良書を濃縮還元してお届けするみじんこブックレビュー。今日は糸井重里さんと台湾の実業家、邱永漢(きゅうえいかん)さんとの対談本「お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ」から、お金にまつわるお話をご紹介です。
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1万円札を書いてみてください
まずはちょっと心理テストっぽく。手近にある紙に1万円札を書いてみてください。結果についてはこの記事の一番最後にご紹介。
台湾の実業家で作家でもある邱永漢さんとの対談形式で進むこちらの本。なかなか自分の持ってた「お金観」との違いがおもしろかったので、そちらをご紹介しようかなと。
お金が汚いという考え方は、中国人にはない。
日本だけ割合に、お金を汚いと感じるのではないか。
私、実はお金を触った後、お金に触れたレシートを触った後に必ず手を洗う習慣があるんですね。頻繁に手を洗うこと自体は、獣医時代からの習慣になってしまってもはややめられないのですが、小さい頃からなんとなく「お金が汚い」という意識があって、触った手は必ず洗ってしまうんですね。お金に罪はないのに、、なにこの差別意識、、ごめんね、お金。
お金に不自由しなかったうちからきたお嫁さんは、欲張らないからいい。
たいていの親が「節約すること」ばかり教えてしまうのは、とてもよくないこと。むしろ贅沢を教えるべき。
息子と比べて娘さんに10倍くらいのお小遣いをあげていたという話が出ていました。十分にお金を持っていてお金に苦労していない娘さんは欲張らない性格に育つんだとか。・・・びっくり。あくまで個人の感想に過ぎませんが、自分にはなかなかない発想でした。私の海外アート生活をずっと支えてくれた、また日本のアーティストを支援しているスゴイパトロンさんが日本にいるのですが、確かにいいものをたくさんご馳走になっていると、「もういいかな」っていう気にもなってくる。一度も味わったことがなければ絶対にいいもの食べたい!ってなるんですが、一回内容が分かっていると、それよりも制作したいかな、時間早く終わる食事のほうがいいかな、みたいな意識になるので、贅沢している人のほうが欲張らない、はもしかしたらあるのかもしれないですね。んでもまぁたぶん、人によるw
金と動機は、水と空気のように必要。
これはすごく分かるなぁと。お金を稼ぎたい、は強い動機にならないんですよね。でも何かを強く「やりたい」と思った時、実際にやり始める、やり続けるには確実にお金がいる。いつまで続けていけるかは分からないけど、今はまだアートもライティングもやり続けていけてるので、まだしばらく頑張っていきたいですね。
お金そのものを目的にするのと、お金を使ってできることのために求めるということは、全く意味が違っている。
さて、最初の1万円札のお話。サイズはいかがだったでしょうか。お金がない人ほど、実物より大きく描くみたいですよ!
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みじんこは、お金が好きだよ!ヽ(=´▽`=)ノ