物語から現実世界を変えていく、「宇宙兄弟」から生まれた「せりか基金」という医療支援ファンドがあります。宇宙兄弟という大人気マンガに、伊東せりかさんといお医者さんの宇宙飛行士がいて、彼女はALSという難病の治療研究をしているんですが、せりか基金は現実にALSの治療研究を行う研究者さんたちを支援するものなんですね。
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月額3265(みじんこ)円支援してるよ!
アートを通じて医療支援したいなーというのはずっと思ってたんですが、物語(フィクション)から現実(リアル)につながってる試みとして、せりか基金が大好きでして…。2020年から月額支援を始めたのです。支援額は3265(みじんこ)円。無言で支援するのではなく、毎月2点、3265円の作品をつくって販売し、そのたびに告知もして、作品もせりか基金も知ってもらうのをつづけたら、自分も作り続けるプレッシャーになるし、告知もしつづけられるしいいなと思っていました。
そして今回初めて購入していただけましたよ!わーいわーい!(*´▽`*)
この作品はブラジルの葉っぱをトレースしてつくられたものなので、ブラジルという現実をちょっと思い起こさせるつくりになっています。それ以外に「せりか基金」に月額支援してる金額と同じ3265(みじんこ)円なので、このお金が医療支援になるんだなーっていうのを想像できると思うのです。
せりか基金を受け取った研究者さんの論文が、2020年2月21日に英国科学雑誌「Nature Communications」に掲載されるという快挙も達成したんですね。作品を通じて、こういう成果に買った人も貢献している。そういう「つながり」が感じられると素敵だなと思っています。
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アート作品って作家の人生が込められているとともに、よく考えられた現代アートって社会や歴史や、いろんなことを含んでいるんですよね。そこが本当におもしろい。
でも、ふつうの人の立場からしてみたら、難しいことをいろいろ言われてもよく分からないと思うのです。シンプルに、自分がアートを買ったら、世界の医療がちょっとよくなる。それが自分たちに返ってくるっていうのは、けっこう分かりやすいです。実際に著名なアート作品って観光資源として何百年も町のために働いてくれますが、ささやかに社会への貢献のサイクルを回すことって誰にでもできるし、そういう流れがたくさんになったら、それは1つの名品の力を超えるかもしれないですよね。
自分はもっと町の象徴になるような大きなものをつくれるようになりたいですし、物語を通じて現実の世界に影響を与える「せりか基金」みたいなことをしたい。とはいえ、どうするのが一番、私の目指す「社会治療」になるのかが、自分自身で想像しきれてないので、こういった試みを通じて考えを深めていきたいなと思ってますよ!
初購入、ほんとにうれしいです、ありがとうございます!(このまま一度も売れなかったらどうしようと割と本気で思ってました笑)
そんなわけで3月2点目の作品もみじんこショップにアップしたので、こちらもぜひお手元に。オーダーお待ちしてますよ!
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今日も読んでいただきありがとうございました!みじんこは引き続き、応援をお待ちしておりますです^^
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みじんこも葉っぱ食べたいよ!ヽ(=´▽`=)ノ