャラクターなわけですが、こちらのドラマではキャラクター設定は「ホームズ=名探偵」「ワトソン=医者」ってことくらいしか継承していません。設定も現代なので、推理のためにググったりもします。しかしこれ、たぶん「ジェフ&マリー」とかだったら見てないと思うんですよね。やっぱり、ホームズとワトソン、と書かれているから見始めてしまった。そういう意味で名前の影響力のすごさを感じますし、彼らの名前は人類共通の財産になっていると言わざるを得ないです。ドイルが医者として人気があれば、これらの作品は執筆されなかったかもしれないというところも運命的。人生の成功や失敗がその時点での「点」で判断することはできないというのを実感させられます。

広く愛されるキャラクター

歴史上の人物が漫画の主人公になったりすることは非常によくありますが、一からキャラクターをつくるというのは、本当に生命を一つ生み出すようなものなので、本当にすごいスキルだなぁと思うのです。ところで、どんなキャラクターが人気があるのか。天真爛漫なヒーローとかもいいですが、意外と辛い過去のせいで無口の人殺しキャラとかも人気ありますよね。実際にリアルでいたら単にウザいだけのキャラクターも、物語として見ると意外と魅力的だったりする。
なぜか。
それは、キャラクターの過去や内面、葛藤が読者には分かるからですよね。リアルだと単にウザいという表面的な部分しか分からない。でも「そうなる理由」が提示されると共感に繋がる。リアルの生活でもきっとそうなんだろうなと。私たちは自分の情けない部分、恥ずかしい部分を隠してしまいがちだけど、もしも素直にさらけ出し、それでも目指していることに向けて努力できたら、いつでも漫画の主人公たちのように広く愛されるキャラクターになれるのかもしれないですね。
目的+葛藤+障害
これが物語の推進力であると共に、おもしろい人生を歩む秘訣かもしれません。


みじんこは、キャラクターだよ!ヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「広く愛されたいよっ!」
「長く愛されたいよー」

mijinconbi

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