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アーティストとして活動継続するための経費について考える

  • 10月 29 / 2019
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みじんこアート, みじんこの活動

アーティストとして活動継続するための経費について考える

毎度いろいろ反省点があるアート活動なんですが、今日は経費についての反省点をいろいろ考えてみました。

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アーティストの経費ってどんなのがある?

アート活動ってすぐに芽が出るわけではないので(なんでもそうだけども)、継続していくための資金繰りって地味に大事なんですよね(なんでもそうだけども)。生活費とか以外に、アーティストとしてかかるものといえば、画材や展示の什器代、交通費、アトリエにかかる費用、倉庫代などでしょうか。割とちゃんとアートをはじめてから私は丸6年、もうすぐ7年目ってところなんですが継続できているのは、大きく支援してくださった方がいたことと、極限までコストを下げているからですね。

アーティスト・イン・レジデンスという世界各地のアートプログラムに参加してキャリアを積んでたのですが、作品発表時に考えていたのは、基本的にレジデンス先で作品販売ができないため、大型インスタレーションをつくってポートフォリオを充実させる、というのを重視していました。というのも、過去作品がしっかりあることが→次のレジデンスの合格につながり→それがCVの充実→作家としての信頼度につながると考えていたからですね。なにしろキャリアがなく、コンセプトもふわふわだったので、まずは実践的にキャリアを積みつつ、自分の作品はどういうものなのかを深めていかないとなと思っていました。

んで、割と展示実績はつくれたし、作品のコンセプト部分も前よりはしっかりしてきて、次はこれをちゃんと売っていく、コレクションしてもらう、あるいは美術館などの展示企画に呼ばれる、などの展開に繋がってくれないとなと考えるようになりました。売れるのはもちろん収入になるし、いいとこでの企画展示に呼ばれる場合、それだけで報酬が出るからですね(さらに実績としても強い)。美術館の企画展の場合には、ふわっとすることはやっぱりないので、なんかしらのテーマをもってキュレーションされることになります。私の場合は、生命、科学、医療などがテーマの時に思い出してもらえる可能性が高い。あるいは、可能性があるなら、体験型の市民向けプログラム、みたいな時ですね。方向性として、これまでは「治療」「生命」あたりが強く、体験型インスタレーション的な部分を打ち出してた感じですが、もっと医療ってなんだろって部分を考えていきたいなと思っているところです。体験型のものっておもしろいんですが、すでにけっこうあるし、見栄えでの差別化が難しいからですね。医療でやっていく場合の弱点としては「作品の見栄えが医療医療してない」ってとこですね。たとえば、あいちトリエンナーレであった捨てられてあった吸い殻からDNA鑑定して本人の顔を3Dで再構築、とかは医療ではないけど、なんとなく「科学」ぽいです。そういう「ぽさ」があると、科学っぽい展示の時に思い出してもらいやすいですよね。単に医療器具を使うだけでそれっぽくは見えますが、それだと誰でもできてしまうし、なんかレディメイド的に科学っぽさをつくるのではなく、なんか違う方法での揺さぶり方を考えようと思ってるとこです。(レディメイドは気をつけないと「古びた」感がすぐ出ちゃう気がします。デジタル作品もまた。)

と、同時にもうちょっと作品を売ることを考えていこうかなと。みじんこショップで小品をよく出してますが、それというよりも、ギャラリー経由での販売の強化です。みじんこショップはアートファンが見てるわけではなく、たぶん私の知り合いくらいしか見てないので、アートを売るってもともと割と難しいんですね。

Ouma作品はこちらをチェック  ギャラリータグボートのOumaページ みじんこショップ

ギャラリー販売の時に考える私の作品の弱点としては「そのまま飾りにくい」なんですよね。板の作品が多いですが、置くだけになってしまうから、壁にかけたりができない。立てかけてある状態ってあんまりアート作品としてのありがたみがないというか、、失笑。買う側のことを考えるとしたら、キャンバスとか額装されてるとかのほうが助かるはずです。
んで、今回の展示、実はけっこうキャンバス作品をつくってるんですよね。あるいはフォトワークとか。帰国後にこのままタグボートさんで販売できそう、っていうことも考えていました。これまではレジデンスで材料費などの提供があっても、全部インスタレーションの制作費につっこんでたんですが、その一部を売りやすい作品づくりに使用した感じです。特に、Hongti Art Centerの展示のメインインスタレーションは、TEMIで買った紙代から出てるので、ほとんど追加購入していないんですよね。

しかし、無駄にかかってしまった経費もいっぱいあったりして。たとえば「量り」。もとは調剤薬局的な雰囲気を出したくて、天秤をオーダーしてたんですが、税関でストップして日本から輸入できず、韓国のちょっと高いやつを購入しようとしたら在庫切れで、急いで頼んだのがデジタルの2000円くらいの量りで。そんなに高くないんですが、その後は使わないし、実際にこれを使ってお菓子を計る人がほとんどいなさそうなので(そもそも気づいてなさそう)、果たして存在してるほどの効果があったのか、とか考えてしまうといらなかったような。。

ほかに、机の上に敷く布とか。机の長さを計らずにてきとうに多めで買っちゃったので、2メートルくらい無駄に余ってて。1500円くらいの余分なんですが、これもその後使うわけではないから、もうちょっとちゃんと計って買ってれば、その分、紙とかアクリル絵の具とか絶対使うやつを買えたんですよね。

あとは白衣。「診察室」というタイトルの体験型ワーク部屋ですが、自分のアトリエを使って展示してて、展示室からちょっと離れているので、たぶん気づかずに帰る人が多そうな。。人数がたくさん来るオープンスタジオの日は、このアトリエでワークショップをやっていたので、作品としては機能してなかったですし。必要ですが、せめて1着でよかったかなと。(今回は男性用と女性用を用意していた)

細かく考えると、1万円くらいは無駄に出費していて、買っちゃったものは割とその後使えないものが多いから、家に置いとくだけになっちゃうという沼状態で。ここら辺の経費をもうちょっとその後なにに役立つかを考えて買えばよかったなぁと反省しているんです。まぁでもそんなわけで今後はもうちょっと考えてお金使います、という話でした。

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みじんこは、コストがかかってるよ!ヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「高いよっ!」
「高いやつだよー」

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