いよいよ明日がオープニング!韓国釜山のアーティストインレジデンスHongti Art Centerで展覧会が始まります!スタッフさんやアーティストさんたちが協力してくださったおかげで準備ができました!企画の詳細はこちら。今日は写真で内容をお届けです!
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病院をテーマにした展覧会
企画にあるように、この展覧会「Hospital」では、
1)生命ってなに、どこからどこまで
2)治療とはなにか
3)医者(治療者)は誰なのか
の3軸のコンセプトでお届けしております。
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今回、自分も楽しみにしているのは、お菓子で自分の薬をつくる「調剤薬局」。他の人のための薬セットもつくって置いていってもらえたらいいなと思います。
レジデンスしながら、各地の医療事情などを学んでますが、韓国で先進的だなと思うのはやっぱり「整形」の部分。日本だと「整形をカミングアウト!」みたいになりますが、韓国だと普通に受け入れられているから、勇気出して告白、みたいなのがないんですよね。50年前に髪の毛を金髪にしてたら、たぶんクレイジーだと思われた。30年前くらいだと不良でしょうか。今は金髪だろうがピンクだろうがあんまり気にされなくなりましたが、整形に対する批判的な見方は韓国以外の国ではけっこうあるんじゃないかなと思っています。日本でも「整形疑惑」みたいな言われようになりますよね、きっと。やってても「言えない」っていうのは、そこに差別的な見方があるから。
ただ、冷静に考えてみて、悪いことをしているわけではないですよね。自分でお金を出して、自分の顔を好きに変える。髪の毛を染める、脱毛する、と同じで誰にも迷惑はかけていません。自分の顔にコンプレックスがある人にとっては、整形するだけで気持ちが明るくなるのは確か。立派なメンタルケアです。
日本は世界の国々から安全を評価されてますが、自殺率は非常に高い。心地よく暮らすのに社会が適していないのかもしれない。医療は個人のケアだけでなく、個人が暮らす環境にも目を向けるべきではないか、そうなった時、社会全体をつくっている私たちが、社会という生命に対する医者として機能していること。そんなのが展覧会のテーマです。
将来的にリアル病院をつくってみたいので、その時のためのステップでもあり、今後も病院をテーマにいろいろ深めていきたいなと思っています。
あいちトリエンナーレをきっかけに生まれた「ReFreedom_Aichi」による「#YOurFreedom」と名づけられたプロジェクトをここでも行います。不自由展その後の中止は少女像のみが原因ではないし、その後いろんなアクションが起こっていることなどを伝えられたらなと思っています。日本の現代アートは一般にそこまで浸透していないので、理解されにくい部分はだいぶあると思うんですね。日本では「現代アート」が行ってる役割をマンガが担っていると私は考えています。マンガだったらもっと幅広く受け入れられたと思う。韓国ではそのあたりは映画が担っているみたいですね。
あなたが日常の中で見つけた差別や偏見、我慢やあきらめを強いられた具体的なエピソードを教えてください
일상 속에서 발견한 차별이나 편견, 혹은 아집이나 포기를 강요당한 구체적인 사례를 들려주세요
What is a concrete example of when you experienced discrimination or prejudice that completely disempowered you and made you feel hopelessness?
あいトレで私が気になったのは実は香港のこと。合わせて香港のことも気に留めてもらいたいので、香港について知ってることを書いてください、という紙も合わせて置いています。
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