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元GoogleエンジニアがAIを神とした宗教団体を創立~世界最高のアーティストはブッダ説

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元GoogleエンジニアがAIを神とした宗教団体を創立~世界最高のアーティストはブッダ説

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元Googleエンジニアの話は2017年の記事なのでちょっと古いですね。宗教というものにあんまりいいイメージがなかったのですが、獣医をやっていた時に、人には宗教のような「信仰」が必要なのだと実感しました。
今日は宗教とアートのお話。

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ヒトは神を創るのが割と好き

元Googleエンジニアがつくった宗教団体ではAIが神。AI神を創り出して社会を良くすることをミッションとしています。
調停のために巨神兵を創り出した人類(風の谷のナウシカ)
コンピューター神同士が争い合って世界を破滅させた火の鳥の世界。
人類は神あるいはネ申を創るのが好きなようです。
神っていうのは、ある種のエンタメなのかもしれないですね。ヒトが楽に活きるための。

参考リンク  神はAI? 元Googleエンジニアが宗教団体を創立

苦しみをやわらげる宗教効果

ちょうど先日まで滞在していた韓国南部では昔、新羅という国があり、仏教がうまいこと統治のために使われていました。新羅の王様は神の声が聴けるので、それに従うんだみんなーっていう仏教を布教したんですね。もう仏教どこいったみたいな捩じれっぷりですが。
各国の教会に見学に行くと、キリストを讃える歌が全力で歌われていたり、なんか洗脳じゃないのとハラハラすることもあるんですが。でも、私は獣医師という経験を通じて、人が宗教のような心のよりどころを必要とすることも理解できました。心理学の世界で、人が最も苦しいと感じるのは「死」だという話がありました。自分の死、最愛の人の死。病院はまさにそのような最苦に触れる場でもあるわけです。
そんな時に、○○すれば救われる、楽になるというハウツーがあれば、何かできることがある分、気持ちが落ち着けるはず。

癒しとしての宗教

2018年5月にはニューヨークのメトロポリタン美術館で「天国の身体:ファッションとカトリックのイマジネーション」という展覧会が開催されました。こちらは『メトロポリタン美術館が持つファッションと中世の美術品のコレクションとの対話を通して、現在まで続くファッションとカトリシズムの関わりを検証するという試み』だそうです。

突然ですが、死を表す色って何色に感じますか?
なんとなく喪服から「黒」がイメージに近い気がしますが、もともと日本では「白」が死のイメージだったんですね。明治以降、欧米の習慣に合わせてお葬式では黒を着るようになったのです。このように「死」にまつわる慣習は変われど、死を恐れる、死にまつわる心の苦痛から逃れるべく、埋葬法なり復活術、不死薬、天国や地獄、神などあらゆるものが生み出されました。ヒトの心の癒しとなるアートを制作テーマにもっている私としては、癒しとしての宗教の存在も無視できません。つまり、この世から「死」という概念自体をなくすことができれば、自分が目指すところは達成可能だということ。

参考リンク  今年のテーマは「カトリック」。 宗教とファッションを読み解く展覧会、メトロポリタン美術館で開幕 喪服といえば黒?昔の日本は白い喪服での葬列だった?

世界最高のアーティストはブッダ

私自身は、人類最高のアーティストはブッダだろうという考えをずっと持っています。現代アートが未来の常識であるなら、2000年の時を超えていまだに使われている概念を生み出したというのは、革命的なこと。ブッダを超えるアートを生み出すのは、もしかしたらAI神かもしれません。

合わせて読みたい  現代アートについて考える~初心者の第一歩から海外展開まで役立ち記事まとめ

 

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