マザーテレサが「愛の反対語は無視である」みたいなことを言ったとか言わないとかで、この言葉の引用はこれまであちこちで聞いてきました。んー、でも本当に愛の反対語って「無視」なのかなっていうのを考えてみましたよ。
※マザーテレサの言葉は正確には「愛の反対語は無関心である」だったみたいですね。ここではいったん、無視として考えを進めてみました。無関心についてはまた追って考えたいと思います。
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人を無視したことってないですか？
わたしはあります。すごくたくさん、あります。なんで無視するのか、一つには相手がキライで話したくないから。もう一つはこれ以上構うことで相手を傷つけたくないから。イライラしてくる自分を抑えられなくなりそうなら、距離を取るという意味で無視したほうがいいかもしれない。もう一つ、攻撃としての「無視」がありますね。全員でハブにするとかいうやつです。
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この三つの無視の姿を考えた時、一つ目は少なくとも自己防衛であるわけだから、自分への愛はあるわけですよ。二つ目の無視については、相手のことを思いやった上での無視なので、相手への愛があります。最後の、誰かを追い詰めるような無視についてはどうでしょうか。ここには愛情が一切なさそうですが、これも自己防衛のための無視の一種と考えることができるかなと（それが良いことだと言いたいわけではないですよ、念のため）
愛が敵をつくっていいのか
このね、「反対語」っていう単語が、「愛」という言葉と合わないと思うんですね。愛っていう素晴らしい言葉に「ダメ」認定された「無視」という言葉は、三番目の無視と同じ状態になってるんですよね。愛じゃないものとして攻撃される存在になっている。そういう攻撃が起こってる時点で、それはすでに「愛」じゃないですよね。
だからね、本当の愛っていうのは、対義語をもたないんです。「無視」のこともちゃんと愛せると思う、というおはなしでした。
と、同時に、影響力のある人の言葉って、割と脳死で信じてしまいやすいので、立ち止まって考えてみてもいいかなと思いました。信じるというのは自分の正義をもつことに等しく、正義はそこそこ攻撃力の高い武器になりえますからね。それでは^^
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みじんこは、愛だよ！ヽ(=´▽`=)ﾉ
みじんくん と みじこちゃん
「愛そのものだよっ。」
「無視しないでよー」
