チケットをいただいたこともあって行ってきました東京都美術館。ふだんは割とギャラリーのほうが好きなので、あんまり美術館には行かないんですね。海外の美術館だとLACMAとかThe Broad、MoMA PS1とか好きなところは多いです^^ 伊藤若冲や白隠などの作品が並ぶ中、イチオシしたい作品をご紹介。
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なめくじ
写真撮影がNGだったので、イメージ図を再現しましょう。長沢芦雪作「なめくじ図」
✓ 参考リンク 奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド
若冲の精緻さとかすごいし、美しいですよ。達磨とか龍とか並ぶ中で突如現れたなめくじ図。京のエンターテイナーっていうタイトルがついてたのだけど、なめくじ図が途中で現れるおかげで、キュレーションの意図も感じましたね。すごくおもしろかったです笑。なめくじラインは一筆書きみたいですね。現物はもうちょっと線が黒い印象をもっていましたが、「長沢芦雪展」こちらのサイトの画像を見ると、割と薄めでしたね。カタツムリでなくなめくじを選んじゃったのはなんでなのか(カタツムリのほうが、パッと見キレイじゃないですか?)。
✓ 参考リンク 長沢芦雪展
館内、非常に混んでいて、順番に次々移動する、みたいな感じだったんですが、なめくじの前にはあんまり人がいなくてですね。長沢芦雪が実際に生きていた時代、この作品を「素敵ね」と楽しむ人がいたのだろうかと想いを馳せてしまう。画面に執着したくなるより、外に、この作品が描かれた頃、作家自身に視線を向けさせてくれる、楽しい作品でした。なめくじ。
みじんこは、なめくじじゃないよ!ヽ(=´▽`=)ノ