エストニアのアーティスト・イン・レジデンスMoKSにいた時、ちょうどラトビアとの共同アートプロジェクト「Waste」。14組のアーティストさんが選抜されたプロジェクトですが、ちょうどMoKSで制作されてた時に私も一緒に滞在していたので、彼らの作品を写真でお届けします!
スポンサードリンク
時間を想像させる作品
イタリア人アーティストElena Redaelliさんの作品。ラトビア、エストニア6か所を旅しながら経年変化を見たい作品ですね。彼女のHPにある自然の中にあるインスタレーションがほんとに好き。こういうの自分もやってみたいんですよね、北欧の森の多いところで。
✓ 参考リンク Elena Redaelli
自然とデジタルの関係
アーティスト・デュオのVarvara & Marの作品はデジタル技術を使った作品。4つのディスプレイには「土地、水の表面、水の下、固まったもの」が上から順に映し出されてるんですが、どれもAIのアルゴリズムで表現されたもので、写真などリアルから引っ張り出されたものではないんですね。言われないと、写真を加工してるっぽいですが、AIが「(土地/水/水の下/固形物)のWaste」をテーマに算出した画像がずっと動きながら表されています。
彼らは招き猫を使ったプロジェクトもやってたので、ぜひ、サイトも覗いてみてください。
✓ 参考リンク Varvara & Mar
腐ったお酒をつくる時の音
料理っぽい作品がこちら。腐った食べ物を煮込んでその音を録音。そこから腐ったお酒をつくるというプロジェクト。できたお酒はもちろん飲めません。
✓ 参考リンク André Avelãs
ごみと音
ケニアのナイロビのゴミ捨て場で撮影された映像のプロジェクト。こういう場所って日本では日常的に見かけないので興味深いね。ナイロビ自体も危ない町なので、日本の安全の尊さを感じる。
✓ 参考リンク Jacob kirkegaard
Jacobさんは、青木ヶ原珠海で撮影した映像と音が見られるプロジェクトを過去にやっていたことがあります。こちらも合わせてどーぞ!
✓ 合わせて読みたい 自殺の名所・青木ヶ原樹海で作品制作したアーティスト~自分に制限をかける知識について
MoKSは広くて落ち着ける素敵なレジデンスでした。ヨーロッパ方面のレジデンスに参加中に、隙間時間とかできたらまた参加したいなって思います。物価も安かったしなぁ。
✓ 合わせて読みたい エストニア南の村、Moosteでのアーティスト・イン・レジデンス体験レポート vol.1 現代アーティストになりたい人のための~初心者の第一歩から海外展開まで役立ち記事まとめ
みじんこは、涼しい国が好きだよ!ヽ(=´▽`=)ノ