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エストニアの小学校でアートプロジェクトSORA実施のご報告

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エストニアの小学校でアートプロジェクトSORA実施のご報告

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このプロジェクトのおかげで、現地の学校や施設、地元のイベントなんかに参加できるのは本当に楽しい。地元の人を説得し、プロジェクト開催しやすくなったのも、これまで参加してくれた人たちのおかげ。写真持ち歩いて各地で見せてますよ。今日はプロジェクトの様子と学校内の様子をご紹介。

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SORAプロジェクトとは?

世界中の人と一緒に巨大な1つのアート作品をつくろうというプロジェクトで、2013年にスタート。下絵の線画が描かれている紙に自由に絵を描いてもらい(下絵の線は無視しても良い)、あとで繋げると巨大な絵になるというもの。みんなで1つのものを仕上げるというアイデアはシュールレアリストたちの遊び「甘美な死骸」から踏襲。プロジェクトのスタートは「世界中の人たちを感動させる作品」ってなにか、っていう疑問から。素晴らしい作品、歴史に残る作品は数多くありますが、世界中の人「すべて」が感動するものってなくないですか?絶対誰かは「キライ―」って言うはずなんですよ。じゃあ世界中の人が感動するものが、そもそもこの世にあるのか。ある人とそう話していたら、その人が天を指さして「空だ」って言ったんですよね。自分や自分の身近な人が関わっている作品なら、多かれ少なかれ、ヒトの心の響くんじゃないか。このプロジェクトはすべての人が心動かされる空みたいな作品をつくることを目指しています。

と、同時に、現代アートとして「著作権」についての問題提起をしています。この作品、プロジェクト全体はOuma作品なんですよね。でも、各々の作品はみんな、「自分の作品」だと思っている。トップアーティストの多くはアシスタントを抱えて作品制作していますよね。でも、アシスタントは作者ではないし、アシさんたちもその認識はないはず。SORAプロジェクトはみなが、描いた部分を自分の作品だと言う。でも、全体はOuma作品なんです。返してほしいと言われた場合、その絵が本当にその人の作だと証明できるようなら、返却することも考えています。世界を生命として捉えた視点、個人を生命として捉えた視点。生命感が複層化していることを表しています。

活動経過はこちら  世界中の人とつくる1つのアート「SORAプロジェクト」

エストニアのことが伝わるように描いてほしいとお願いする

もともと、線画は書いてあるんですが、それ以外は自由に描いてもらっていたこのプロジェクト。しかし最近は「他の国に絵が運ばれた時に、この町のことが伝わるように描いてほしい」とお願いしています。私自身が次の町に行った時に、他の町のことを紹介しやすくなるというのもありますが、こう伝えることで「他の国のことを想像」してくれるかなと。「自分以外の存在を想像する」というのは、私が自作に取り込んでいることでもあるので。

2、3年生の13人が参加してくれました。

エストニア国旗を描いてくれた子もいたんですが、ほとんどの子は描き始めると「エストニアを紹介」のことなんて忘れて好きなものを描き始めw まあそーだよねw

終わった後は恒例の折り紙大会。サンプルで羽が動く鶴、カエルなんかを持っていったんですが、ジャンプした時の跳ねっぷりに女の子が「ぎゃー!!」って笑。リアル蛙が飛んだ時みたいな驚きようで楽しかったです。

参考リンク  Mooste Mõisakool(学校のホームページ)

まだ他に現地でプロジェクト開催できそうな感じで、いろいろ調整をお願いしているので、エストニアの方々にもっとエストニアのことを聞いてみたいと思ってますよ^^

合わせて読みたい  エストニアの小学生は日本に対してどんなイメージをもっているのか聞いてみた


みじんこは、エストニアの非公式親善大使だよ!ヽ(=´▽`=)ノ

みじんくん と みじこちゃん

「公式大使として声かかりたいよっ。」
「待ってるよー」

mijinconbi

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